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March 25, 2022
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カテゴリ:漫画・アニメ
みなさん、こんばんは。ウクライナのゼレンスキー大統領による国会での演説について、衆議院議員会館内の会議場とホールを利用して行われましたね。アニメ平家物語を見ました。

スタッフ
原作:古川日出男訳「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09 平家物語」河出書房新社刊
監督:山田尚子
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:高野文子
音楽:牛尾憲輔
アニメーション制作:サイエンスSARU
キャラクターデザイン:小島崇史
美術監督:久保友孝(でほぎゃらりー)
動画監督:今井翔太郎
色彩設計:橋本賢
撮影監督:出水田和人
編集:廣瀬清志
音響監督:木村絵理子
音響効果:倉橋裕宗(Otonarium)
歴史監修:佐多芳彦
琵琶監修:後藤幸浩

キャスト
悠木碧 櫻井孝宏 早見沙織 玄田哲章 千葉繁 井上喜久子 入野自由 小林由美子
岡本信彦 花江夏樹 村瀬歩 西山宏太朗 檜山修之 木村昴 宮崎遊 水瀬いのり
杉田智和 梶裕貴

#1 平家にあらざれば人にあらず
平安末期の京都。平家一門は、権力・武力・財力、あらゆる面で栄華を極めようとしていた。天皇をもしのぐ勢いで野心を募らせる父・平清盛を危うく感じる長男の重盛はある夜、邸内で琵琶法師の少女・びわと出会い、平家の滅亡を予言される。重盛とびわには、ともに見えないものが見える「目」を持つという共通点があった。

『平清盛』 ファンが泣いて喜ぶ禿ファーストシーン。面白い事大好きパパ清盛と面白くない(真面目)息子重盛。望まないものが見える者どうしびわと重盛。太鼓持ち時忠。優しく美しいお姫様時子。優しい長男維盛やんちゃ次男資盛。朝廷の威信失墜を嘆く後白河法皇と一言も発さないザ・妖艶丹後局。

#2 娑婆の栄華は夢のゆめ
資盛が天皇の摂政に無礼を働いて制裁を受け、それに清盛が報復したことで、平家に対する批判が噴出する。重盛は資盛を伊勢に謹慎させ、自身も職を辞することで少しでも批判を治めようとするが、それがおもしろくない清盛。そんな中、徳子が後白河法皇の息子・高倉天皇に入内することが決まる。

今様狂いを高倉帝にディスられるごっしー。滋子が参謀役みたいになってる「忠ならんとすれば孝ならず、孝ならんとすれば忠ならず」重盛。鳥に驚く維盛後の富士川の戦いの伏線。光源氏の御代から煩悩を逃れたい女性は仏門に。先を怖れながら「いつか」という先を表す言葉が好きなびわ。

#3 鹿ケ谷の陰謀
維盛・資盛・清経らとともに、厳島神社に赴くびわ。入内して6年になるが子を授かる気配のない徳子のために、一行は厳島神社に祈願の舞と祈祷を捧げる。一方、重盛は藤原氏と延暦寺のいさかい、これをもてあます後白河法皇に頭を悩ませていた。さらにその裏では、源氏の力を借りて平家を討つ密議が交わされようとしていた。

母と義父の子作り圧に耐えかねて小督のもとに通う高倉天皇と寂しく見送る徳子。鹿ケ谷の陰謀で話に登場し後ろ姿カットの佐殿 「鎌倉殿の13人」御輿振では平家の赤のみカラーで外はモノクロ。鎧姿の父の陣に朝廷に仕える服で単身赴く重盛の覚悟。「平清盛」でおなじみ双六頻繁に登場。

#4 無文の沙汰
待望の御子を授かったにもかかわらず、病床に臥せってしまった徳子。見舞いにきた重盛が片目で周囲を見ると、密議の陰謀で処分された者たちの怨霊が蠢いていた。恩赦によって流罪になった者たちが解放され、徳子の息子が無事産まれるが、平家の立場はいっそう難しいものとなっていた。

「遊びをせんとや生まれけむ」を朗詠し資盛とハイタッチするごっしー。運命の子安徳天皇誕生するも行く末は海の底に。弁慶かと思った春日大明神の化身が夢に現れる重盛。鳴弦祈祷と神仏に祈る風習が色濃く残る中世。菊池寛作品ではハッピー島ライフを送る俊寛だが本編では絶望す。

「無文の沙汰」は重盛が平家滅亡の夢を見て大臣葬の時に用いる無文の太刀を維盛に渡す巻第三「無文」より。重盛の命が尽きる時琵琶法師が涙を流し花がぽとりと落ちる。一人平家の成した過去の業を見続けさせられやっと死によって現世の苦しみから抜け出すことができた重盛。

#5 橋合戦
重盛の死を受け、「未来が見えても変えることはできない」と嘆くびわ。その左目は、いつの間にか重盛の目と同じ色になっていた。重盛に代わり弟の宗盛が平家の頭領になるが、後白河法皇は平家の勢力を削ごうと動き始める。これに反発した清盛は、三種の神器とともに幼い安徳天皇の即位を急ぐ。

治承三年の政変で幽閉されるごっしーそして 「ステキな金縛り」に。武勇代表知盛気はいいが軽口。女性キラーダンディな重衡は神仏を怖れるもこの後南都焼き討ちへ。鵺退治源三位頼政散る。徳子より平家物語のテーマ“赦し”。生き残った彼女が大原御幸で法皇を赦せるか。びわにも向けられる問。

#6 都遷り
平家への風当たりが強まるなか、京からの遷都が決まり、慌ただしく引っ越しの準備をする資盛・清経・びわ。たどり着いた福原の海岸で、兄弟たちはいとこ違いの敦盛と出会う。月を見ながら笛を吹き、束の間の交流を楽しむびわたちだったが、清盛の邸では物の怪による変事が相次いでいた。

「鎌倉殿の13人」よりまともだがやはり髑髏と院宣を疑う慎重派頼朝。徳子の今様引用にウキウキの裏でしっかり院宣を用意していたごっしー。石橋山の戦いから富士川の戦いまでスピーディ。士気を鼓舞するつもりが総大将のプレッシャーに苦しむ維盛を怖がらせてしまった斎藤別当。

物の怪を撃退した清盛の勇猛さ(目競)を誇る清経に対して「そういう噂が出るのは都遷りを皆が厭がっているから」と背景まで察する資盛。琵琶を聞きながら亡き重盛に思いを馳せる父の姿を垣間見せる清盛。戦に出る日を単純に喜んでいる敦盛と戦の恐ろしさを知ってしまった維盛。

「貴族と僧侶が思いのままに振る舞う世を終わらせ貿易によって国を豊かにする」福原で語られる実現し得なかった清盛のビジョン。今でこそ栄耀栄華を極め尚も執着する悪逆の極みとして憎まれる存在となっているが彼もまた世を変えたいという志を持った側の人間であったのだ。

「年号は平治なり、花洛は平安城なり、我らは平氏なれば、三事相応せり。敵を平らげん事、何の疑ひかあるべき。」平治の乱の勇ましい重盛への憧れを語る敦盛だからこそ一の谷で「まさなうも敵にうしろを見せさせ給ふものかな」と熊谷次郎直実に言われ取って返し死に向かうのだろうなぁ。

#7 清盛、死す
伊豆に流罪になっていた源頼朝が、遂に後白河法皇の院宣を受けて挙兵した。総大将に任命された維盛率いる平家の兵は富士川の戦いであえなく敗走し、いよいよ没落の色を濃くするのだった。年が明け、高倉上皇が危篤状態に陥る。清盛は徳子に今後の身の振り方を提案するが。

清盛の「後白河法皇の後宮に」の誘いをきっぱり断り決意を示すために出家を示唆する徳子。代わりとして入った厳島内侍の娘は御子姫君と呼ばれ入侍後間もなく没する。豪勢な入侍ながら寂しそうな姫君のもとを訪れる徳子に被さる法皇の言葉「お主はすでに無限の泥に絡みとられておる」

「この子を守って生きていく」そう願う徳子だが本当に安徳天皇を守りたいなら法皇の後宮に入るべきだった。「泥の中に咲く花」を目指す生き方は立派だが夫を亡くし後宮に入り前夫の子供達を次々と出世させ安徳天皇のライバル即位に関わる丹後局とは対照的に女政治家にはなれなかった徳子。

偶然が生んだ悪名高い南都焼討。仏罰を怖れ祈る重衡の反応が普通で面白がる清盛は冬なのに熱病で亡くなる。祖父と父を亡くし取り乱す維盛をたしなめ「北も東も西も皆源氏についた」からこそ優しい嘘でびわを安全に逃がそうとする資盛。時子の夢に出て清盛の死を語る牛頭馬頭と一瞬映る蓮の台。

きちんと髑髏 (「鎌倉殿の13人」 同時放送による相乗効果がたまらん) を供えている頼朝のカットの後「頼朝の首を我が墓前に」と遺言する清盛。書類がなかった時代首は「間違いなく敵を仕留めた証」である。ワンカットのみの朝日将軍木曽義仲。頼朝を殺さなかったつけがこの後平家に巡ってくる。

#8 都落ち
清盛の死を受けて動揺する一門を離れ、母探しの旅に出たびわは、各地で平家と源氏の戦の状況を耳にする。奮闘する知盛や重衡らを尻目に、頭領の宗盛は京で宴三昧の日々を送っていた。源氏側につく者が増えるなか、維盛は木曽義仲に大敗を喫し、引き返せないほど精神的に追い詰められていく。

平家物語 版ONEPIECE のような木曽義仲一行。正道ではなく自らがよく知る地での夜討ちというゲリラ戦法で平家7万を討ち果たす。都を焼いた平家の後に入京し征夷大将軍となるが彼もまた自らが指揮したわけではない法住寺殿襲撃により都を去る。「二人の将軍が並び立つ」ことを許さぬ頼朝。

墨俣川の戦いで負けた頼朝を叱咤激励する後の尼将軍政子。都で乱暴狼藉をはかる義仲の家来にはむかったびわを救うのは後ろ姿しか見せなかった静御前。元服しても宴より戦に興味がある敦盛。この後彼が直面する本物の戦が彼の終焉ともなる一の谷の戦い。維盛のように取り乱すかそれとも。

維盛が戦っているのに飲みニュケーションに夢中の宗盛。清盛重盛と比較され大抵無能扱いされる宗盛だが今回も安定の無能感。だが他の平家も平和ぼけで危機感共有ではどっこいどっこい。代わりに際立つ強き国母徳子「帝と三種の神器のおわす所が都」そして海の都にざっぱーん「平清盛」

びわの母を訪ねて三千里旅。琵琶法師の白き髪が源氏の白旗に変わるショット。高御座に座ることもおぼつかない幼帝は物の怪を怖がり母と一緒にいたいまだ子供。かつて清盛が精魂傾けた福原の都も灰燼に帰し平家の長い都落ちが始まる。更に平家を苦境に追い込む天才武将の登場は次回か。

#9 平家流るる
京を捨てて西に逃れる平家一門。入れ替わりで源氏の白旗がはためく京に戻ってきたびわは、静御前らとともに丹後をめざす。後白河法皇が後鳥羽天皇を擁し、かつて重盛に仕えていた者たちも次々と源氏側に寝返っていく。福原を落ち、大宰府からも拒否され、疲弊しながら歩き続ける一門は、とうとう海まで追いやられる。

静御前に「いいね」されるびわ。母との再会を果たすが「関わらせてしまった」と悔いた重盛の言葉をなぞるように平家の行く末を見届ける道を選ぶ。後の悲劇を毛ほども感じさせない明るい静のパートナーは平家討伐真っ最中。あっという間に凋落した朝日将軍義仲も都に運命を狂わされた一人。

「討った方がいいかな?」(そういえば鎌倉殿の13人 で「ちょっといいかな?」と言ってたよね頼朝)総大将としての威厳がない頼朝をたきつける尼将軍政子。後に彼女たち北条家をおいつめる後鳥羽天皇即位。誰もが欲しがる院宣の使いどころを見極める今様三昧だけではないごっしー。

冷徹に平家追討の任務をこなす天才武将義経。鵯越の逆落としで平家軍を一気に奈落へ突き落とす。声のトーンも低めで感情を持たないような彼がやがてあの呑気な頼朝と対立するとは想像しがたい。どんな奇想天外なアイデアでも受け入れてくれる頼もしき弁慶。

「誠実さや実直さや恩義といったものは」「吾ら平家にそれがあったと?」絶望して入水した
清経の笛を取りに戻り逃げ遅れて熊谷直実に討たれる敦盛。直実が敦盛の父に渡したとされる笛は清経のものという設定。討つ側も討たれる側も涙の名場面。そして平家はラストステージ海の都へ。

#10 壇ノ浦
旅のすえに母と再会したびわは、改めて自分も平家の行く末を見守り、祈り続けることを決意し一門に戻る。しかし、清経の入水に続き敦盛が一ノ谷の戦いで戦死、捕らえられた重衡は鎌倉に送られ、平家はひとりまたひとりと欠けてゆくのだった。苦しみに耐えかねた維盛は出家を決意し、最後にびわと短い会話をかわす。

都焼討の首謀者として捕らえられた重衡。「終わるのだ平家は 終わらぬよう手を打たねば」焦る平家を尻目に総大将としてごっしーの覚え目出度き麗しの貴公子義経は静御前と出会いフォーリンラブ。優雅に使う扇の陰でにやりと微笑むごっしーは既に義経を篭絡し操らんとする大天狗の片鱗が。

「鎌倉殿の13人 」に負けていないこちらもダーク義経。三種の神器と帝さえ頂ければ平家を救う事に満更ではなかった鎌倉殿だが政子の方が頼朝を引き合いに出して平家殲滅を熱心に説く。しかし実際源氏を滅ぼすのは平家ではなかった。仲良く滅びる平家と喧嘩して殺し合う源氏。

戦と平家一門から逃げ俗世を捨てても「戦に出るのも逃げるのも怯えるのも終わりにしたい」尚水中に身を投じる維盛。「ここに戦いあそこに戦い人を滅ぼし我が身ばかりを助けようとした報い」と潔く死を迎える重衡。死に場所は違っても彼等は皆の待つ海の都にたどり着いたのだろうか。

「自分を脅かす者をそうそう許す方ではない」徳子の見立て通り何度出しても炊きつけにされる平家の院への嘆願書。「帝だけは絶対に守ります」「帝のおられる所が都となるのですから」二位の尼と徳子の強すぎる帝への思いが幼き子を海へと連れてゆく。

#11 諸行無常
年が明けて季節は冬から春へ。決戦は屋島の戦いから壇ノ浦へと向かう。追ってきたのは源氏の若き総大将・義経。激しいうず潮に源平の舟が入り乱れるなか、イルカの大群が押し寄せ、遂に風向きが変わる。平氏の敗北と滅亡が垣間見えるなか、みなを勇気づけ闘う宗盛と知盛。三種の神器とともに帝の手を取る時子。びわはそのすべてを目に焼き付けようとしていた。

「鎌倉殿の13人」 より10倍怖い北条政子。三種の神器譲に拘るごっしーと頼朝二人が平家助命に傾く中で頑なに一族滅亡を主張。「もずは可愛らしい鳥ですが獲物を枝に突き刺すとか 源氏の兵も今頃平氏の兵を同じ目に遭わせておりましょうな」春に散る桜の花びらは壇ノ浦に散る平家一門の命。

かわいい生き物イルカが源平の戦いの行方を占う?最初優勢だった平家が、風向きが変わり劣勢に立たされる瞬間を、イルカの群れが一斉に平家に向かってくる様と旗が逆を向く様子で生き生きと鮮やかに描く。「漕ぎ手を射る」という天才武将義経の奇策も功を奏し平家滅びの時が近づく。

「平清盛」 でも印象的だった安徳帝と二位尼入水。戦況を聞いた知盛が一瞬視線を逸らした事で平家の運命を悟り墨染の衣になり「参りましょう極楽浄土という美しい所へ 海の下にも都のさぶろうぞ」名文句と共に6歳の生涯を閉じる帝。「見るべきほどのことは見つ」歌舞伎で有名な碇知盛。​

資盛にもまた最期の時が。息子と母が目の前で海に身を投じるのを見ていた徳子も続くがびわの編んだ髪が引き上げられごっしーとの大原御幸へ。「人の世にある苦しみを全て自分の事として一つとしてわからぬ苦しみはございません」栄耀栄華を手にし全てを失った徳子が最後に至った境地。

源平合戦が終わり憑き物が落ちたようなごっしー一度は夫婦話もあった徳子に尋ねる「どうすれば憎しみを越えることができるのかのう」「ただ祈る 愛する者を想いその冥福を祈る」別の場面で徳子が告げていた「赦す」と「祈り」は平家物語に込められた鎮魂の思いであり物語を貫くテーマである。


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最終更新日  August 10, 2022 08:15:27 AM
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