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みなさんこんばんは。英エリザベス女王の国葬が首都ロンドンのウェストミンスター寺院で行われ、天皇皇后両陛下はじめ各国の要人が参列しました。女王のひつぎは、夫フィリップ殿下も眠るウィンザー城に埋葬されました。今日から2日間フォードに関係する作品を紹介します。まずは映画です。

映画​フォードVSフェラーリ​を見ました。

フォードVSフェラーリ​
Ford v. Ferrari

出演
キャスト
マット・デイモン　クリスチャン･ベール　 ジョン・バーンサル　 カトリーナ･バルフ
トレイシー･レッツ　ジョシュ･ルーカス

監督
ジェームズ・マンゴールド

音楽
マルコ・ベルトラミ

第92回アカデミー賞(R)2部門（編集賞・音響編集賞）受賞

ル・マンでの勝利を目指すフォード・モーター社から依頼を受けた、元レーサーのカーデザイナー、キャロル・シェルビーは、常勝チームのフェラーリ社に勝つため、フェラーリを超える新しい車の開発と優秀なドライバーの獲得を必要としていた。シェルビーは、破天荒なイギリス人レーサーのケン・マイルズに目をつけ、一部上層部からの反発を受けながらもマイルズをチームに引き入れる。限られた資金と時間の中、シェルビーとマイルズは力を合わせて数々の困難を乗り越えていくが。

　シェルビーをデイモン、マイルズをベールがそれぞれ演じる。マット・デイモンとクリスチャン・ベールが初共演でダブル主演を務め、1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描く。マット・デイモンがこの仕事を受けた一番の理由はクリスチャン・ベールとの共演だったとか。『太陽の帝国』の可愛らしい少年が今ではすっかり肉体改造も辞さない俳優になっていてびっくり。今回クリスチャン・ベールは前に撮影していた『バイス』で増量した分、撮影が始まる前に70ポンド減量する必要があった。単に食べないだけの減量で約7か月かかったとか。いやストイックですね。その甲斐あって今回も日本風に言わせれば“ぼろは着てても心は錦”風の頑固な職人魂の体現者になりきってました。

　3度目の挑戦となる1966年のル・マンでフォードのマシンは弱点を潰したため重量が増えて燃費が悪く、燃料補給のためのピットインをフェラーリよりも頻繁にしなければならなかった。つまり完璧ではなかったが、フェラーリは運が悪く接触事故やトランスミッションのトラブルに見舞われて自滅。フォードは3台ゴールとなるが走行距離の長い2号車が優勝。商業主義のアメリカ人の中で誇り高いイギリス人らしさを捨てきれないマイルズ。彼を理解するが故に苦労するシェルビー。会社で比べると断然フォードよりフェラーリの方が商業主義に染まってなくて良いのだけれど。

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