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みなさんこんばんは。沖縄返還巡る日米「密約」報道で知られる元毎日新聞記者西山太吉さんが亡くなりましたね。今日から3日間動物パニックものを紹介します。

bTVムービーアナコンダ3を見ました。

アナコンダ3
Anaconda 3: Offspring

出演
デビッド・ハッセルホフ　ジョン・リス・ディヴィス　クリスタル・アレン

　前作パート2でブラッドオーキッドの花を探していた製薬会社ウェクセル・ホールの秘密ラボからスタートする。金儲け主義の社長の下で働く科学者たちは、万病に効く薬の副作用の原因究明に追われていた。しかしこの薬は蛇には副作用が何故か出ないという。そのための人工蛇生成が必要だったのだ。密林の中にある秘密施設で、優秀な女性科学者のアマンダは2匹の巨大蛇の実験を行っていた。しかし、投資家が実験を急がせたために、巨大蛇は檻を突き破って逃走。産卵の準備で凶暴化し、空腹のため街を目指して猛進する2匹を捕獲しようと、アマンダは蛇ハンターのハーマットらと共に追跡を開始する。しかしハーマットは蛇を捕えて売り飛ばそうと考えていた。

　　アナコンダはジョーズ同様全身を見せない。研究室の中でも一部がうねってるのを見るだけ。つまりそもそも研究室が狭いのだ。全体が見える研究室を作っておけば、人間が制御できないボリュームになってることが、研究段階でもわかっただろうし、その場で危険性が察知できただろう。全体が大きいため人間視点ではアナコンダの全身を写せない。あくまでチラ見せ＝一部を見せることで「一部だけでもこんなに大きい」ことを示し、視聴者の想像力を喚起する。

　前2作とは異なり、今度のアナコンダは人造である。つまり万能薬、それも富豪の病を治すためだけの薬の副作用をなくす目的で作られた。そのために周囲の人々が狂暴な蛇にばんばん殺されていく救いのない物語。他の副作用がない動物とか発想の転換を考えればそもそも起こらなかった話なのでは。

　どう考えてもあの巨大蛇に銃をばんばん撃とうと、どれだけ凄腕ハンターだろうと殺せる気がしない。だってそもそも人間が創り出した地球上にいない生物だから。パターンがわかっているからもうこの作品だけでいいよと思っているが、なぜか姑息な生き残りを作って次作につないだ。そのためにあの人を生かしておいたのか。
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