【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

カレンダー

コメント新着

お気に入りブログ

アイアンマン New! ジャスティン・ヒーハーフーさん

3日目(沖縄友人旅20… ちーこ♪3510さん

絶賛、大豆の収穫中(… 天野北斗さん

憂きも一時 小烏丸の”てる”さん
いもたこなんきん クロ麻呂さん

プロフィール

hoshiochi

hoshiochi

キーワードサーチ

▼キーワード検索

全て | 料理&お菓子&旅&演劇&その他2 | フランス映画 | 韓国ドラマ・赤と黒(ナップンナムジャ) | その他の地域の映画&ドラマ | アメリカ映画 | 韓国映画 | 真田広之 | 韓国ドラマ | アメリカドラマ | その他のジャンルの日本の小説 | 日本のミステリー小説 | イギリスドラマ | よしながふみ漫画&ドラマ&映画大奥 | 漫画・アニメ | 日本ドラマ | 中国&台湾映画 | 日本の作家が書いた歴史小説 | 海外のノンフィクション・エッセイ・その他のジャンル | 東欧・ロシア映画 | イギリス&アイルランド映画 | オランダ映画&オランダドラマ | 北欧映画 | その他のジャンルの海外小説 | 日本の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説 | 日本作家によるノンフィクション&エッセイ・その他のジャンル | 日本映画 | 海外の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説 | カナダの映画&ドラマ | ドイツ映画&ドイツドラマ | 日本のファンタジー小説 | 海外のミステリー&ファンタジー小説 | 堺雅人 | 日本ドラマ:歴史ドラマ&時代劇 | 三浦しをん:まほろ駅前シリーズ | 山田風太郎 | 香川照之 | 松山ケンイチ | 海外の作家が書いた歴史小説 | ジェイク・ギレンホール | イギリスドラマ:SHERLOCK | 塩野七生 | 吉田鋼太郎 | イタリア映画&イタリアドラマ | ローズマリー・サトクリフ | 大杉蓮 | ベネディクト・カンバーバッチ | インド映画 | 長谷川博己 | 内野聖陽 | 林遣都 | ムロツヨシ | ジョシュ・オコナ― | 井浦新 | 菅田将暉 | ディーン・フジオカ | 台湾ドラマ&中国ドラマ
June 18, 2024
XML
みなさんこんばんは。アメリカ音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞をこれまでに10回、受賞した人気歌手のジャスティン・ティンバーレイク容疑者がアメリカ東部ニューヨーク州で酒気帯び運転の疑いで逮捕されたと、現地のメディアが伝えました。
今日は有名な児童小説の作家の人生について綴ったノンフィクションを紹介します。

秘密の花園の向こうへ: フランシス・ホジソン・バーネットの生涯
Beyond The Secret Garden
アン・スウェイト
国書刊行会

『消えた王子』のみ、残念だが今も未見だが、『小公子』『小公女』「秘密の花園』日本人なら、子供の頃、どれか一つを読んだことがあるだろう。自身も全て読んだし、アニメも見た。『小公女』は学園きってのお嬢様として迎えられたセーラ(セアラ)・クルーが、突如訪れた父親の死によって召使の身に落とされる。『小公子』は、両親の望まぬ結婚のせいで長らく疎遠だったフォントルロイが、頑なな祖父の心を溶かしていく。イギリス植民地時代のインド。官吏の一人娘メアリー・レノックスは、仕事人間の父と遊び惚ける母に放任され、我儘で気難しく、孤独な少女に育つ。そんなある日、悪性のコレラの流行により両親や使用人たちが急逝、父の同僚に発見されたメアリーは、イギリスのヨークシャーに住む、血の繋がらないメアリーの父方の伯母の夫である伯父・クレイブンに引き取られる。彼女の世話役のマーサやその弟で牧童のディコン とも親しくなり、少々お転婆ながら明朗で行動力のある娘に変わっていく。閉じられた花園をよみがえらせようと計画し始めた頃、クレイヴン叔父の息子で、存在が隠されていた従兄コリンと出会う。『秘密の花園』だけ前2作とストーリーや主人公のキャラクターが異なっているのは、作成時期の違いか。

 バーネット自身も幼い頃貧困のどん底にあり、一族を引き上げたのは、彼女の文才だった。医者のスワン・バーネットとワシントンD.C.で結婚した彼女は、とくに名医でもなくスワンをパリに留学させるために、出版社と一か月に二本の作品を書く契約をした。長男ライオネとヴィヴィアンの二人の男の子をもうける。小公子フォントルロイのモデルとされたのは、次男ヴィヴィアンだ。ヴィヴィアンの髪型を元にした主人公のロングカールの髪型と、オスカー・ワイルドの正装を元にしたレースの襟がついたベルベットのスーツ、通称フォントルロイ・スーツが大流行した。ヴィヴィアンは死ぬまでフォントルロイと同一視され、苦しめられた。

 また、彼女も『小公子』の母ディアレストにはなれなかった。ヴィヴィアンと離れ、再婚相手となるイギリス人の医師兼俳優スティーヴンと恋に落ち、再婚。スティーヴンは医師業よりも売れない俳優業に精を出す。しかし全く才能が認められず、バーネットにおんぶにだっこのだめんず。挙句の果てに破局を迎える。今よりも社会のサポートシステムが機能していない当時、母であり職業作家であることを両立させるのは、大変難しかった。


秘密の花園の向こうへ フランシス・ホジソン・バーネットの生涯 [ アン・スウェイト ]​​楽天ブックス






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  June 20, 2024 05:19:57 AM
コメント(0) | コメントを書く
[海外のノンフィクション・エッセイ・その他のジャンル] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.