先入観が入るといけないので、いつも書いてから引用文を読むようにしていますが、それにしてもこの「ゆびきりげんまん」という題目は思いつかなかったです。
写真をじっくり見ると分かりますが、これはどうやって石をはめ込んだのかがよく分からない知恵の輪のようなもの。それを考える作品かな?と思っていましたが、さにあらず。
もうこれは引用文章を読んでください。かなり奥が深いです
以下全文引用
■その103:ゆびきりげんまん
コアシティ立川南側のギャラリーロードに、石彫の作品があります。2本の隣接する石が、頂部の輪でつながっています。
この作品は、オランダ出身、ペルーを経て、現在はニューヨークに暮らす彫刻家のリカ・ムータルさんによるものです。「地中から世界へ」という題のこの作品は、車止めを兼ねています。使われた石は、ムータルさんが住んでいたペルーの御影石です。作品は、頂部の輪の部分を彫り、その後石を割ってふたつの石がつながったように見せるという、大変デリケートな手法で作られました。
目立たない作品ながら、トリックが面白く、また分割と統一というテーマが感じられる作品です。頂部の輪の部分は、何だかゆびきりをしているようにも見えます。
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