●ファーレ立川 No.023 宝探し●
ファーレ立川アート作品の第103回目掲載です。紹介文中にある『洞窟の中で海賊の宝箱を見つけたような気分になります』は言い得て妙な表現だと思うが、この作品で思わず目を見張ってしまったのは写真005,006,007で見られる小さな突起物。作品自体に機微を与えているが、一体どのようにして作っているのだろうとしばし考えたがよく分からなかったのだ。釘にしては細すぎるし、接着で貼っているようにも見えない。壁にのめり込んでいるようにも見えるので後付けなのだろうが、それにしてもこれはちょっと不思議だ。ツヤのある金属プレートで製作しているとのことだが、最初見たときには陶板かと思ってしまった。以下全文引用ファーレイーストビルの南側、ペデストリアンデッキの下に給油口があります。アメリカのトニー・バーラントさんは、金属プレートのコラージュ作品を、この給油口を囲む壁面に作り上げました。コラージュは、一口では説明のしにくい複雑な風景のようなものに仕上がっています。これはおそらくバーラントさんの心の中の風景なのでしょう。明るい色の、つやのある金属プレートを使って作られているため、カラッとした印象が作品にはあります。騙し絵的なしかけもあり(本物の給油口のふたが絵の中の箱の面のひとつになっていたり、金属プレートの材料になった空き缶に描かれていた模様をそのまま絵の一部に使ったりしている)、ゆかいな作品になっています。この場所はビルとビルの谷間で、さらに上にペデストリアンデッキがあって陽射しをさえぎっているため、昼でも比較的薄暗いところです。バーラントさんは、あえてこの薄暗い場所を選んで自分の作品を設置しました。この作品を見つけると、洞窟の中で海賊の宝箱を見つけたような気分になります。バーラントさんはアメリカ先住民の刺繍の収集家・研究家でもあります。この場所を先住民の洞窟にわき出ている聖なる泉ととらえてバーラントさんは作品を作ったのでした。Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック関連記事■ファーレ立川とは■ファーレ立川アート作品■No.023 宝探し■過去に掲載したファーレ立川の作品集はこちらから「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。