ファーレ立川アート作品の第37回目掲載です。
最初見たときのそれぞれ男性の厳粛な顔つきがとても印象深く、今にも動き出しそうなリアリティを感じてしまった。ひょっとしたらこれから荘厳な儀式に臨む前の男性諸氏の一画面を作品にしたもの?と考えたが引用文を見て納得。
生前の一番カッコイイ姿をそのまま再現し墓に置く習慣は日本にないだけに、とても新鮮に感じる。実物も見ればさらに圧倒的な存在感を感じるかもしれない。
以下全文引用
立川TMビルの北側、地下駐車場への車路の横あたりに、14体の人物像が置かれています。これは、ナイジェリアのサンデー・ジャック・アクパンさんの作品です。
アクパンさんの住むナイジェリアのイビビオ族の村では、生前の自分の一番かっこいい姿の等身大のセメント像をお墓に置く習俗があります。アクパンさんはもともとこのセメント像を作る職人でした。アクパンさんの優れた描写力がアーティストとして認められ、イギリスのキュレーターの紹介などによってアクパンさんは国際的に評価される彫刻家として知られるようになったのです。
今回、アクパンさんは、ナイジェリアの首長の像14体をここに設置しました。この作品はファーレ立川の名物で、ここで記念写真を撮る人が多くいます。ただ、「顔出し看板」よろしく、作品の中に入り込んで写真を撮ってもらうのはお薦めできないマナーですので、ご遠慮ください。
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