ファーレ立川アート作品の第41回目掲載です。
少し色褪せた支柱は、構造上の理由から他の丸柱とは形状が異なりますが、これには深い理由があったようです。詳細は引用記事を読んでください。
以下全文引用
ファーレ立川内のペデストリアンデッキの支柱は、基本的に円柱形になるように設計されていますが、立川TMビルの北側の地下駐車場入口の左側にある支柱は、構造上の事情で円柱形にすることができなくなりました。一本だけ異なった支柱を使わざるを得なかったために、この空間は中途半端になってしまったのですが、ここをよみがえらせるために市橋太郎さんという画家が筆をふるいました。
市橋さんは、「作られた完全さはある真実、事実を消す」という主張のもとに、変形キャンバスを用いた制作活動を行なってきました。つまり、この場所自体が市橋さんの制作コンセプトのようなものだったのです。市橋さんは、イレギュラーな支柱を変形キャンバスとして作品を作り上げました。青く塗られた支柱は、「94-82」というタイトルのアート作品となってよみがえりました。
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