ファーレ立川アート作品の第59回目掲載です。
遠目に見るとスターウォーズにでも出てきそうな宇宙人らしきルックスがとてもユニークで、思わずついついと見とれてしまう。作者自身の狙いもそこにあるようで、人が彫刻を見ると同時に彫刻が人を見る仕掛けにもなっているらしい。こうなってくると試してみたいのは路上駐車。この目の前に止めたときに一体どのようは表情が写るのか?ちょっと試してみたい感じがしてきたが?
以下全文引用
コアシティ立川南側のギャラリーロードに、鏡の作品が置かれています。ステンレスの鋳造による偏平な胸像で、顔の部分が丸い鏡になっているのです。
これは陰里寿朗(かげさと・じゅろう)さんの車止めです。道を歩いていると、自分の姿が映るので、おや、何だろうと思ってつい見てしまいます。この作品は、街の中を急いで行く人達に、ひととき自分を見つめさせます。つまり人が彫刻を見るだけでなく、彫刻も人を見ているのです。
鏡のついた顔は車道側にもあり、こちらは若干うつ向いた形になっています。作者によると、この鏡は違法駐車した人達が自分の顔を見てしまう位置にあるそうで、なかなかユーモアのある仕掛けです。
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