ファーレ立川アート作品の第61回目掲載です。
2008-06-28-t102-001.jpgを見ると過去に掲載した車止めが一発で分かるが、こうして見るとどれもこれも個性的な作品となっており、車止めとは言いながらも作者に強い主張が感じられておりとても面白い。こんなにいろいろな車止めが一挙に見られるのはここ立川だけかもしれない。
さて今回掲載した『最後の買い物』は見る角度によって様々な表情を見せるため、また作者もそれを想起しながら製作したのだろう。一体これは何なの?と思ってしまうのだ。解説文を読みながら写真を改めてみるといいかもしれない。
以下全文引用
コアシティ立川南側のギャラリーロードに、銀と赤の組み合わせが印象的な作品があります。これは植村公雄さんによる車止めです。この作品の形態は単純でありながらどこかユーモラスな表情をもって見る人にうったえかけてきます。その理由は、おそらく、それらの形が雲や山や川の記憶から導きだされたことによるものなのでしょう。特にこの作品においては雲の要素が取り入れられ、見る人をなごませます。
また、この作品はどこか人物を思わせるプロポーションで作られています。それも何となくユーモアを感じる原因でしょう。どことなく、赤いローブをはおって銀の冠をかぶった王様のようにも見えると思うのですが、いかがでしょう。
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