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テーマ:デザインコラム(294)
カテゴリ:┣ ■サイン-自立■
一枚の板に丸い穴をたくさん開けた仕上げをパンチング加工と呼ぶが、サインの素材として使われることはあまり多くない。 左欄外のカテゴリー■サイン-自立■をクリックすると、自立サインの写真がずらりと勢揃いするが、過去に掲載した中でも目についたのはこれぐらい。 2007年04月24日に掲載した"お洒落な自立サイン" もともと自立サインそのものは正面入口とか主要入口の脇に設置されるため、どうしても格調の高いもの、あるいは重厚感のあるものが求められるためだろう。ワンポイントとしてパンチング加工を用いるのならまだしも全面に多用すると金属製品の持つ重みが失われてしまうから、パンチング製品は少ないとも考えられる。だから逆に言うとパンチング製品を利用した自立サインはとても貴重なのだ。ましてそのパンチング面積が全体の半分を超えているともなると、かなり野心的な試みと言えるのかもしれない。 さて本日ここに掲載したのはの豊洲センタービルの自立サイン。三分割の左右はパンチング仕上げとし、中央のビル名称部分は穴開け無しで仕上げている製品だ。もしこれがパンチング無しの仕上げだとすると、かえって重々しくなる気がしないでもない。微妙はバランスの上に成立している作品だが、個人的には素晴らしい仕上がりだと思う。既成概念にとらわれず、半円形を採用することで柔らかさも併せ持つ自立サインには思わず拍手したいぐらい。 この周辺の写真がご覧になりたい方は地図をクリック
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Last updated
2008年07月03日 19時12分17秒
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