ファーレ立川アート作品の第86回目掲載です。
都会ではあまり見られぬモノが据え置かれていると、その街の雰囲気が柔らかいものに見えるし、視覚的に潤いを感じることがままある。この木製と思われたベンチも実はブロンズ製だが、あるだけでその場の雰囲気が和らいでくるのだ。見ると木の断面にはなにやら意味ありげな文字が彫り込まれている。詳細は解説文を読んでください。
以下全文引用
立川ビジネスセンタービルの南側に木が倒れています。ごろんとした感じが妙にユーモラスです。もちろんこれは本物の木ではなく、ブロンズで非常にリアルに作られた彫刻です。主に鉄を使って仕事をしている彫刻家・西雅秋さんがこの彫刻を制作しました。題名は「遡する大木」といいます。木の切られた断面には、人間の五感(視・聴・触・嗅・味)と「第六感」を示す文字が刻まれています。この木は、道という川を流れていく流木のようにも見えます。この作品は車止め兼ベンチとして設置されました。
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