天空から差し込まれる陽光により様々な表情の変化を見せる神秘的な石のように感じたが、公式ページではなんと子供達が無邪気に穴に入り込んで遊んでいる様子が映し出される。こんな事だったら、多少なりとも身を乗り出して穴に潜んでいる御利益にでも預かりたい気がするが、鎮座している大理石周囲には静謐な空気が漂うことからもおいそれと簡単に入り込むわけにはいかない。
石については門外漢である故に見識はあまりないが、内側まで丁寧に磨き込まれた完成度の高さにビックリしてしまった。2007年03月15日に紹介した『表参道の散策-その13』も凄かった。
作者名 安田侃
作品名 意心帰
製作年 2006
素材 白大理石
サイズ H1840 x W3220 x D2510mm 18.5t
作品解説
数十億年という時を経て作られた大理石は、この地球の一部です。その白い石『意心帰』を地下に戻しました。石に彫られた穴に身を沈めると地球の一部になり、静かな太古の声なき声が石から聞こえてきます。地上より太陽の光が差し込む時、その石は初めて光を視るように白い石の粒子は美しく息づきます。『意心帰』と地上の『妙夢』が共鳴し、空間全体が優しいヒューマンな場になることを願っています。
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