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テーマ:ちょっと、お出かけ。(2327)
カテゴリ:┣ ●立川の散策●
ファーレ立川アート作品の第90回目掲載です。 解説文を読まないとなかなか理解しにくい作品ではあるが、立川の駅前から少し離れたこの場所は人通りも少ないこともあり、休日の昼間散策するにはちょうど良い。平日歩いていると、仕事に追われているせいもありなかなか車止めにまで気が回らないのだ。事前にGoogleマップストリートビューで通りの雰囲気を確認し、ふだん見落としがちな車止めアート作品を楽しむのも一興かもしれない。 以下全文引用 コアシティ立川と立川ビジネスセンタービルのあいだの道の両側には、車止めを兼ねたアート作品が集中しておかれています。そのため、このあたりは「ギャラリーロード」の通称で呼ばれています。その立川ビジネスセンター側のギャラリーロードの東端に灰色の石の柱があります。柱自体はノミの跡も残る荒々しい外観の作りになっていますが、ところどころに正確な形の窓・球体・洗濯板状のぎざぎざした形などが付けられています。頂部には丸い石が載っており、なんとなく漬物石を連想してしまいます。 これはウルグアイ出身で現在はニューヨークとイタリアを活動の拠点にしている石彫家、ゴンサロ・フォンセカさんの作品「ベマ」です。作品に使われた石はイタリア産のもので、自然のままの形の、ところどころに人工的な形を彫りこんだこの作品は、自然と文明の関係について暗示しているようです。 この作品はかつては道の反対側、コアシティ立川の方に設置されていましたが、交差点に接近しすぎているということで現在の立川ビジネスセンタービル北側に移設されました(写真は初期の設置当時のものです)。ファーレ立川に置かれているアート作品は、このように事情によって移設されることがあります。また、非常時には取り外すことを前提に作られた作品もあります。 Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック 関連記事 ■ファーレ立川とは ■ファーレ立川アート作品 ■No.092 石が放つ光 ■過去に掲載したファーレ立川の作品集はこちらから
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