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テーマ:ちょっと、お出かけ。(2327)
カテゴリ:┣ ●立川の散策●
ファーレ立川アート作品の第96回目掲載です。 解説文を読む前に最初この写真を見たときには訝しげに思ったものだ。屋外階段の上層部分にぽつねんと設置された壁面サインは一体どんな意味があるのだろうと。我々の感覚からすれば絶好の広告スペース。最上部から下部まで少なくとも3台、4台の壁面サインを設置することは充分にに可能なのに。 それにしても広告スペースなのになぜ何も表示されていないだろう。ストリートビューで遠方から眺めて見ると、視認性よろしく右壁面に設置された『No.079 街の目印』とともにいやでも目立つ存在だ。ふと拡大写真を見ると左中央に鳥が大空に羽ばたいているかのような姿図が見えるがこれが本来の姿なのか、それとも別の意図があるのか?慌てて解説文を読んで納得したが、さすがにこれを理解するのはかなり難しい。 2008年11月14日に掲載した『ファーレ立川 No.079 街の目印』 以下全文引用 シネマシティの東壁面の非常階段に、曇り空を一羽の鳥が飛んでいる写真の看板がかかっています。これは、キューバ出身でアメリカで活動したフェリックス・ゴンザレス=トレスさん(1996年没)の作品です。誰もが目にしたことがありしかもとりたててどうということもない風景をビルボードにして大衆の前にさらし、それを見るものにとっては逆にプライベートなことに思いを向けさせる、そういった機能がこのトレスさんの作品にはあるような気がします。この作品の隠されたテーマは、「永遠の時の流れ」です。 この作品は色がかなり地味であるうえに、目の高さよりかなり上の方に掲げられているため、大きな作品でありながら歩行者にはちょっと気がつきにくくなっているようです。しかし、シネマシティや立川TMビルの駐車場を利用しようと車で街に入ってくる人にとっては、この作品は真っ先に目に飛び込んできて、街に来た自分を迎えてくれるように感じられることでしょう。 Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック 関連記事 ■ファーレ立川とは ■ファーレ立川アート作品 ■No.088 ただそれだけの景色 ■過去に掲載したファーレ立川の作品集はこちらから
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