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テーマ:ちょっと、お出かけ。(2325)
カテゴリ:┣ ●立川の散策●
ファーレ立川アート作品の第107回目掲載です。 歩道側から斜めの角度で見ると人間の指を突き出した車止め作品かと思いきやさにあらず。腰かけにしては座り心地が悪そうだと思って解説文を読んだら、鉄というともすれば冷たく捉えられがちな素材を温かく思わせる作品らしい。拡大写真を見ると様々な加工と塗装が組み合わされており、その制作過程をちょっと覗いてみたいぐらいに特殊な仕上がりをしている。目の付かないところに一本だけ隠された棒の意味がちょっと気になる。 以下全文引用 立川ビジネスセンタービルの東南側に鉄でできた車止めがあります。これは韓国の彫刻家、沈文燮(シム・ムン・サップ)さんの作品「開く」です。 沈さんの作品には「うち捨てられた建物」のようなおもむきがあり、それは人間のぬくもりを感じさせます。コンセプト(感情や感覚など)は素材自体に蓄積されていると沈さんは考え、それを具現化させようという製作活動をしています。沈さんは、ファーレ立川においては、鉄を用いながら普段自分が主に使っている素材であるところの木の温かさをだそうとしました。もちろんそれは、鉄に蓄積されたコンセプトや鉄の持つ温かさも同時に引き出してくる作業になります。ファーレ立川の作品は、車止めという条件が課されているために比較的狭い幅で作られていますが、表と裏がめくれるように交差している形には不思議なあたたかみがあるような気がします。なお、東京都下、新宿・初台の東京オペラシティには、沈さんの木による作品があります。 Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック 関連記事 ■ファーレ立川とは ■ファーレ立川アート作品 ■No.087 素材のあたたかみ ■過去に掲載したファーレ立川の作品集はこちらから
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Last updated
2010年05月21日 09時04分57秒
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