●日本橋三越"必勝祈願のライオン像"●
それにしてもグーグル・ストリートビューは凄い。居ながらにして各地の雰囲気が味わえるというまさに怠惰の極みのようなサービスだが、地図を隅から隅まで見て思いを巡らすことが好きな人にとってはまさに快適極楽。昨日も書いたようにこのサービスが当初アメリカで開始された時には、いろいろと物議を醸し出した。要するに見えてはいけないモノがこのGoogleストリートビューによって世界中に公開されてしまうわけだから、個人のプライバシーと公共の利益との境界線をどこに引くのか?そこが問題となったのだ。もしこのサービスが純粋に日本企業によって開始されたのならばコピーワンスの例を見ても分かるように、最初からがんじがらめのガチガチの規制で使い物にならなかっただろう。極端な話、公園などの公共の場所だけに限定されて住宅密集地などは公開禁止措置がとられたであろうことは想像に難くない。その点、アメリカはまず最初に公共の利益を優先する。その結果生じたマイナス点をどんどんつぶしていくのだ。別にグーグルの肩を持つ気はさらさら無いが、こういうサービスを積極的に展開してくれることについては拍手をしたくなってしまう。前にも書いたがWindows2000,XP,Vistaは衣(ころも)が違うだけで中身は一緒、本質は同じだ。Microsoftが展開するOS&OfficeサービスよりもGoogleが展開するサービスの方がよっぽど面白いとはけだし名言だと思うが、敢えてPC業界はそこに目をつぶってしまい、Microsoftへの批判は雲散霧消となってしまうのだ。さて話がそれてしまったが、久方ぶりに日本橋三越の特集。午前の早い時間帯に歩いていたので人影はまばら。普段は何気なく通り過ぎているライオン像の前にさしかかると、その由来が記載された表示板があるのに気が付いた。これは全然知らなかった。中央通り沿いの入口を威風堂々と護衛するライオン像ぐらいにしか考えていなかったのだが差にあらず。引用してみよう。 三越の正面入口を守る一対のライオン像は、ロンドンのトラファルガー広場にあるネルソン記念塔下のライオン像を模し鋳造されたものです。"気品と勇気と度量"の象徴として、また、ご来店のお客様の守護神として大正3年(1914年)本店のルネッサンス様式建築の本館ライオン口に設置されました。以来、東京名所の一つとして親しまれ、待ち合わせの場所としても有名です。このライオン像は、"必勝祈願の像"として、誰にも見られずに背にまたがると念願がかなうと言い伝えられ、特に受験生の間に人気があります。過去に掲載した三越の記事はすべて関連記事から見ることが出来るようになっているが、このように今の時代ではなかなか見ることの出来ない装飾品が数多く展示されているのが驚きだ。ちなみにこのライオン像のすぐ近くにもちょっと面白い入口があったのだが、それは次回に掲載します。グーグル・ストリートビューで日本橋三越を見たい方はクリック。関連記事●2008年06月05日 ●コレド日本橋別館●●2008年02月08日 ●"ALWAYS 続・三丁目の夕日"カフェ●●2008年02月01日 ●日本橋の散策-その8●三越日本橋本店のアンモナイト●●2007年12月28日 ●日本橋の散策-その7●三越の日本橋本店の夜景●●2007年12月20日 ●日本橋の散策-その6●三越の日本橋本店●●2007年12月14日 ●日本橋の散策-その5●江戸と未来をつなぐ橋●2007年11月27日 ●ALWAYS 続・三丁目の夕日-その2●●2007年11月26日 ●ALWAYS 続・三丁目の夕日-その1●●2007年11月21日 ●日本橋の散策-その2●江戸と未来をつなぐ橋●2007年11月20日 ●日本橋の散策-その1●三越の日本橋本店●●2007年05月25日 ●名橋の品格・日本橋●●2007年10月30日 ●銀座の散策-その27●東京日本橋パレード●2006年12月22日 コレド日本橋★メリークリスマス★ 「当社楽天SHOP」はこちらをクリック過去に掲載された日記の目次はこちらから過去に掲載された写真の一覧はこちらから過去に掲載された日記の検索はこちらから 金属加工自由自在 金属加工でお困りの方、こちらへ 質問コーナー(24時間以内にお答えします)当ブログで掲載した日記・写真について、または当社販売品のオリジナルシリーズ、金属加工についてご質問のある方は、以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。メール letter330@takara-sign.co.jp なお迷惑メール対策のためにアドレスは随時変更しています。この日記の掲載日から時間が経過している時は、上記のメールアドレスは廃棄されます。お問い合わせの時には、最新の日記に記載されているメールアドレスをご利用ください。