カテゴリ:所詮“や”のつく商売は・・・
この世の中、騙される方も悪いとつくづく思わされるけど
不動産屋にまつわる詐欺めいた事件がある。 もちろん、詐欺は立派な犯罪やから、犯人が悪いのは当たり前のことやけど それでも自分の一生の財産やから、子供に残すタメの家、土地の買い物にしては あまりにも無防備な買い方をするところをみると、 騙された買い主もちょっと無責任ちゃうか? と被害者自体も責めたくなるなぁ。 詐欺はやるほうもやられるほうもドラマのようなもんや。 中でも、こんな夫婦で仕組んだ詐欺ドラマは、なかなか新しい夫婦の自立した 生き方と言うモンを覗かせてくれていると思う。 ある夫婦から戸建てを買った人がおる。 この人を仮に鈴木さんとする。 家・土地ともに夫婦の共有名義になっていた。 奥さんがすべてを任されていると言って、旦那の委任状を見せられて 価格も折り合いがついて、契約することができた。 そして、さぁ~引っ越しやと言うときになって、 その家の旦那から電話が入った。 「あんたたち、私の家を買った」と言っているそうやけど いったいどういうことやっ! 「奥さんから、旦那さんの委任状を見せてもらって契約は終わってますよ・・・」 「そんなことを委任した覚えはない!いっさい私とは関係ない! 嫁はんも家を出ていった。私は委任状なんか書いたことない!」 「その委任状を筆跡鑑定したらわかる!」 それだけ言ったら一方的に電話を切りよった。 自信たっぷりの言い方やったから、もしかして??? この夫婦は別れたんかもしれへんと鈴木さんは思った。 「そうなったら、ちょっとややこしい事になるかもしれへん。 法律的なことを聞いておいたほうがいいだろう」と不安になって 弁護士をしている連れに電話をしたら・・・・ ~つづく~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 29, 2005 04:12:18 PM
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