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わが子のための家づくり考察

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2009年01月08日
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カテゴリ:オレ流

昨日今日は所用で妻の実家の益田(島根県)へ行って来た。

益田へ行くには中国道の小郡I.C.を降りて国道9号線で北上する。博多より約4時間で280kmの道程である。

9号線沿いは雪が積もっており、あたりも少しみぞれっぽい雨で荒れていた。

20080107益田行き

20080107凛果 道の駅で木の招き猫に喜ぶ『凛果』

 

お義父さん、お義母さん、昨晩は美味しいお食事を頂き、ありがとうございました♪

 


さてさて、名古屋の濱口っちゃん推薦の『ぼくが葬儀屋さんになった理由(冨安徳久著)』という本を読んだ。

著者は名証セントレックスの上場会社の社長さんです。

この本を書いた理由は、「命が軽視される殺伐としたこんな時代だからこそ、死と命、そして人間のあり方を伝えたいという想い」だという。


へえ、面白い人だなと読み進めていくうちに、著者の熱い想いと使命感が伝わり「じ~ん」としました。

「亡くなられた方の”お見送り”のお手伝いをして、とても感謝されるやりがいのある天職」として信じ、葬儀屋さんを18歳の時からやって来た方が著者です。


葬儀屋さんの裏の仕事として、ご遺体の処置があるらしい。ご遺体の処置というのは、「遺体拭き」「綿づめ」のことです。

「遺体拭き」というのは字の通り「ご遺体をきれいに拭いてやる」ことですが、「綿づめ」というのは「鼻・耳・肛門などの穴を綿花で塞ぐ」ことです。

人は死ぬと筋肉が緩み、穴から体液が漏れてくるのだそうだ。そのため穴という穴に「綿づめ」が必要になるらしい。

病院で亡くなると、この作業は看護婦さんたちがやってくれるのだが、病院外で亡くなると葬儀屋さんがこの処置を行うらしい。そして、この作業を行う際の道具を『エンゼルセット』という。


別に「へ~、そうなんだ!」という内容かも知れないが、この著者は違う。

例えば、夏場の自殺者で発見時に腐っている仏様でも、安らかな表情になるように取り繕い、少しでもキレイな状態で仏様を「お見送り」しようと手を抜かないらしい。


元々18歳より葬儀を天職として葬儀屋さんに勤めるサラリーマンだった著者にも転機が訪れる。

まずは、葬儀価格の問題。葬儀屋さんのこれまでの値決めは、喪家の門構えと車で決まっていたらしい。大きな門構えで高級車があれば合格。つまりボッタくれる相手となるらしい。そして、そういった「裏マニュアル」も存在するという。

葬儀というのは、自社の葬儀が他社とどれだけ違うかの説明は無いし、提示した価格が変わることは無い閉鎖的なマーケットに疑問を持たれたそうだ。

次に、生活保護者を受け入れないという問題。生活保護者が亡くなると自治体から20万円前後の葬儀費用が支給されるらしいが、一番儲からない仕事なので葬儀屋さんはほとんど断るらしい。

著者は「人の死をビジネスとしている以上、人の死を差別することは許されないのではないか!」とこの慣習に憤りを感じる。


結局、日本の葬儀業界に矛盾を感じ、独立の道を歩むことになる。


しかし、その道は平坦ではない。最低の自己資金が5千万円必要だったらしいが、投資家からお金を投資してもらうのに1年以上費やし、お金が集まった後も当初は全く売上が無かったらしい。

それでも「適正価格を完全開示」するという己の使命感を信じ、「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀屋」を目指して突き進む。


そして、目標の「設立10年で株式上場」という目標を1年半前倒しで実現した熱き著者であった!


あとがきに著者は書いている。

「願心無きは、菩薩の魔事」

つまり、願心とは「目標・使命感・志」のことで、これを持たない者は菩薩のように悟りを開いた方でも悪魔の心が入ってきてしまう。

だから、それらを探さずに生きることは人生をきちんと生きていないのと同じだと著者は言う。

「人生とは、人間として成長し続けること」であり、それが生きがいとなり人生が充実するのである、と。

そして、著者は最後にこう締めくくる。

「仕事は人生において成長するための手段・方法である」と。

う~ん、素晴らしい!素晴らしすぎる!これで48歳とは・・・(驚嘆)!

 

この方に少しでも近づきたいと心底思いました♪

 

さあ、明日から今年最初の関西だ!頑晴るぞ!

 

 

 

・・・ということで、本日の『凛果』です。

益田の実家で積み木を箱に片付けています。

20090107凛果

自分でちゃんと積み木をお片付けしとるとね~♪ 偉いね~♪ おねえちゃんやね~♪






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最終更新日  2009年01月11日 16時46分30秒
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