このたびの東日本大震災の被害にあわれた方々、今も尚、余震や停電、放射能汚染の心配で、日常生活が困難な方々に心よりお見舞い申し上げます。
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最近、『ルームクリエータ』に関して非常に貴重な実績が出来ました。
まずは、予備校での設置事例です。
机ごとに各個人が使用するブースですが、このように自立式の『ルームクリエータ』で間仕切ることで、隣の音が小さくなるという遮音と、モニターの授業(特にヒヤリング練習)が聞きやすいという調音の2つの目的で使って頂いています。
難関校受験の雄、Z社が経営する予備校です♪
次に、電力会社です。
九州電力の新社屋で、福岡市東区に「配電技術試験センター」という研究機関がございますが、そこの材料加工室という実験室に納入致しました。
この実験室では、高圧電流を流して「バチバチッ」という音を出したり、「ゴロゴロ」とかいう人工的なカミナリ音を作り出したり、硬い材料そのものをカットしたりするので、非常に高度な遮音壁が必要だということでした。
当社の『ルームクリエータ』を含め、色々と実験なさったそうですが、当社の『ルームクリエータ』が最も優れているということで採用されました。
残念ながら、室内の画像はお見せ出来ません。
地元九州では、最高の優良実績となりました♪
それでは、タイトルです。
今回の震災で、私はずっともどかしい思いが続いていました。
それは、何かと言えば、自分自身の力量があまりにも無さ過ぎることでした。
義援金を送ろうにも、大した財力は無い(出来る限りの義援金はもちろんしていますが・・・)。
企業として現地に支援物資を送ろうにも、零細ベンチャーにそんな余力は無い。
「そんなら私が現地でボランティアに行こう!」と言いたいところですが、そんなことをすれば今の当社の状況では経営がとたんに厳しくなる・・・。
今回の震災で、様々な方が大きな金額の義援金を送りましたが、自分の実力の無さを改めて痛感させられました。
結局、何かお役に立とうとしても、大したことは何も出来ないという悲しい現実・・・。
そういえば、3年前に知り合ったベンチャー支援の方から「力愛不二」という少林寺拳法の教えを教わりました。
これは、「力と愛は別々のものではなく、統合されるべきものである。半ばは己の幸せを、半ばは人の幸せを。自分の力の半分は人のために使え」という意味です。
私は、その方から、「正しいと思っていること、やりたいことがたくさんあるであろう。しかし、失敗するベンチャー企業の大半は、啓蒙と自己満足で消えていく。一旦、企業としてお金を取って何らかのサービスを始めたならば、社会に対しての最低の義務は潰れないこと(倒産しないこと)である。そして、己に財力(力)がついて初めて、やりたいこと(愛)を行うべきである」と教わりました。
なるほど、日本では、ベンチャー企業の約半数は1年以内に廃業もしくは倒産するといい、10年経つと、10社あれば1社しか残っていないといいます。
私が知っている限りでも、立派な社長さんで素晴らしい技術やサービスをもった企業がたくさん潰れて(倒産して)いきました。
やはり、「力愛不二」を改めて企業で考えれば、「力=財力」となります。そして、今回の震災で考えれば、「愛=支援したいという気持ち」となります。
すなわち、余力の無い私ごときは、まだ悩む段階すらないレベルなのです。自分のこともままならないのに、人様のことを助けようとする段階ではないのです。
← 助けたいという思いは、人間として当然大事だと思いますが・・・。
アメリカでは、儲けたお金を、如何に寄付として還元できるかがステイタスとはいいますが、そこまではいかなくとも、まずは、自分自身が豊かになるしかないと切実に思いました。
そして、このような国全体の危機的状況の際に、きちんとお役に立てる器量にならねばと思いましたとさ♪
・・・ということで、今朝の『杏奈』と『凛果』です。
父ちゃんが7時に朝飯を食べていると、先程までぐずぐずしていた『杏奈』が突然泣き始めました。
無視して朝飯食っていたら、急に泣き始めました!
結局、『凛果』は図太く寝続けましたとさ♪