がんばらんと!薬害に遭って、見えてきたこと 福田衣里子
[福田衣里子] ブログ村キーワード福田衣里子さん、いやーすごいひとですね。20代の女性にして何人分の人生を生きているんでしょうか。生まれてすぐに薬害に感染して、一生が変わってしまう。C型肝炎訴訟で、フェブリノーゲンはよく聞いていましたが、クリスマシン(止血剤)の薬害についてはあまり取り上げられていなかった。福田衣里子さんは、C型肝炎訴訟の実名公表者であり、クリスマシン訴訟の原告団であった。治療をしながら国を相手に戦う。全く想像もできない。薬害エイズも危険であることをしっていながら厚生省が許可をし続けたことが被害を拡大させた。薬害C型肝炎も、アメリカで禁止されているのに日本では使い続けられた薬だという。日本の厚生省は日本の国民を守ろうとしているのか、一部の製薬会社を守ろうとしているのか。過去の負の遺産を認めることは辛い作業ではある。ただ、それによって将来をも狂わせられるのであればいま変えずにどうするのか。こんな単純なことさえも遅々として進まない日本。本当にスピード感が感じられない。福田さんは長崎県の選挙区から民主党候補として衆議院選挙に出馬するという。民主党がどれだけの力があるのかは分からない。ただ、福田衣里子さんの日本を変えたいとの思いは大切にしたい。ブログランキングに参加しています。加賀美早紀さんのブログはこちらhttp://blog.watanabepro.co.jp/kagamisaki/==========================がんばらんと! 薬害に遭って、見えてきたこと福田衣里子 (著) 出版社: 朝日出版社 (2009/2/20) 言語 日本語 ISBN-10: 4255004625 ISBN-13: 978-4255004624 0歳で薬害に遭い、20歳でC型肝炎感染を知った。いいのか、自分!……人生なんてあっという間だ。心から笑える日が来るまで、私は闘う。小さくて弱い一人ひとりが、まるでスイミーのように集まり、国や社会を根本から動かしていく。ユーモア溢れる筆致で赤裸々に綴る、国との闘いと、自身の半生。「一度死を意識した人間は、けっこう強いんです(^-^)」●目次はじめに 第1章 薬害肝炎問題の中の私 第2章 やんちゃ娘はじゃじゃ馬へ 第3章 闘う相手は、感情のないモンスター? 第4章 風が吹き……山を動かす! 第5章 和解へ 第6章 さらに、がんばらんと! おわりに ●著者紹介福田衣里子(ふくだ・えりこ)1980年長崎市生まれ。長崎県立長崎西高等学校卒業、広島修道大学人文学部入学。大学在学中の2001年4月、出生時の血液製剤投与によるC型肝炎ウイルスへの感染が判明。 2004年4月、実名を公表し、薬害肝炎九州訴訟の原告となる。著書に『It's now or never 薬害C型肝炎と向き合って』(書肆侃侃房)、『日本の薬はどこかおかしい!』(共著、青志社)がある。がんばらんと!It’s now or never新版日本の薬はどこかおかしい!日本の薬はどこかおかしい!