北京の旅 (紫禁城)
故宮博物院(紫禁城)1420年に完成したこの宮殿は、その後500年余にわたり24人の皇帝がここに住んで中国全土への統治を行なった場所である。 紫禁城は南北961m、東西753m、敷地は72万平方mの規模を誇り高さ1Omの城壁に囲まれ、その外に幅52mの濠がめぐらされている。四面に城門があり、南の午門は現在、参観者の入り口であり、北の神武門は出口となっている。紫禁城側からの午門で、ここからが故宮博物院(紫禁城)になる。端門へ通じる5ヶ所の通路口が見える。2006年から2年の予定で進んでいる補修工事(右側) 午門を抜けると中央に金水河と呼ばれる水路に出る。金水河には金水橋という橋が5つ掛けられており、その橋を渡ると太和門がある。金水橋のうちの中央の橋は皇帝専用、その両脇が文武官や王侯貴族の通る橋だった。