カテゴリ:読み聞かせ
おはようございます!
『ゾウの森とポテトチップス』の本。 ゾウとポテチがどんな関係?と思われた方 本読んでください!と言ってしまえばそれまでですが・・・ ざっと内容を書きますと マレーシアのボルネオ島に住むボルネオゾウの群れを見た筆者 熱帯雨林の中の川を赤ちゃんゾウが必死に泳ぎ渡るのを見て不思議に思います。 食べ物の木はたくさんあるのに何故危険な思いをして ゾウは川を渡るのか。 実は熱帯雨林の木とは明らかに違う プランテーションで栽培されている「アブラヤシ」が地平線まで到達するくらい 広く生えているのです。 野生動物が食べる自然の植物は大河をはさんで狭い範囲しか生えていないので その食べ物を求めてゾウは川を渡り歩くしかないのです。 アブラヤシは何故そんなに栽培されるのか。 いろんな製品に使われる『パーム油』を大量にとるためです。 熱帯雨林は次々に伐採されそこに住む動物の環境は破壊されている。 ポテトチップスだけではなくマーガリン・インスタント麺 他にも色々なものに使われています『パーム油』。 筆者はこの現実を「知る」ことがまず第一歩だと。 二歩目がこうやって本にして日本の人たちに「知って」もらうことだと 「あとがき」で書いています。 自然破壊がこういう形で行われているんだと 日本人が一番身近に感じるポテチを題名に持ってくることで 興味を持ってもらおうとしたのでしょうが まんまとそれに乗って私はこの本を手に取りました。 子供たちも熱帯雨林とアブラヤシの写真を見て 結構心に響いた感じを受けました。 ちょっと重い内容でしたがこれはこれで知ってもらっていいのかなと。 実は担任の先生が結構食いついていました
地球は本当に狭くなったものです。 野生動物が住みにくい地球は人間にとっても住みにくいものに ならないように努力していかないといけないんでしょうね。 さあ今日も頑張りましょう! 応援ポチよろしかったらお願いいたします。 (1人1日1回有効です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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