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カテゴリ:知的財産
10日の続きです。
前回は、新製品開発において、 自社の技術を使って何かを作ろうとした時に、 これまでと客層の違う商品になってしまい、 その客層はあなたの会社を知りませんよ! という話をしました。 これは逆に見れば、 あなたの会社は、 その新しいお客様のことを知らない! ということを意味しています。 当たり前のことのようですが、 このことを正しく認識している会社は少ないですね。 その対象となる客層のことを 世間一般の常識や テレビ・雑誌などの加工された情報をもとに、 勝手に想像して、 「これこれこういう悩みがあるだろう」だとか、 「こういうものがあれば便利になるだろう」だとか、 勝手な結論を出して開発にとりかかってしまう。 こういうものが売れるはずがありません。 でも、売れると信じきって発売してしまう。 そして、お客がこの商品を理解できないのが悪い、 と考えてしまうんですね。 時代の先を行き過ぎた!とかね。 お客のことを何も知らない。 ここからスタートしない限りは、 この手の新製品開発が実を結ぶことはありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.15 10:16:24
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