|
テーマ:中国留学日記(314)
カテゴリ:留学生活
中国人の知っている日本語で代表的なものといえば。
『さよなら』 これは、≪再別康橋≫を書いたことで有名な中国現代(1919.5.4~1949.10.1)の詩人、徐志摩が書いた詩≪沙揚娜拉(shayangnala)≫の題名にもなっています。 『ばかやろう』 どこの放送局も被災地の様子を伝えていた中、一局だけ抗日ドラマ≪亮剣≫をやっていたことから分かるように、何があっても人民の見る番組。そのなかでよく使われる言葉。 『はい』 これは広東語が語源だと聞きました。が、人民はよく私に「おれは一言だけ日本語が言える。『はいっ!!!』」と、私に向かって胸を張り、元気よく返事をする。これも抗日ドラマの影響だろう。 『よし』 これも抗日ドラマの影響かな。あまりテレビを見ないので分かりませんが。人民はよく「よーし」と伸ばすのが好きみたいです。「『よし』なんて使わないよね。」と友達と言っていた私ですが、トランプして勝ったときに「よ~っし!!」と連発で叫んでいました。 『みしみし』 これは、昔の日本ドラマで男性がご飯を食べる時に「めし、めし」と言っていたのが語源だそうで、その後、発音がちょっと変わったものだと中国人の日本語学習者に聞いたことがあります。若い人からも言われることがあります。 先日、普段からお世話になっている地熱学者のゴンチーさんが一時帰国する&『水井坊で水井坊を飲もう会』の人たちとで、水井坊街でシャオカオを食べました。 水井坊街といえば、まだまだ老成都が残っている場所で、平屋の並ぶ雰囲気のある通りです。ここに住んでいる人はたぶんものすごく低級層です。この通りでは、麺や水餃子が2両3.5元で食べられます。果物だって、形の悪いものや傷んだものが低価で売られています。一座席2元お茶付きで映画も見れます。家の中にトイレがある家庭が少ないようで、人々が蓋付きの桶を持って公衆トイレへ通う光景も見られます。 そんな低級層の中にある、ハエまみれのシャオカオ屋で雇われてる50歳くらいのおじさん。 私たちに笑顔で色々話しかけてきます。 ものすごく低級層に違いない!!!と思っていたのですが。 話を聞いてると、日本料理を食べたことがあると。韓国料理も西洋料理も食べたことがあると。で、感想は「日本のわさびは辛い!」でした。 店長が焼いたシャオカオをおじさんが運んできてくれました。 おじさん笑顔で「慢慢ミシミシ」。 ものすごく友好的で、私たちが話しているのにも関わらず色々話しかけてきて、おじさんの嬉しさが伝わってきました。こういうのがとても嬉しいです。で、店の奥で休憩していたおじさん、抗日ドラマ≪亮剣≫を見ていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
普通の話題ですね。うれしくなりました。日本語が知られているといっても抗日ドラマからというのはちょっとですがね。
(2008.05.30 20:49:33)
地震などであわただしく時が過ぎていくなかで貴女の卒論はもう終盤を迎えていることと思います。そして卒業ということになるのでしょう。しかしこのブログの「黄金の掛け橋」の題名は大きく、これからさきも必要とされる分野だと考えます。貴女のこれから先の進路が気になります。できればこの3年間の経験を生かした進路を選択されることを期待しております。この2国は過去距離が近いがために色々なことがありました。あやまちもあったでしょう。しかしこれから先は共存以外には道はないと感じております。一億分の一かもしれないけれどそういう努力が将来に実を結ぶのではないかと思います。是非この3年間の経験が無駄でなかったことを証明する道を切望する者であります。自分もその一億分の一であれたらと思いつつ、毎日を過ごしております。
(2008.07.09 22:53:25)
|