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テーマ:中国留学日記(317)
カテゴリ:留学生活
2005年の2月に成都に来てから、約3年半の月日が流れました。
本来は2年の留学の計画だったのですが、漢語本科生というものを知り、初級1班で半年勉強した後、漢語本科の2年生へ編入して、今月、やっと卒業しました。 2ヶ月ほど日記の更新をしていませんでしたが、書きたいことは山ほどあります。 でも忘れたので書きません。 覚えてるのだけ、面倒くさくなければ書きます。 まず、論文。 論文のテーマは『成都人の成都城区の三国遺跡に対する意識の調査と研究』です。 アンケートも取材に分類されるため、勝手に外国人が取材することを許されていない中国ではアンケートも思ったように出来ませんでした。学校側の条件は”校内なら大丈夫”とのことだったので、四川大学内のみでアンケートを行いました。 実はこれがすごくありがたかったのです。大学内には小学校や幼稚園があり、子供を迎えに来た親がいたり、退職した老人がいたり、食堂でご飯を作ってるおばさんがいたり、ゴミの回収をしているおじさんがいたり、週末には一般人が学内の運動場でサッカーをしていたり。学内だけで、様々な年齢、学歴、職業の人からアンケートをとることができました。しかも、論文の審査の時は私の状況を把握してくれてる先生方が「法律で学内しか出来なかったのよ」と、留学生がこれだけ頑張ったと評価していただけたので、すごく良かった。 嬉しいことに、韓国人のおじさんと私の論文の点数が一番だったようです。 そして、各学院から良い論文を四川大学の優秀論文に申請するのですが、申請論文には私のものが選ばれました。へへ。 でも、そのために4000字程度の論文の縮小版を書かなければならず、それ以外にもやらなければいけないことがたくさんあり、目の回りそうな日々を送っていました。 写真は卒業式の時のものです。 帽子投げました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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