|
テーマ:中国旅行(478)
カテゴリ:旅行
8月6日
たぶん朝8時。 私と中国人の友達と、バスの中で知り合った日本人ユリカさんと3人で九寨溝風景区へ向かう。成都飯店専属のドライバーのおじさんが高級めセダンで入り口まで送ってくれた。九寨溝の住居のある所からは歩いても10分ほどだ。 入ってすぐのところで何かイベントが行われていた。 何だと思って見に行くと『九寨溝風景区全面開放記念イベント』だ。ギラギラ光った民族衣装を纏ったチベット族が後ろで出番を待っている。とてもきれい。 面白そうだったので見て行きたかったのだけれど、それで時間が削られては・・・と思い、先を急いだ。 チケットは学生割引で150元くらいだったかな。それと、エコバス代90元が必要。 留学生でも中国の大学院生でも割引できるのが嬉しい。 中国の地方都市にしかないらしいDICOSというファーストフード店を見つけ、帰りにカレーを食べることを心に決めて風景区へ入って行った。 バスに乗って最終地点を目指す。一番上まで一気に行き、少しずつ下に降りていく計画だ。 30分ほど走っただろうか。エコバスは最終地点に着いた。 降りて少し行ったところで、民族衣装の貸し出しをやっていた。新疆旅行以来、民族衣装が大好きになってしまったので、すぐに衣装を借りて写真を撮った。一衣装10元だと書いた看板があるのに、おばちゃんたちは「10元は平民の衣装、貴族の衣装は30元よ」と言ってくる。とりあえず、10元の平民を来た。 一番最初に見たのは原始森林。 ものすごく大きな木が茂っており、まさに原始だった。なんと表現していいのか分からないけど、テレビでしかみたことのない、マリスミゼルが出てきそうな森林で、ものすごく気持ち良い。 その後バスに乗り、次のバス停で降りる。 水の色がとてもきれい。 大木が湖に沈んでいるのだけど、それが全て透き通って見えるので、すごく神秘的。湖の底まで見えました。 下まで見えない沈んだ木もあったけど、真っ青の水の中に木が生えているようで、湖の深さが感じられる。この中に落ちたら別世界に連れて行かれそうで怖い。水の色が青すぎて下まで見えない、と言ったほうが適切だろうか。 そんな深い湖もあったが、すごく浅い幼稚園にあったプールのような湖もある。 天候は決して良いとは言えなかったけど、緑と青がとても美しく共存していた。 下に降りるまでに、貸衣装のおばちゃんが4箇所くらいいた。 「さっき平民着たしなー」と思い、5元で貴族を着せてくれないか交渉したら、それでもいいと。きっと、地震以来ずっとお客さんがいなかったから、少しでも稼ぎたいとの心だろう。私は貴族を着て、ユリカさんは平民を着て写真を撮った。ユリカさんも貴族を着たかったらしいのだけど、「貴族と平民がつりあいが取れていいじゃないか」というおばちゃんに押され、平民を着ざるを得なくなった。 ゆっくり見ながら降りていたら、時間が足りないことに気が付いた。 入り口にはレストランなどがあるのだけれど、そこまでバスで行ってご飯食べて、また見学していたら時間がなくなってしまうため、持って来ていた食料で食べつないだ。というよりも、リュックの中に入ってる重い食料を早く減らしたかったのだ。 一番下まで降りてくると、チベット族の民族村があった。一番大きなところはお土産売り場となっており、チベットアクセサリーなどが安く手に入る。 私はヤクの角で作った櫛を母と妹と自分にお土産として、ブルーの石の埋め込まれたチベット銀の指輪も買った。 ここの人は日本人にはとてもフレンドリーで、よく「日本語とチベット語は似てるんだよ」と言われる。 ある人が「11、12、13、14・・・」と現地のチベット語で数えてくれたが、パッと聞いた感じ、日本語の「11、12、13、14・・・」と似ている。 以前、少数民族であるイ族の友達も言ってた。「日本語とイ族語は似てるんだ」と。 イ族語を話してるのを聞いたけど、ものすごく韓国語に似てた。でも、日本民族をとても尊敬しているので、『日本語じゃなくて韓国語に似てるわ』なんていわないほうがいいかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|