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2006年08月25日
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カテゴリ:旅 / 小さな旅

更新しないまま5ヶ月。
それでも私のページを訪ねて下さる方が大勢いらした。
申し訳なくお詫びするばかりである。

例年夏に集中的に催されるいくつかの書展も幕を引き、
漸く平生を取り戻す季節、大好きな秋の到来である。
涼しくなれば体調も取り戻せるだろう。
春から夏に掛けて今年は特に体力の低下を意識した。
郷里風に言うならば、“ほんまにしんどかったなあ”。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6月20日、初めて新神戸に降り立つ。
兵庫県立原田の森ギャラリーでの記念展、
オープニングと祝賀会出席のためである。
ホテルに荷物を預けて、タクシーでギャラリーに向かう。
生憎の雨ながら、街路樹の多い静かな街並は
旅の疲れを忘れさせてくれた。

記念展は神戸にある「全日本美術新聞社」が、
『全日本美術新聞』創刊20周年を記念して
主催されたものである。
日本画・洋画・彫刻・工芸・書の各分野から
「自選ギャラリー」に登場した
140名ほどの作家たちの作品を集めての展覧会である。

「明日への夢・・美を継ぐ者たち展」
確かに、芸術家はすべて美を継ぐ者たちである。
タイトルがすっかり気に入った。

見応えのある展観であった。
さすがに芸術院会員の諸先生のものは、
分野は違っていてもそれぞれ素晴らしい世界を構築されている。
他の美術館の収蔵品も含まれている程で、
素晴らしい一級品ばかりである。
やや明るめの採光の中で、しかも露出展示のため間近に鑑賞。
彫刻や工芸品はしゃがむと息がかかりそうになる。
思わずハンカチを取り出して鼻と口を押さえた。

私は、自分の詩の一節を引いた。

信じよう自分を 夢はかなう と
Believe in yourself.
Dreams come true.

中国画宣紙80×70の正方形に近い形である。
フレームは洋額を誂えた。既製品はほとんど使わない。
現代的ながら品よくあがっていてほっとする。
表具をすることを仲間内では「着物を着せる」という。
作品を引き立てるのはやはり着物次第ともいえよう。

英語ももう20年来書いているから違和感はない。
最近は英語を書く人が増えてきたので、
逆に私は書くことが少なくなった。天邪鬼なのである。

バランスがいいとよく言われる。
余白の美というか、以前から白を生かした作風が多い。
(相変わらずのPCの腕前。写真掲載はご容赦の程を!)

それにしても、いまどき奇特な会社である。
掲載料も、出展費用も作家の負担はなかった。
すべて“ご招待”なのである。
その上 祝儀も受け取らない徹底ぶり。
まことに頭の下がる思いである。
新企画を楽しみにし、益々の発展を祈るばかりである。





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最終更新日  2006年08月25日 01時22分03秒
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