★フクハナ★

[ナースのつぶやき] カテゴリの記事

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• 今日は深夜明け

  今日は深夜。深夜０時前から働き、（実際の就業時間は０時３０分から９時）朝、やっと仕事を終え…。どきどきしながら、ハナのカルテを開き…。ばんざいーい！！！思わず声に出しちゃいましたが、皆さんからおめでとうのお返事を頂き、無事に退院しました。久しぶりに家に帰って、空っぽの冷蔵庫にたくさん食料を詰め込んで、家族４人でハナの大好きなおうどん（味噌煮込みうどん）を作って、もりもり食べて、ぐっすり寝ました。家族、職場の皆さん、そして、入院中もちょくちょくココに来てくださって心配して励ましてくださった皆さん、ありがとうございました＆大変お世話になりました。これからもよろしくお願いします！！

  2005/10/02

• 病院食

  病院のご飯はなんか、おいしいイメージがあまりわきませんが、本当に「これ、子どもに食べさせろって？！！」ってものもあります。たとえば、朝食についてきた、インゲンの胡麻和え。１歳児の食事にあんなにたくさんのインゲン無理だろ～！とダンナ。ほかにも、朝食で言えば、がんもどきや、巾着や、こんにゃくの味噌和え、梅干…。コイケ的には和食派なので、ありがたいですが、１歳児にはちょっぴり渋くて多い朝食。病院の意見箱に投書しようか真剣に悩んじゃいました。（先輩に聞いたら、ずっと昔からそんな投書は多いようで、なかなか採用されないから無駄！といわれちゃいました。ウチの病院、機能評価いただいているのに、こんな食事でいいのかしら？）

  2005/09/28

• 入院生活○日目…もう、何日でもいいや・・・

  敗血症、ご存知の方が多いとは思いますが、結構大変な病気です。入院時の状態から、変な意識障害があったハナですが、主治医の先生から、もしかしたら、敗血症かも知れないから覚悟しておいてね、といわれており、でも、入院時の採血の結果では、敗血症と確定するにはいまひとつで、とりあえず、抗生剤はしっかり使って状態が良くなれば１週間後に採血、悪くなればそのときにもう一回採血しよう、と予定されていたハナでした。しかし、すぐに元気になったハナだったので、みんなから、違ったみたいでよかったね～、退院できるね～。といわれていたのに…。って、今回の採血結果では、炎症反応は高いものの、血液から、なんの菌も検出されず、ただのひどい肺炎で済みそうなんですけどね。ただ、退院できない状態だったのがショックなコイケ。ハナもそろそろおうちに帰りたいよね～。でも、しっかり点滴しとかないとぶり返しちゃうので、もう少し我慢の入院生活。でも、カップラーメン生活も飽きてきました…。

  2005/09/27

• 入院１週間☆彡

  今日は採血、レントゲン！！退院の準備もしっかりして、採血もコイケが寝起きのハナを襲い、早朝に終了し、今日の付き添いの祖母ちゃんと交代し、「きっと今日帰れるから。」と出勤。（しつこいようですが、通勤５秒）そんな申し送りが終了し、すぐにハナのカルテを開きました。そして、採血結果を見ると…。がぁぁぁん！！！炎症反応はまだしっかり…。入院時WBCは２万台、CRPは15．0台…。かなり改善されましたが、今日の結果はまだ、CRPが7.0台。「やっぱり敗血病じゃない？」と先輩に言われながら、ハナの部屋へ。おばあちゃんに、退院が無理だと伝え、勤務へ。あとから、「部屋に採血の結果言いにいったらおばあちゃんがかばんに入っていた荷物をタンスにしまっていたから、『もう少し頑張りましょうね』って行って、結果おばあちゃんに言うの忘れちゃったけど、知っているんだよね？」と主治医の先生苦笑い。「これからもよろしくお願いします」とコイケ。まだまだ入院生活は長いです…。

  2005/09/26

• 今日は準夜（入院生活４日目）

  準夜は、夕方から、深夜までのお仕事です。ってココに来てくださる方々はご存知のとおりですが。今日は、コイケのご主人も祝日なのでお休み。しかし、コイケたち、ずっと交代でハナの付き添いをしていたので、フクはおばあちゃんにまかせっきり。今日は、ご主人さまにフクと半日近所の公園であそんでもらい、午後、コイケが仕事に行くまでに付き添いを変わってもらうことになりました。さすがに眠い…。回診のときもコイケ、うたた寝最中で、検温もぐーぐー。あとから、回診のときのカルテをみたら母ぐっすり入眠中。と記録されちゃいました…。先生、ヒドイ…。しかも、準夜勤務として、出勤したら、「よく寝たから、今日はしっかり仕事できるね！」とニッコリ。そんな準夜はとても平和で一人も緊急入院がなく、困ったことといえば０時の巡視のときにハナが起きていることが発覚し、コイケと一緒に申し送りに参加したコトです。そして１時にぴったり仕事が終了し、こっそり急いで病院でシャワーを浴びて、ご主人と交代し、ハナと朝ごはんが来ても気づかず寝てしまいました…。

  2005/09/23

• やっと！！！

  今日で、入院生活３日目。私は…というと、入院生活１日目は日勤。２日目はお休みをもらい、今日は深夜、明日は準夜、とちょっといい加減眠くなってきました…。(-_-;)でも、昨日お休みをいただけてよかったです。仕事は、というともちろん、病室から出勤。通勤５秒。これで、通勤費もらっちゃ悪いなぁ、と思いつつ。そんなハナは、今日、やっと酸素テントを中止することができ、邪魔だったモニターもコイケ的判断で中止。お熱もちょっとおちついてきたので、同級生の主治医の先生には内緒で、洗髪もしちゃいました。久しぶりにすっきりサラサラヘア～。結局、原因は肺炎が主だったみたいで、入院時は低酸素状態で、低血糖もあり、意識もなく、ぐったりしていたわが子ももう元気。あとは、しっかりと抗菌薬も使っていくだけです、今のところ…。まだ、いろんな検査の結果まちの部分もあるので、微妙ですが、とにかく元気になってヨカッタヨカッタ。ご心配してくださった皆さん、どうもありがとうございました。病院生活もどんどん慣れてきて、いっそ引っ越しちゃおうなんて思っちゃいますが、退院まで、頑張るわよ～。

  2005/09/22

• ともだちとおしゃべり

  今日は、前の病院のナースたちと久しぶりにご飯を食べに行きました。場所は人里はなれたところにある、おしゃれな洋食屋さん。１８時から注文し、べらべらおしゃべりに夢中になっていたコイケたち。気が付けば、店員さんが、すまなそうに「申し訳ありませんが、もう閉店です…」と時計をみると22時15分。閉店時間を15分もすぎていて、急いでお店を出ました。そんな、まだ一時間くらいしかたってないよね、ってみんなで話していたのに、いつの間に！！おしゃべりって久しぶりにすると楽しいですね。男性にはわからないのかなぁ？コイケのダンナはわかりたくも無いって言っていました。でも、コイケ、結婚前はひたすら同期のともだちと５～６時間ちかく、ガ○トのドリンクバーでおしゃべりしていました。やっぱり、おしゃべりはいいですね。

  2005/09/18

• 今日も準夜

  今日は、昨日より数段忙しかった！！です。やっぱりツイて要るんだろうなぁ。早くツキがだれかのところに言ってちょうだい！！って、今、ちょうだい、と変換したら、”頂戴”と変換されてでてきました。なんか、ちょうだい、ってひらがなだとおねだりしているようなかわいらしい感じがするのですが、漢字だと、命令しているみたいな気がして、コワイですね。って、話は戻って、そろそろ休憩のできる準夜が心からしたいです…。

  2005/09/17

• 今日は準夜

  今日の準夜は緊急手術があったり、もちろん入院があったり、となんだか落ち着かない準夜でした。そこで、入院常連サンのＴ君のママ。０時のラウンドに行くと、「ちょっと～、今日忙しそうじゃん、もしかして、コイケさんの夜勤だからツイて要るんじゃない？」とママ。よく、ナース仲間ではその時々に働く人によってこの人がいるから、今日の仕事は忙しかった、みたいな感じで、その忙しい人に対して、ツイている、と表現しているのですが、ナースでない人から言われたのは初めて…。よっぽど、運が悪いのでしょうか…。休憩のできる準夜をしてみたい…。(ー_ー)!!

  2005/09/16

• 今日は日勤

  今日は、相変わらずの忙しい一日でした。今日の入院人数は１４人！！スバラシイ。もう、みんな、だれが誰だかわからなかったくらい。みんなの動きなんて誰も知らずにみんな思い思いに働いた一日でした。ただ、点滴や採血のときは、処置室をとおりかかった人を捕まえては助けてもらって…、と、なんだったのか今日は…。今日は学生さんがいなくて本当に良かった！昨日までは学生さんがいて、それだけで、大変でしたもんね。学生さんも、よりけりですが、困っちゃう学生さんが多いです・・・。なんか、どうしてこんなにあわただしいのか…。と。すっかり仕事の話だけで今日は終了…。

  2005/09/15

• モリオタ★（今日は準夜明け…って今日も準夜ですが。）

  最近、コイケの周りに多いです、モリオタ。モリオタ＝モリゾーオタク＝万博オタクです。県内ということもあり、さすがに年パス持っている人、多いです。ナース仲間でも、モリオタ、結構います。そんな、入院している患者さまたちも、今はベッドの上でみんな、思い思いの小さな万博作っています。モリゾー、キッコロのマスコットはもちろん枕元に。そのほかに外国館のお土産？なのか各国の民芸品など…。もう、終了間近ですが、みんな折り紙でモリゾー、キッコロを作って私たちスタッフはＩＤカードとともにケースに入れたり（ちょうど自分の顔がモリゾーたちに隠れて具合が良いんです）、病棟のあちこちに折り紙で作られたモリゾーたちが氾濫してますｗ昨日の夜も、長期入院の男の子が、裸でタオルを腰にあてて、ベッド上で立ち上がって不思議なダンスをしていました。どこかの国のダンスだそうです。万博のテレビ（地方局では連日放送中。）で見たらしく、行けなかったから、気分だけでも…とお母さん。なんか、これで万博が終わってしまうのも残念ですね。是非、その子に万博に行かせてあげたくなってしまいました…。そんな、丁度一緒の準夜だったモリオタの先輩にこんなことしてたんですよ～って言ったら、その先輩も、「まだ、３４回しか行ってないからやっぱり延長してほしいよね～」って…。こんな勤務で３４回も行けば十分だと思いますけど…。でも、行く人は毎日でも行かれるみたいですね。スゴイ！！

  2005/09/12

• ただいま～。

  朝、５時半まで起きていて、そのあと、２時間くらい寝て、そして今日は救急蘇生の講習会に行ってきました。（しかも出張扱い(^^ゞ）眠かったけど、大変面白くて、あっという間の半日でした。今度、しっかりと講義受けて、認定ほしいなぁ、と思いました…。コイケは知らなかったけど、日本は救急蘇生、遅れているんですねぇ。先進国に負けないように、もっとしっかり勉強して、いざというときに動けるナースになりますよ～！！そんな。わが子の近況報告…。ハナはすっかり熱もさがり、帰ってきたら昼寝していました。いったいなんの熱だったのか…。何はともあれ、熱が下がって良かった！！今から長男の英語教室の時間です。と言ってもお値段の安い名のしられていない英語で歌って踊る教室なんですけど。結構本人は楽しんでいます。よく、テレビで宣伝している教室はどんな授業やってるんでしょう？

  2005/09/10

• そういえば・・・。

  前回の続き？あのクサイご家族の続編です…。　　　⇒９月６日の日記はこちら結局、いろんな検査をして、（かなり）奇跡的に外傷（擦り傷とか）以外に問題は無くって翌日、経済的な問題もあって個室は無理だろう、という課長さんの判断でご両親を説得して大部屋に移動しました。しかし、やっぱり大部屋は気に入らないようで、半日もして、リカバリー（もともといたスタッフステーションに隣接された重症部屋）に勝手に戻ってきました。理由は…。「自分たちがくつろげない」です。いったい何しに病院に来ているんだ！！という感じです。でも、入院時にはベッタリしていたお母さんの髪が今では毎日付き添いのシャワーを使っていることもあって、サラサラになり、肌の色も白くはないですが、キレイでした…。ちなみにお父さん、ご兄弟はクサイままです。困ったご家族…。きっと個室なのでお部屋がうんとくさくなるんだろうね…と担当ナースがつぶやいていました…。

  2005/09/08

• 今を頑張るぞ！！

  なんか、散々愚痴ったあと、なかなかココに来ることができず、仕事もなんだかぐったりで結構実は落ち込んでいました。でも、もう復活！じつは昨日、前勤務していた病院の同僚から電話があって、いろいろ話をしていたら、頑張る気がふつふつとわいてきて、今日、ココに来ることができました。前の職場が嫌で嫌で辞めて、育児に専念すると大嘘をつき、図々しく1ヶ月も有給をとり、そのまま今の病院に転職しました。なぜ、嫌だったかというと、今とは違う意味で過酷な仕事内容だったからです。病院側はどんどん病院を拡大し、老健にはじまり、訪問看護、通所リハ、デイ、グループホーム、とどんどん大きくしていきました。そして極めつけが透析。そのために病棟をひとつ増やしました。200床以上となると更なる費用がかかるのでぎりぎりの192床になりました。しかし、県内でも海沿いにある町の唯一の病院で患者さまの数はとても多かったのですが、働くナースの数は年を重ねることに減っていきました。もう何年も新卒も入らなくなりました。募集しても来ないのです。ナースの年齢も、40歳以上の年齢層、そして間がいなくてコイケたち、20代後半から30歳ぐらいの年齢層、とほかの病院でいわゆる中堅、といわれる人たちがいなかったのです。そして、13人いたひとつ上の先輩たちが一人になり、コイケの同期も11人いましたが、コイケを入れて二人になってしまいました。みんな、病院が嫌でいろんな病院に変わっていきました。でも、看護部長は看護方針を変えませんでした。だから、もちろん看護も古いしきたりに沿って行います。エビデンスに基づいた看護なんてありゃしません。そしてずっと続く古いしきたりが嫌でコイケは７年以上お世話になった病院を辞めました。コイケが辞めるときもかなりの人員不足で検査、処置に追われ、看護、というより、業務をこなすのが精一杯でした。ですが、みんな快く「せっかくいいとこに就職できるのだから頑張っておいで」と送り出してもらいました。そんな前の病院のみんなの近況報告に始まり、最近めっきり連絡しなくなったコイケの事を気にしてくれる人がいて、代表で同期の友達が連絡してくれたんです。すごくうれしくって、そして、落ち込んでいることが申し訳なくなりました。コイケが辞めてからも看護師の補充はなく、45床の病棟で、毎日4.5人で仕事しているそうです。今のコイケの職場で考えると半分です。でも、みんな文句を言いながらでも、頑張っています。なのにそこから逃げだしたコイケが落ち込んでいては申し訳ないです。先日の日記でも、皆さんに大変そう…とコメントいただき、励まされました。そしてほかにも大変なかたがたくさんいるのに、しょげていることに恥を感じました。と。言うわけで。これからも愚痴は付きませんがよろしくです。そして、明日からも頑張ります！！

  2005/09/07

• いろいろなお母さん。

  ちょっと前後しちゃいますが。９月７日の日記を書いたあとで、６日の分を書きます。そんな、朝、いつものように出勤したら、久しぶりにリカバリー（回復室、ナースステーションにつながっていある重症患者さまのお部屋）の電気がついていました。ここ数日落ち着いていたので、なかなか落ち着きは続かないものだな、と思いつつ、その患者さまのカルテを開き…。詳しいことを書くと、個人情報保護、というより、違う意味でコイケが追求されてしまいそうなのでかけませんが、ご家族内の交通事故で入院された子（ほかの家族は事故にあいませんでした）でしたが、なんと今多い子どもをほったらかしで、出かけてしまうようなご両親だそうで、それが原因で事故にあいました。お風呂はなんと週に１回。ご両親も、ご兄弟も、もちろん患者さまもかなり体臭がキツイ！！一応脳神経外科入院で、副科に小児科、小児外科、整形外科、眼科、耳鼻科がつきました。そんないろんな先生方がまず言われるのが…「どうして○○ちゃんの一家、みんな臭うの？」コイケも部屋に入ってびっくり。みんな地黒っぽく、入院している子だけが色白。担当ナースに聞くと「あまり汚れがひどくて体拭いたらタオルがびっくりするくらい真っ黒で捨てた。」と…。だからひとりだけ色白だったのね。そんなご両親、付きっきりで、ご兄弟も付きっきり。あいているもうひとつのベッドで寝ている始末。しかもずっと付き添っている割にはすぐに二人でいなくなってどうやら病院を出て、喫煙してくるみたいでタバコのにおいをぷんぷんさせて帰ってくるご両親。心配なのかと思えばご両親、ご兄弟をお部屋の中でほったらかし状態にし、テレビを見てゲラゲラ大笑い。そして、さすがにナースステーションの中から私たちに見られて気が引けたのでしょうか、強く個室希望されました。もちろん金銭的なことを確認すると、「（自分の）親に聞かないとわからない。」とお父さん。聞けば前日の夜に事故にあって入院しているのに、一緒に住んでいる祖父母に連絡していないとの事。祖父母も一晩、自分たちの息子一家が帰ってこなくて心配していないのか、と驚いちゃいましたが、連絡しないご両親に対してもびっくりしました。結局、状態が落ち着いてから個室に、ということですぐに移動はしませんでした。今どきこんなご両親がいるのか、とみんな、口々に驚いてしまいました。以前、育児放棄で退院後に児童相談所に引き取られた子がいましたが、入院中はお母さん、結構献身的に育児していました。でも、一人ではなかなか育児できない、ということで、引き取られたのですが、それでも、同じ母親としてコイケにはカルチャーショックでした。なのに、今回はもっと子どもとご両親の距離が遠いような気がしました。一方では微熱でも心配で、心配でご両親、祖父母と大勢で入院希望でみえるかたもいて、ほんと、コイケも含めていろんなお母さんがいますね。どのお母さんがいいかはわかりませんが、子どもにこのお母さんから生まれてよかった、って思ってもらえるお母さんになりたいなぁ、と思うコイケでした。

  2005/09/06

• ナースの愚痴…

  今日は土曜だけど、午前中だけ予約外診察のある日。病棟のお部屋も結構すっきりしているのでたくさん入院あるのかな～、と思っていたら日勤で６人でした。意外とあっさり…。先日、重症患者サマがもりもりいるとき、なんと１３人の入院が！！平日の日勤の看護師は10人＋課長、係長（もしくは代行）、保育士２名で働いていますが、その日はたしか検査ももりもりあり、心カテとか（なぜか小児のリスクの高い検査はほとんど小児科ナースが検査に付かなければいけないうちの病院。心カテなんてMRIの次に時間かかります…。）あって、バタバタでした～。一人ひとりずつ入院を担当しても、あっという間に２順目。帰りのロッカーではみんな無言のお疲れモード。そんな、脳外のナースがロッカーで「今日、入院多かったよね～、５人も…」と愚痴っているのを聞いて、みんな余計にぐったりしてしまいました…。ほかの病棟はこんなにばたついていないのだろうか…。小児は清拭ひとつも大暴れ、ルート確保は血管探しから大捜索。成人の病棟にいたときはルート確保しても、何しても（建前でしょうけど）お礼を言われ、いつも、患者さまへいろんな処置をやらせていただいている、精神があったけど、最近はやってあげる精神になってしまっているような気がする。まだまだコイケもダメナースです。そして、今日、またまた担当のH君から心温まるスキンシップ（全身キック）を受け、本当に異動希望だそうかな…って考えちゃいました。

  2005/09/03

• いい夢見ろよ！

  今日は深夜明け。今日も子どもたちの昼寝にあわせて、コイケもグーグー。なんだか久しぶりにぐっすり眠れました。そんな、寝る前に子どもたちが起きたときのために（私をおこさないように？）ＤＶＤのメニュー画面にして寝ました。そうすると自分たちでリモコンのボタンを押して、再生するわが子たち。（普段からほったらかし丸出し…）(-_-;)で。今日も先に起きた上のお兄ちゃんがつけた様子。コイケもはじめのテーマが聞こえてきてそろそろ起きなきゃ…、と思いつつもなかなか体を起こすことができず、夢の中へ戻ってしまいました。そんなＤＶＤのタイトルは有名な○ィズニーの○イ・ストーリーだったのですが、夢に出てくる、出てくる。○ッディや、○ズ。しかもまだ、仕事のことも気になったのか病棟に二人が入院してきて大騒ぎになる夢を見ました。夢って不思議ですね。

  2005/08/31

• ナースの真の姿

  今日は、職場のみんなと、課長さんのおうちでたこ焼きパーティー＆花火をしました。初めてお伺いした課長さんの家。どでかい！！！玄関も旅館の玄関みたいで、まだ、新築してから１年経過していないこともあり、いい木のにおい。将来のためかすべてバリアフリーで廊下も広々、トイレなんて緊張しちゃうくらい大きかったです。そんな、コイケは子連れで行かせて頂ましたが、子どもたちも大きさにびっくり。素敵でした～。ただ、キッチンもすごく良いのに、散らかり具合がかなり気になり、廊下も両端半分くらい荷物が置いてあって、普通の家の広さの廊下でした。課長さん、病棟ではいつもキチッとしていて、片付けとかもウルサイ（ごめんなさい）のに、家では気にならないのかなぁ…、と思うコイケでした。でも、多いですよね。職場と家ではぜんぜん性格や態度が違うナース。仕事中は仮の姿だって事がよーくわかりますよね。ちなみに。コイケも家ではかなりのぐうたらです…

  2005/08/30

• 体を張った看護

  こんばんは～。今日はなんか疲れてご飯も食べずに子どもの事、家のことを簡単に済ませてビール片手にPCで遊び始めました。そんな、コイケの今日の出来事…。７月の中旬から、入院している４歳のとっても元気なＨ君。始めは体のある部分がポッコリ脹れてしまいその脹れの原因を調べるために入院しました。しかし、数々の検査を重ね、そこに悪性の腫瘍があることが判明。そしてなかなかご両親の同意が得られなかったのですが、やっと最近、同意のもとに化学療法が始まりました。まだ、始めたばかりなので副作用は出ていません。しかし、長期の入院、部屋から出られないこと（感染予防のために）のストレスが毎日爆発！！もともと暴れんぼうのＨ君は、いまでも毎日大暴れ。しかもコイケがターゲット。毎日部屋に行けば名字を必ず呼び捨て、もしくはオバサン、と呼ばれてコイケのいたるところにキック、パンチを本気にしてきます。（４歳児でもかなり痛いです。）そんな、今日１番ショックだったのが顔面キックを受けたことです…。付き添いのお母さんは「こら、ダメでしょ！」といいますが、言うだけ。コイケはいつも仕方なく「きゃ～！やられた！！」とやられ役です。こんな看護、アリでしょうか…。師匠に相談したら、しっかり叱らないとダメだよ、といわれました。そして、お母さんも甘いよね、って言われました。確かにお母さん、甘いと思います。もともと王子さまタイプでしたが、治療を始めてから王様です。でも、コイケ、なんとなくきつく叱れないお母さんの気持ち、同じ母親として共感できるので、今まで、やられ役で我慢しよう、と思っていました。いつだったか、腫瘍の一部を切除する手術の時、お母さんと二人で手術室から病棟に一緒に帰ってきたときにお母さんとこんなお話をしました。母：「いつもいつも、すみません。（殴ったり、蹴ったりして）でも…」コイケ：「仕方ないですよ、ストレスたまりますしね。これからいやなこといっぱい頑張らないといけないし…」母：「まだ、先が長いですよね。コイケさん、すみません。」コイケ：「いつもやられ役ですもんね、頑張ります。」母：「ありがとうございます、これからもお願いします。」こんな感じの会話でしたがもしやこのことでコイケがターゲットに！？先輩が、お母さんに確認したら、Ｈ君、「コイケが一番バカで最悪～。」と言い、お母さんまでも「コイケさんに一番厳しくしてるかも知れません。」とあっさり。でも、今日は限界。みれば、先生にも唾をペッとかけたり、物を投げつけたり、パンチしたり、とコイケほどではありませんがかなり激しいです。かなり体を張って仕事してます。コイケの対応がまずかったのかなぁ。でも、コイケ、Ｈ君のお母さんは自分の子がつらい思いをしているから、ほかの事は自由にしてあげたい、叱れない、って思っているように感じます。かなり一方的だとは思っても、コイケも母として、その考えを否定することができません。この先、半年にわたる入院治療がが恐ろしいです。

  2005/08/29

• ２４時間テレビ

  今年も終わっちゃいましたね～。丸山弁護士、本当にお疲れ様です！！毎年、コイケはこの、最後のゴールは見るようにしてます。なんか、ちょっとした感動をおすそ分けしてもらえるような気がして…。今日もしっかりおすそ分けしてもらいました。(^^♪それにしても、あのマラソン、皆さん、最後には怪我をされたり、どこか足を痛めてしまいますよね。そこで気になるのが鎮痛剤の使用の有無。ど～なんでしょう？でも、食事をしっかり摂ってみえるのかわかんないですけど、もし、鎮痛剤飲むなら胃薬も要るし、それよりも、鎮痛剤で痛みが治まるのか、ってことです。なんだか、毎年、ゴールを見ていると思い出し、気にしちゃうのですがすぐに忘れてしまって、また１年すぎて…の繰り返し。きっと来年も疑問に思っているんだろうなぁ。

  2005/08/28

• 今日の出来事

  今日は朝から夕方（１８時）までしっかりと講習会に行ってきました。なかなか楽しかったです。本当は、すっごく睡眠不足で、昨日も２時間弱しか寝てなくて、絶対に起きて聞いてられない、と思っていましたが、普段病棟会議でもグーグーしてしまうコイケがずっとしっかり起きていられました。スゴイ！！！これで興味のある講習会は（お金も払ったし）しっかり聞けることが判明し、コイケ、やればできるじゃん！と自分をほめてみました。…と低レベルなお話ですみません。そんな、今日はコイケの勤める病院の災害救助訓練でした。（サボって講習会に行っちゃいましたが）地元のボランティアの方も多数参加され、結構本格的。同じ病棟で、同じようにブログしている友達がいてそのブログに行ってきたら結構、感想がしっかり書いてあってなかなか興味をそそられてしまいました。来年は、是非、参加してみたいです。災害はいつ訪れるかわからないですから怖いですよね。

  2005/08/27

• 台風

  今日は深夜明け。台風も近づいてきて、雲行きも怪しくいつ雨が降り出してもおかしくない感じで風もビュンビュン。そんな今日は病棟の送別会で、ちょっぴりおしゃれなレストランを予約していました。コイケは幹事当番が回ってきて、幹事だったのだけど、朝の課長さんの一言で、台風が夜に一番近づくということで延期決定。仕事を急いで終えて、いろんな先生や休みのナースたちに連絡し、レストランにキャンセル、＆主役３人に日付の確認をし、再度予約を取り直し…、新しいお知らせの作成、と大忙し。やっとすべての仕事が終了し、家に帰って、なんとか台風に備えて準備をし、子どもたちのお昼寝時間に間に合い、一緒にお昼寝。夜になって子どもたちをお風呂に入れ、ご飯のしたくをし、ダンナが帰ってきて、一緒にご飯を食べて…、と今日は主婦したぞ！と自己満足に浸りながらダンナのビールを奪って飲み始めた頃…。『デッコボッコフレ～ンズ♪』と聞こえ…。（コイケのメール着信音は○コボコフレンズ）コイケの初代師匠（プリセプター）からのメールでした。内容は、今日、レストランに行ったら中止になっていたけど、いつ決まったのか。と…。一気に酔いも覚め、真っ白。急いでお詫びのメールを返信。（コイケはＰＣ派なので携帯のメールはめちゃくちゃ遅い。）初代師匠からの返事一言…。題名：そうだったのね。本文：寂しいわ…師匠、本当にごめんなさい。お詫びします…。今度、一緒の日勤があったらお昼ごはん、ごちそうします。師匠～！！ごめんなさ～い！！！

  2005/08/25

• 深夜入り

  だいたい、というかほとんどの深夜入りは日勤のあとに家に帰ってその日の夜中に出勤、というパターンが基本です。そんな今日は深夜入りでした。いつも、急いで帰って家のことをある程度して、ダンナに子ども２人を「お願い」し、２～３時間仮眠を取ってから出勤するのですが…。最近、眠れなくなってきた！寝ようとすればするほどあせって眠れない。そしてどんどん時間が過ぎて、結局ほとんど寝ずに朝まで仕事。もう、年かも…(ー_ー)!!あと３年ちょっとで山を迎えます。って10年後も同じこと言ってまだ、自分は若い、とアピールするのではないか、と将来が不安になりました。(-_-;)

  2005/08/24

• 病棟会議

  今日は、月に一回の病棟会議。実は、コイケ、連続４回も毎月休みの日に当たってました。せっかくの休みに病棟会議だと、半日つぶれた気分になります。でも今日は久しぶりの日勤。しかし、日勤も大変。病棟会議の間は仕事がストップしてしまうし…。日勤のうち、半分は出席しなければいけません。あとは、お休みの人と、準夜のひとが出席してだいたい20名くらい。そんな、コイケは書記でした。いつも眠くてウトウトしてしまいがちなコイケ。今日は書記だから大丈夫！と思っていましたが…やっぱり。途中で議事録の字が読めなくなり、隣にいた司会の先輩につんつんされちゃいました。だれか、寝ない方法を教えてください。コイケはじっと座っているとすぐに眠くなっちゃいます。緊張感なさすぎ…。

  2005/08/23

• お買い物で…

  今日、お買い物をしていたらこんな井戸端会議がコイケの耳に飛び込んできました。（盗み聞きじゃないですよ～、会議されている方たちの声が大きかっただけですｗｗ）オバサン１「この前さぁ、○○病院（コイケの職場）に行ったんだけど～。あの病院、いつもきれいだよね～」オバサン２「そうそう、しかもキレイな人多いよね～」コイケうきうき。それってもちろんナースのこと！？とわくわく。オバサン１「そう、いつもお掃除してくれている人たち、スッゴクきれいな人ばかりで一生懸命お掃除していて気持ちいいよね～。」オバサン２「看護師さんはかかわいくないのにね～。」コイケがぁぁん！！一気に落ち込んじゃいました。でも。本当に外来（1，2階）をお掃除されている方は委託業者なのですが挨拶、掃除、患者さまの案内、どれをとっても私たちナースも見習わなきゃ、と思うほどしっかりされています。しかも年齢層が若い！！衣装も動きやすそうなんですが、何処から見てもお掃除の方に見えません。お化粧もいやみが無く、たぶん教育されています。スゴイです。患者さまからの評判もバッチリ。しかし…病棟のお掃除さんは違う委託業者さんで評判はボチボチですが、お値段（委託業者のお値段）が雲泥の差だとか…。でも、理想はお金の問題じゃなくって、みんな、私たちもしっかり接遇できるように努力しないといけないなぁ、とつぶやいてみるコイケでした。

  2005/08/20

• チーム会

  今日はコイケの所属するチームの会議でした。コイケは会議と名のつくものに参加するときはいつもウトウトしてしまいます。今日も、準夜明けということもあり、一生懸命寝ないように努力。あくびも禁物です。そんなあくびを我慢していたら、いつの間にか、目元に涙がたまってしまいポロリ。すかさず先輩に見られてしまい、しかられる！と思った瞬間、「★★さん、泣かないでよ～。まだいるんだから～」と。え！？何の話？と話をまったく聞いていなかったコイケはドッキリ。９月いっぱいで退職される方の話の最中でした。あ～、バレ無くてよかった。(^^ゞ

  2005/08/18

• ナースコールとピッチ

  お盆はそこそこの入院患者さまでしたが、やっぱり増えますね～。お盆はご主人もいるし、とおうちで様子も見ていたお母さんたちが、お盆があけて、一人で子どもの世話をする生活に戻り、ずっといっしょにすごしていると、不安が強くなっちゃって強い入院希望で来院される方が結構います。入院していれば、子どもの熱があっても一人で悩まなくって済みますもんね。そんなお母さんたちのお話を聞くのもコイケたち、ナースの仕事です。だから検温も一人ひとりに結構時間がかかります。新人さんはなかなか話を止められずに、長居しちゃってしかられることもしばしば。ベテランの先輩でも、話好きのお母さんや、常連のお母さんに捕まってしまうとなかなか帰ってきません。そんなときに役に立つのがナースコールと連動しているピッチです。ピッチは、人数分はありませんが、わが病棟にはナースコール用のピッチが８台あります。（本当は課長さんと二人の係長の分合わせて11台だけど課長さんたちのはコールがならないように設定してあります。）でも、実際に使用しているのは各チーム１台の３台と、の保育士さんが１台使っているだけなので、常にあまっています。（夜勤用で残りは充電中。）なので、話好きのお母さんのところに行くときは、あらかじめ、みんなピッチを持って、誰かに伝えます。「今から○○さんのとこ検温行くから、１５分後に■番でお願い。」訳すと「今から○○さんの検温に行くとなかなか帰ってこれないから、１５分経ったら、■番（８台で番号の下１桁が１～８で決まっている）のピッチにコールしてね。お願い。」です。時間になれば、誰かがピッチに電話してくれ、ピッチがブルブルと震えだし、お母さんには「ナースコールなので失礼します。」と言えますもんね。ちょっと失礼な方法だけど、時々使っている私たちです。本当は時間があれば、一人ひとり、じっくりお話したいです。なかなか時間がないです…。

  2005/08/17

• 今日は準夜

  今日は準夜です。ですが、ダンナの親戚が集合し、お墓参りに行くので、コイケたちも仕方なく（ダンナは長男だし）ダンナの実家で行きました。とにかく、みんな話が長い！！もちろん、といっては失礼なのでしょうか、ご年配の方が多く、同じようなことをずっと話しています。そして、話のネタがつきたのか、ついにコイケ一家が話の中心に。そして、ダンナのおじさんにあたる、もと中学の校長先生がコイケに一言。「看護婦さんっていうのはカルテも書くのかね？下の世話だけではないのか。」かなりかちーん！せっかく普段お目にかかれない3000円もするおすし屋さんのランチが一気にまずくなりました。バカにしすぎ。いつも一生懸命、患者さまのお世話をしつつ、患者さまの一日の様子をカルテに残し、患者さまの個別に合わせてどんな看護がふさわしいか考えて、看護診断、計画やサマリーをカルテに残して、と時間外までやっているのに、そんなこと言われてかなり気分が悪くなりました。そんな、もと校長先生には笑顔であいづちしただけでしたが、「良かったらそろそろ（下の世話が）必要そうなのでしてあげましょうか。」とでも言えばよかったかな、と大人げないコイケでした。

  2005/08/16

• すっかり朝に…

  こんな時間に何してるんだ、ってもうすぐ４時…。早く寝ないと…。と、思いつつ、書き書きしてます。(^_^メ)今日は準夜なので夕方から仕事なのでまだまだ、余裕があるのです。なんて、実は子ども寝かせていたらいっしょに22時くらいに寝ちゃって、24時に子どもにけられて起きました。そしてせっせと仕事のレポート作っていたら遅くなっちゃった。(-_-;)そんな。もうお盆休みおしまいですね～。コイケにはあまり御用の無いお盆休みですが、やっぱりダンナが休みなので、助かります。子どもたち二人とも家に置いて仕事いけるし。毎日、幼稚園（夏休みでも預かってくれます）にフクを送り、院内の保育所にハナを送り、大泣きされ…。また、その生活に戻ると次は、正月休みに乞うご期待か～、なんて思っちゃいました。今、幼稚園でも、保育所でも毎日のようにプールに入れてくれます。だから結構お洗濯大変。(-.-)

  2005/08/15

• 入院の付き添い（今日は深夜明け）

  今日は深夜明けでした。最近、ほんの少し外に出るだけで汗だく。しかも日焼けをしてしまうコイケです。もともとたくましいからだなので、日焼けしたらさらにたくましくなっちゃうよ～、と思いつつ、今日もお墓参りに行きました。そんな。今日の夜中の出来事です。お盆ということもあり、入院中の付き添いがお母さんよりお父さんの姿が多い我が病棟。夜間の巡視に行ってもお父さんの高いびきがいろんな部屋で聞こえます。ウチのダンナもいびき歴あり、コイケも時々いびきあり、ですが、本当に人によっていろんないびきがありますね～。もちろん、寝言もいろいろ。今日、一番ヒットした寝言が「おい、今日くらいやらせてくれよ～」とあるお父さん。思わず深夜なのに「えっ！？何を？」と睡眠中のお父さんに話しかけてしまったコイケ。お父さんはあさまで爆睡中でした。朝になり、お母さん登場。こっそり「退院したらやらせてあげてね。」といいたかったコイケでした。(*^_^*)

  2005/08/14

• ドクターとナース３（恋愛編２）

  （昨日の続きです。）そんなわけで。まずは、これからなるべくＷ先生のマンションで飲み会をしよう、と言うように話を持っていきました。もちろん、先生が断る理由もなく、すんなりＯＫ。そうすれば、主任はいっしょに帰らなければいけなくなります。そして、先生のマンションで毎週、飲み会が開催されるようになり、はじめはあえて、詮索せずに主任は私たちといっしょに帰って、こっそりマンションに戻っていましたが、そのまま私たちは作戦会議をしました。今、考えると先生の奥さんにこの事実を伝えたほうが良かったかも知れませんが、できれば奥さんの知らないうちに私たちで解決したほうがいいんじゃないか、と当時の私たちは考えていました。（あと。本音を言えば、かなり探偵ごっこに夢中でした。）しばらくして、主任と先生が警戒しなくなった頃、私たちは活動開始しました。まずは、二人が会っている頃にわざと夜勤ナースが先生に電話をしました。Ｗ先生は糖尿専門の先生だったのでもともと、ドクターコール（患者さまが先生の指示したある状態になったら先生にそのつど電話して、指示をいただくことです。）がほかの先生に比べて多い先生でした。なにかに用事をつけて電話しました。ひどいときはほかの病棟のナースまで協力してくれました。こんな嫌がらせを始めたと同時に、私たちは主任が私たちと別れた後、先生のマンションに戻ってくるのをわざと主任に見つかるようにこっそり見てるぞ～、と言わんばかりに見に行きました。すぐに二人はばれてしまったことに気づきました。しかし、あえて私たちも追及せずに、先生も主任も何もそれには触れずに二人は会わない日々が続きました…。いえ。会わなかったのは１回だけでした！私たちが何も言わなかったことを良いことに、公認してもらった！と解釈されたのか、また、二人の関係は続きました。そして、私たちも意地になり、パパラッチの日々は続きました。しかし、平行線のまま。最後は乗り込みに行きました。わざと、解散して、主任がマンションに戻ったのを確認してから先生の家に「忘れ物を取りに来た～！」とみんなで（総勢９人）戻りました。もちろん主任がマンションにいることは私たちは表向きでは知らないことになっています。先生はあわてて、「ちょっと見てくるから待ってて。」と私たちが家に上がるのを拒んでいました。そんなことに動じる私たちでありませんでした。コイケの親友が、「先生～！おしっこ漏れちゃう～！トイレ～！！！」と叫びました。そして、玄関をあけようとしたらドアロックがかかって開きません。コイケの親友は玄関の扉があくまで叫び続け、やっと先生が出てきました。「トイレ入っていいよ。あと忘れ物無かったけど…。」その瞬間、私たちはみんなで乗り込みました。リビングにはなぜかあけたばかりの缶ビールが２本置いてありました。「先生～！なんで一人でビール２本あけてるの～？」「先生、お風呂、べたべたじゃん。先生もしかしてシャワー中だった？でも、髪もぬれてないし、服もさっきといっしょだよね？なんで？」「あれ～？先生、押入れからなんか出てるよ～？あけるよ～。」「え～！！？なんで主任が押入れにいるの～？しかもいかにもシャワーでたよ、って感じ！！」そして、コイケはその一部始終をビデオに収める係でした。その後の二人は。ばったりと関係が途絶えて、先生も週末だけでなく、自宅に帰る回数が増えました。主任は相変わらず、長年付き合っている彼氏と会う回数が増えました。先生の奥さんも、ちゃんと家に帰るようになって喜んでいました。で。コイケたちは、ほっとしたのですが、ある日、病棟の師長が主任と喧嘩し、その腹いせに看護部長に不倫の事実をぶちまけてしまいました。結果。主任はそのまま。Ｗ先生は常勤から非常勤になり、代わりにとっても素敵な女医さんがマンションに住みました。（その先生は事実を知りません。知っていたらそのマンションに住みたくないですよね。）私たちのしたことはあまり良くないことでしたが、結果はまずまずで、しっかり探偵ごっこも楽し見ました。若かったからできたよな～、と今回ここに書くために当時のビデオを見直したコイケでした。

  2005/08/14

• ドクターとナース２（恋話編）

  医者とナースといえば。やっぱり気になるのが恋愛はあるのかっていうことでしょうか。今の病院ではそんな話も聞かないコイケですが（きっと知らないだけ。）、以前の病院ではしっかりありました。しかも主任ナースの医者との不倫が…。コイケはまだ、結婚する前に毎週水曜日、院内の有志でテニスを近所のスポーツセンターでやっていました。医師やナースはもちろん、検査技師や薬剤師、受付のキレイなおねえちゃんもご一緒でした。そしてその後は行きつけの居酒屋へ。その後です。毎週、毎週、その主任ナースＭがＷ先生を送っていくんですよね。その先生、自宅まで車で１時間ほどかかるので病院の買ったマンションに単身赴任中。（といっても週末には自宅には帰っていますが。）だからＭ主任もその、病院に近いマンションに送るだけなんですが、ふと、「なんでいつも主任？」とみんなの中に素朴な疑問が。そういえば、病棟の飲み会のあともいつも主任が送迎。もしや…、と思ってコイケは先輩と用事があると居酒屋を抜けだし、先回りして先生のマンションへ。そこで。見ちゃいました。肩を寄せ合う二人。仲良くＷ先生のマンションへ消えていきました。でも。私たちはＷ先生の奥さんともお付き合いがあり、一人の先輩はＷ先生の奥さんと友達でした。そんなコイケもＷ先生の子どもたちと何度か遊びました。（子守かも？）で。私たちは話し合った結果、私たちとの飲み会を口実に不倫している先生と主任を許せない！ということになりました。そこで私たちの攻撃がはじまりました…。（続く☆彡）

  2005/08/13

• ドクターとナース１（お仕事編）

  ドクターとナースの関係ってどうなんでしょう？なんか、微妙な関係ですよね。何が何でも言いなりになるか、何が何でも反抗するか、自分の正しいと思わないことはやらない、とか…。ほかにもさまざまですよね。なぜ、今日、そんな話かって、今日の院内研修で“今日の抗菌薬（以前では抗生物質といっていましたが。うちの病院でもこの４月から言い方を改めました。）”のいうテーマで、とある病院の感染症内科の医師が講演をしてくださいました。正直言ってナースのコイケにかさっぱりわからないことが多くて、？？？？という感じでしたが、抗菌薬の選択や使用方法についてとても新鮮な考えをもって見える先生だな～、と思いました。そんな講義には医師、研修医の先生方の姿、検査技師の方がとても多く参加されていました。でも、ほとんどが抗菌薬の選択を中心に話されていて、実際に今日、参加したナースが明日から、ドクターに「この抗菌薬に変えたほうがいいですよ。」とでも言えというのか、ってことです。もしくは言えるのか、ということです。ま、どこの病院にもいますよね。本当にズバズバ言っちゃうナースが。お前が医者か！というくらいに。そんなコイケの病棟では、やっぱりそんな先輩ナースが一人いて、かなりご年配の方ですが、若い先生よりも指示が的確です。もちろん、医者、看護師問わずに思ったことをズバズバ。ビシッときられます。そしてちょっとわがままな子は、お母さんといっしょにしかられます。だけど人気があるんですよね。しつけも得意技です。そして、先日、わがまま度100％の患者様のカルテに院長先生（たまたま小児科）が回診の記録のアセスメントに書いていました。“○○さんにビシッといってもらおう。”院長にも一目おかれてスゴイです。

  2005/08/12

• コイケの盆休み１日目

  今日から２連休。ちょっと最近日勤は大忙しで時間内に帰れたのはいつだったかな～、と考えてしまうほどタダ残業していました。しかも最近、お休みの日でも一日かけての研修や、病棟の行事（夏祭り）、勉強会などで病院にいかなかった日はありません。そんな今日も午後から救急蘇生の勉強会で病院へ。一日中、ゆっくり主婦をする暇はコイケにはありません。家族を犠牲しまくりです。そんな今日も病院へ行きました。今日は実際に想定して発見から、デモストしてやりました。はじめは照れがあって恥ずかしかったけど、なんか途中から、役者さんになったみたいに楽しかったです。実際の場面ではそんな余裕ないでしょうが。以前勤めた病院で、すっごく美人でスラッとしててデキル先輩がいたのですが、（ちょっと性格が怖くて、すごく我儘でしたが。）その先輩なら、実際の救急現場でも余裕にさわやかに動いてしまうんだろうな～、と思いました。そんな連休が半分終わってしまいました。チーン(-_-メ)

  2005/08/10

• それいけ救急車

  今日は、コイケの受け持つ患者さまが、心臓の手術のために専門の医師がいる病院へ転院される日でした。しかし、その患者さまは人工呼吸器を使用中で、コイケと、医師２名と救急隊員３名が救急車に同乗し、かなりむさくるしい旅になりましたｗコイケは以前勤めていた病院で、何度か今、勤めている病院に患者さまを救急車で搬送したことがありましたが、せいぜい１５分くらい。今日は、行き（行きはもちろんサイレンを鳴らして走ります…）は40分、帰りは１時間、と長旅になりました。そんな長旅は初めてです。で。病院についてコイケと一緒に来た先生２名とその患者さまの処置をしていると、その背後にすごい人だかりが！！！さすが専門的な病院、というかまだ、100例もない稀な病気の患者さまなので医師なのか研修医なのかだれだかわからない人が盛りだくさんコイケのサマリーの下書きを読んでいました！！！（こっそり持ってきちゃったんです）清書は封筒の中にはいっているのに～！！そこでボソッと…。「字が読めん…これなんて書いてある？」と話し声が…。思わずその若い女医さんを睨んでしまいました。下書き読むなよ！！！そして、患者さまのいろいろなことを転院先の看護師さんにお話ししてご両親と挨拶をして待ってくれていた救急隊員の方、医師と帰りましたさすがに帰り道は長くって睡魔との戦いでした。けど、先輩方を差し置いて良い経験となりました。病棟に帰って感想を聞かれましたが、緊張した、以外思いつかないコイケでした。その患者さまは来週手術予定です。早く元気な顔を見せてね。

  2005/08/09

• 夏の出来事３（汗だく編）

  私たちナースの毎日のメイン処置ともいえるのが患者さまの清拭（温かいタオルで体を拭くこと）です。小児病棟では、この清拭が一苦労。コイケは何回もしつこい！といわれそうですが、以前勤めていた病院では、成人の病棟勤務で寝たきりの方が半分くらいみえる病棟だったので、大人の清拭もばっちり経験済みですが、取り合えず暑い！！男のひとの背中なんて一回のタオルでは拭ききれません。そして寝たきりの方は２名の看護師で行いことが多いですが、着替えひとつも大変です。麻痺があったりして、体位変換も技とコツが必要です。人工呼吸器なんて付いている日には、いつもの倍の時間がかかります。夏はやっぱりすべての患者さまの清拭が終了する頃には汗だくです。（特に腋の下とか…）(^^ゞそんな大人の清拭をかれこれ８年近く行っていたので、小児病棟に勤務するときはさぞかし楽だろう、と思ったら誤算でした。子どもは看護師の姿を見るだけで、大暴れ。一日の汚れを少しでも落とすために清拭しているのですが、一日に書く汗のうち、半分くらい清拭で汗かかせているんじゃないか、と思うくらい暴れて、汗びっしょりになります。コイケは最近はお顔から拭くのをやめて、最後に拭くことにしました。なぜなら清拭中、泣いて鼻水と涙でお顔が大変なことになるからです。そして、終わった頃には、付き添いのお母さんとコイケは汗だく。ここまでして、本当に大切なのか、この清拭。って感じですが、こんなときでないと、なかなか全身状態の観察もできなくて、でも首の下や耳の後ろの垢は毎日すごいので毎日戦っています。ただ、全部の患者さまが嫌がるわけでなく、３歳くらいまでの子の２/３が嫌がるくらですが。だから、きっとどこの看護師さんも、夏は毎日午前中は清拭で汗だくですよね。

  2005/08/08

• 夏祭り（今日はお休み）

  今日は病棟の夏祭りです。かなり大掛かりなお祭りで、病棟の保育士さんの力作のプレイルームを使ったお化け屋敷にはじまり、病棟の中庭の広場で盆踊り、輪投げに水風船など、プチ夏祭りですが結構町内会なみです。部長先生にこの前課長さんが福沢諭吉を何人かいただいていました。この日の子どもたちのおやつ代です。休みのナースはみんな浴衣で登場です。浴衣なんて着るの、子ども産んでからないかも、って昨日あわせてみたら、コイケ母が「腹が出て、かなり重量級だね。どこの相撲部屋ですか～？」と大笑い。楽しみにしていたのに、浴衣、着たくなくなっちゃいました。(-_-)しょぼん。

  2005/08/06

• 医療ミス！？

  今日は、医療ミスについてどう考えていくべきか？などの講演を聴きました。（といっても日勤のあとなので2時間程度ですが。）もともと心理学を中心に学ばれてきた先生だったのですが、なるほど、なるほど、納得！といったような感じでお話は進みました。ミスは予測も付かないところで起こっちゃいますよね。（予測が付かないからミスなんじゃ～！！とつっ込まないでクダサイ。）ミスは私たちの目を潜り抜けるのがとても上手だそうです。そして、何人もの目を巧みに欺いていきます。コイケもミスを時々してしまいます。（やらなきゃいけないことを忘れてしまったり、処置に必要な物品を忘れてしまったり。）そんなミスにどうすれば勝てるのか今後の課題となりました…。ミスが起きるときの背景はとても重要だそうです。ただ、リスクレポート（事故報告書やヒヤリーハット。どこの病院でもありる書類。ただ、病院によって言い方の違いはありますが。）を書くだけにとどまらず、いい対策があればいいですよねぇ～。(^_-)-☆

  2005/08/05

• 看護診断（今日は真剣なお話）

  今、わが病院では看護記録はフォーカスチャーティング、看護診断はカルペニートを使用してます。（もうすぐＮＡＮＤＡに変更するそうで先日、たくさん本を買いました。）コイケは今、院内研修で看護診断を学んでいる最中ですが奥が深いですよね～。受け持ち患者さまの計画を見直すとき、いつも悩みだすと時を忘れてしまいます。大体、見直してから中間サマリーを記録していますが、でも、途中でやっぱり…、と診断を変更することも…。しっかり把握できていない証拠＆アセスメント不足です。記録もついつい忙しくてＤばかり。ＡＲは省いてしまうことが多くてさっぱり。これはいけません。だれかにマンツーで教えてもらいたい…。

  2005/08/02

• 個室希望（今日は準夜あけ）

  入院は、大部屋、個室に分かれています。多くは、４人部屋、個室、に分かれている病院が多いのではないのでしょうか。昔よくみた、６人部屋、２人部屋は減ってきていますよね。コイケは断然個室派です。職員は半額、っていうのもありますが。昨日は準夜でしたので夜働きました。そんな、急に消灯を過ぎてから、ある個室のお母さんが「すみません…」とスタッフルームを訪ねてきました。用件を伺うと、そろそろ個室代もかさんできて、日付が変わるとまた、お金がかかるからいますぐに変えてほしい、というお話でした。なぜ、昼間に言ってくれないのでしょう？常識から考えても人数の少ない夜勤、しかも消灯すぎ。「なんか、今日、ずっと思っていたんだけど、今日は今日で個室代払っているからちょっとでも長くいないともったいないし、なかなか部屋を変えてほしいって言い出せなくて…。」もともとご両親の強いご希望で個室に入院されておりました。なんだか、あきれてしまいました。看護師って言う仕事もいいことばかりではありません。

  2005/08/01

• 夏の出来事２（怪談編）

  病院って言えば…。決まって怪談話がツキモノですよね。私たちも、落ち着いた夜勤で休憩時間が取れると時々話します。今のコイケの病院は移転してまだ４年目なのでなかなか小児病棟には出現しないようです。ただ、ほかの病棟に子どもがいるみたいですが…。以前勤めていた病院には山のようにあります。何度も病院は建て直しているのですが、増築に増築を重ねて、古い建物を順番に建て直しているのでなんか一緒に移動されるようで新しい建物でもすぐに怪談話は出てきます。霊感の強い友達なんかは、「あ、○○さん。良かったね～、やっと自由に歩けるようになったね～。」なんて深夜に廊下に向かって話していることも多く、昼間の仕事でも、「ごめん、なんかにらまれているからリネン室（シーツの置いてある部屋）に入れないよ。行ける？」なんて聞かれることも。もちろんコイケはさっぱり霊感なくて、何も感じないのでいいよ～、と行きますがさすがにドキドキ！！でも遭遇したことは一度もないですけどね。そんな時々ですが深夜になくなった人がご家族と家に帰られて、その無人の部屋からナースコールが鳴ったり、患者層から考えてもトイレにいける人がいない男性用トイレ（立ってするほう）のコールが鳴って、近づいていないのに急にトイレの水が流れ始めたり…。でも一番驚くのが認知症の患者さまの夜間の徘徊！怪談話なんかよりずっとリアルなので驚きます。まだ、コイケが働き始めた頃は病室の窓はしっかりと全開するタイプのもので、個室にはベランダまでありました。夜間、ラウンドに行くとその患者さんの姿はなく、枕もとには新しい出血のあとが。（点滴を抜いてしまっていました。）そしてその出血のあとをたどるとベランダで血まみれになって寝て見えました。真っ暗の中で懐中電灯のあかりで発見したときは、殺人事件をイメージしてしまいました。ほかにも、普段は歩けないはずの方が談話室のソファーで寝てみえたり、自分で点滴を抜いてしまい、血まみれになり、ナースステーションまで歩いてお知らせしてくれる方。（結構あとの掃除が大変なんですけど。）深夜、部屋に入るとほとんど動けない方がベッドから降りて（落ちて？）ベッドの下にもぐって「うわぁ！」とナースを脅かしたり…。ほかにもたくさん、キリがないです。でも、皆さん、とても素直で私たちももう、しょうがないなぁ、みたいな感じで対処していました。（でも、そのつど自分たちの管理ミス、観察ミスでレポート書いていて、それは苦痛だったけど。）そんな私たちは病院の中だけのお付き合いなのである程度割り切れますが、実際に、家で介護されてる方は世の中たくさんみえますよね。本当に、お疲れ様です。なかなか認知症の方とのお付き合いはなれるものでもないし、受け入れにくいものですが、コイケも将来、親の介護で遭遇するかも知れません。今は少しずつ社会福祉が充実してきてはいますがなかなかすべての方が充実したサービスを受けられず、まだ介護で苦しんでいるご家族もたくさんいます。特に認知症に対しては難しい現実です。なんだか政治のことはさっぱりわからないけど、無駄な小児科の入院（親のわがままとかでの入院。）で乳児医療費を使うよりも、もっと必要な人に税金を使ったほうがいいのに…と思いつつ、今日もそんな小児病棟での仕事が待っているコイケでした。

  2005/07/31

• 準夜あけ

  ただいまですぅ。今日の準夜は濃い準夜でした、語りつくせない忙しさ。というか、一人、重症さんがいて、ほとんどついていないと息も止まってしまうような感じで久々にすごく緊張しました。そんな。コイケは重症さんについていたのですが、準夜仲間の一人が一人で部屋移動していたようで、ご苦労さま、と心からお疲れさまでした。どうやら急に、消灯前に、大部屋の患者さまから同じ部屋の人がうるさいから部屋を変えてほしい、と訴えがあったそうです。そんな私たち的にはうるさくもなく、でもご希望なら、と忙しいさなか手伝いも呼べず、担当ナースは一人で部屋移動しました。そうしたら移動先でしばらくすると「こんどの部屋はほかの子がみんな小さな子ばかりで泣き声がうるさいから前の部屋の方がうるさくないので戻してください。」と訴えられ、また、元のお部屋に戻られました。いくらなんでもひどすぎます。確かに患者さまだけど、ただのわがままです。大部屋の皆さんはそれぞれ気を使われながら生活されています。少し考えてくだされば、ナースも夜間も昼間と同じ人数で働いているのでなく、しかももう早い子は寝ている時間なんです。しかも、もとの部屋に戻るなんて言語道断！！！！最近、患者さまの権利の主張が強くて（当たり前なのですが。）それをわがままも通る、と勘違いされている方が多すぎる！！！いつか、医療者の権利なんて主張してくれる方が出てくればいいのに…と思ったコイケでした。では、そろそろ寝ないとまた、準夜なので力を蓄えます…

  2005/07/30

• 患者さまの苦情（その１）

  今日は久しぶりに準夜です。（もうしばらくしたら出勤します。）最近深夜続きだったのでちょっとホッとしているコイケです。準夜は夕方から夜中まで働くのですが、体的には深夜より楽チン。ちょっと夜更かししちゃったなぁ、くらいですみますから。（でもたまにちょっと夜更かしではすみませんから～、残念！！！）←古い。準夜のやっかいなところは入院の多さです。だいたいよその医院にかかってそこで「ちょっと大きな病院にいったほうがいいねぇ～」という方はそこで紹介状を持ってコイケの勤務する病院に受診します。そしてそこで診察して点滴したり、検査したりして、入院が決定すると、もう日勤さんは帰っているか帰る準備をしている頃の時間。そこで準夜さんの登場。入院はせっせと受けなければいけません。準夜は３人。でもひどい時（訂正！）多いときは５人近く入院されます。ひとりあたり２人受けることもめずらしくありません。そしてそれでもほかの入院患者さまのお世話もしっかりあります。なかなか消灯すぎても寝ない子の相手や検温、点滴交換に夜の分の注射周り。あと、一番困るのが昼間はこどもと一緒に昼寝したり、ほかの面会者がいたり、プレイルームであそんだりと、忙しい付き添いのご家族の方ですが、夜になると付き添いのご家族も暇になり、いろいろ考える時間もできているため訴えが驚くほどに多い！！！昼間、先生に聞き忘れてしまった事はもちろん、昼間には考えることのない不安、などなど。一人一人しっかり聞くのも時間が結構かかりますが忙しいとなかなか聞くこともできず…。で、時々意見箱（各階のデイルームや外来のあちこちに設置してある。）に“小児科の看護師は冷たい”と書かれてしまうこともしばしば。態度がでかい、何でも患者に押し付ける、などなど。苦情はつきません。本音は…、看護師から患者さまにも意見箱したいよ～！と叫びたいコイケでした…。

  2005/07/30

• ありがたい階層別研修

  わが病院では看護師の教育が盛んで地域でも有名です。そんなコイケも前の病院にいるときにはよく噂を耳にしました。そして今、まさにレポートに追われる毎日。そんな日記までつけているので本当に子どもの世話、家のこと（半分はダンナ様が請け負ってくれますが。）など大忙し。ちなみに昨日の睡眠時間は３時間…。日勤が続くとなかなか自分の時間が取れなくて夜更けになってしまいます。そんなわけで。今日は階層別の研修でした。階層別といっても、ただ、卒後○年、として分けられているのですが。コイケは中途採用なので知らない人ばかり。しかもコイケは子ども２人産んでいるため、その分の産休分のブランクがあり、若い人たちと一緒に受講したので一気に若返りました！！(^.^)そして今日の講義は県内の大学の教授が講師だったのですがスゴイ！！なんかいままでただがむしゃらに、そして夢中に、文句をブツブツ言いながら仕事していたので、自分が将来どんな看護師になりたいか、なんてことをすっかり忘れていました。今日は、その先生に初心に帰るきっかけを頂き、明日からも頑張るぞ！という気持ちになれました…。でも、どんな看護師になりたいのかちょっぴり忘れてしまったコイケなのでした…(-_-;)

  2005/07/29

• うちの子入院するんだよ～☆彡

  今日は日勤、そんなコイケの愚痴は今日も絶好調です。今日、コイケは翌日手術の目的で入院される方のお迎えを外来まで行きました。そこには３組の翌日手術組の皆さんが待っていたのですが…。ご両親とともにきた女の子、そしておじいちゃんおばあちゃんとお母さんにつきそわれ来た男の子、そして最後はお母さんと、お母さんの友達とお母さんのお姉さんとその二人の子どもたち（見た目からして５歳未満の子、合計４人）と来た男の子。もちろんやっかいなのか３番目の一組。入院時の説明ですでに外来の看護師さんがしっかり数日前に感染予防のためにほかの子どもは部屋に入れないって説明してくれているはず。なのに、なぜだかたくさんのお子様が一緒にいるってなぜ？以前にも書きましたが感染予防のために中学生以下のお子様、そして同居のご家族の方以外は入室をご遠慮いただいている部分とそうでない部分に区切られているわが病棟。もちろん手術される方は感染症をもらっては困るので区切られているほうに入院されます。しかし時にはどうしても兄弟がいて入れないのは困るんです、とご希望があれば手術の方も肺炎や気管支炎などの患者さまが入院される区切られていないところに入院していただくのですがあらかじめ、予約を入れる際にどちらが良いか確認してお部屋の手配をします。そしてもちろん、３組目の方も区切られているほうの入院を希望されたのですが。コイケ「すみません、もうしわけありませんがお連れのお友達は部屋に入室できないことになっているのですが、途中まで同行されますか？」３組目の母「せっかく入院するのでほかの子どもたちと病院のプレイルームが楽しいと聞いたので一緒に遊ばせたいんです。」コイケ「…」（かなりカチーン！！！プレイルームには長期入院の子や院内学級に通っている子などがしっかり遊べるように結構広く、おもちゃもいっぱい。）コイケ「申し訳ありませんが感染予防のためにプレイルームも入室できません。」３組目の母の姉「はぁ！？見舞い客は遊ばせてくれないって？ふざけすぎ！！」３組目の母の友「やってられない！入院するからって楽しみにしてきたのにぃ～。」ふざけているのはアンタ達だ！！！と心から叫びたかったコイケでした…。そんな２組目のお母さんがあとでこっそり教えてくれました。そのお母さん、外来で「うちの子、入院するんだよ～☆彡」といいまわっていたそうです。子どもにとっては入院なんて苦痛でしかないのに、最近はそれをなんだか勘違いされているお母さんを時々見るようになりました。

  2005/07/28

• 朝のお散歩

  今日は朝、いつものように上の子を幼稚園に連れて行き（出園日なので。）、下の子といざ病院へ。そして院内のかなり隅っこの駐車場に車を駐車し、反対側の隅っこにある保育園まで下の子とフラフラお散歩。これが結構きついです。大人の足でも普通に歩くと１０分弱かかる道のり。そこを子供の足でフラフラお散歩。しかしすべてのコースをお付き合いしていると遅刻決定なので途中まで子供と荷物を抱えて足早に歩きます。それだけで汗びっしょり。そして安全なところにきたらやっとお散歩の始まりです。しかし、いろんな人に声かけられてあっちへフラフラ、こっちへフラフラ、なかなかまっすぐ進みません。そして難関は売店の横！！！ほんのわずかですが一度、時間外入口から院内へ入って売店の横を通りテラスから中庭へ出て近道をしないと保育園にはつきません。そしてその道を通るときには、売店によるのが日課になりました。いつも売店は癖になるから連れて行かないようにしていたのですが、先日の１週間の入院中にどうやらじいちゃん（ダンナの親）に連れて行かれ場所を覚えてしまった様子。通るたびにそれまでフラフラしていたのが一気に売店目指して一目散！仕方ないので紙パックのジュースを買い、中庭のベンチで休憩しながら飲ませて、そしてやっと保育園に連れて行きます。ちなみにこの季節、ほとんど日陰のない中庭で汗だくが更に汗だくになり、仕事前にすっかりくたびれてしまうコイケでした。(-_-;)

  2005/07/25

• いろんな母（今日は深夜明け）

  今日は深夜明け。そういえば先週も土曜日は深夜でした。今日はまたまた、コイケの愚痴の始まりです。朝方、４時過ぎにナースコールが鳴り、モニターで観察している患者さまだったので、モニターでは何も変化ないけど、どうしたのかな？と思いつつその患者さまのもとへ。そうすると、付き添いの母さんおなかの減ったわが子のためにせっせと眠い目をこすりながらミルクを作っておりました。コイケ：「どうされました？」母：「この子のミルクがこれで最後なので追加を持ってきてください。ちょっと今日、ダンナが仕事で夜までこれないんです。」コイケ、カチーン！！！！なぜかってその患者さま、もう入院して３日になるのに入院時からミルクがない、ない、って病棟の保存のスティックミルクを使い続けていたんです。患者さまにはいろいろな事情があるから、と仕方ないとは思いますが、入院してから３日。一回も姿を見せないご主人。そんなご主人に強く言えない付き添いの母さん。そして入院してから「明日には主人が来てミルク持って来ますまら。」といい続けている母さん。病棟に腐るほどあった試供品のミルク、すべて使い切ってしまいました。しかも哺乳瓶も家から持ってきていなくて、病棟の哺乳瓶を使っています。なのに！自分の枕はしっかり持ってきたり、化粧道具も邪魔なくらいそろっていて、何より、吸える場所がないのにタバコがとってもたくさんタンスの上に積み上げてあるんです。（もちろん院内で販売していません。）その患者さまは年齢のわりには体重も少なく、成長もすごく遅れていて、体に不思議な傷跡があることから、あることが疑われてさほどひどくない風邪なのに入院された患者さまでした。信じられません！子供の飯はいいのか！って感じです。そんなその患者さまには病院から後期の離乳食が一日３回出されているのでミルクを病院の食事として差し出すことはできず、でも「残りは私が食べますから。」と母さん病院での配膳をミルクよりも離乳食を選択されています。ほかにもここには書けないような信じられないことをシャアシャアとやっている母さんなのでした。だからコイケはカッチーン！！！もう、病棟にもミルクないよ～！あんたのところだけ今まで特別にしてあげていたのに、図々しい！と思ってしまいました。そんなコイケは顔がひきつらないように「申し訳ないです。もう、病棟のミルクもなくなってしまい（もともとそんなに在庫がなく、ほとんど使うこともなかったし。）、どうにか準備できないでしょうか？」と聞いてみました。すると母さん、「近くの薬局まで歩くと１０分くらいかかるよね～。無理だわ。しょうがないからこの子、ダンナが来るまで我慢させるわ。」と母さん不機嫌。入院してから３日間もしっかり病棟のミルク飲ませておいてそれはないだろ～！とさらにコイケ激怒。しかし、コイケは患者さまのためのナースです。なんとか母さんにミルクを準備してもらわなければいけません。その後、母と相談してコイケが仕事終了してから薬局まで一緒に行き、買い物して病院まで母さんを送りました。ここまでナースがやることじゃないような気がしますがなんだかやり切れなくて、こんなことしてしまいました。今度仕事言ったらなにかいわれそうな気がする…ｵｿﾛｼｲ。ちなみに母さん、薬局でオムツ１パック、ミルク１缶、自分のシャンプー、リンス各１本、するめ、菓子パン、栄養ドリンクを買っていかれました。（なんかいやらしいけどしっかり観察してしまいました。）やっぱり３日分のミルクは返す気がないようで、別にいいのですが、何かやりきれない思いのコイケでした。

  2005/07/23

• 今日も…。

  今日は何かとコイケ担当の患者さまの検査が多い一日でした。なかでもMRIは小児では結構大変な検査処置です。まずはMRIは時間がかかるためその間に寝ていてもらう必要があります。そこで使用するのはお薬です。まず飲み薬をのんでもらいそれで寝ることができればそのまま検査ですが50％の確率で寝ません。そして次に登場するのがお尻から細い管を少しいれ、そこから液体の眠るお薬を注入します。なので検査の前に万が一に供えてあらかじめ浣腸をして腸の出口付近にある便を出さないといけません。そんな浣腸も大仕事。子供も大暴れで私も大暴れ。そんな今日は担当患者さまを２人、MRIにお連れし、そしてホッとしたところにほかの患者さまの緊急手術の知らせが入り…。ここ２日間ずっと日勤で毎日保育園にお迎えに行くとわが子一人残っていましたが今日もドベ決定でした。ごめんね、ママは今日もなかなか迎えにいけません…。

  2005/07/22

• 転落

  今日はベランダから転落して脳内出血で手術をした患者さまの状態が落ち着いたのでICUから小児病棟でお引越しでした。もちろんコイケの担当に。昨日も一人、ICUからの患者さまを担当させていただき、ちょっとぐったりのコイケ。先輩に、あくびしているところを見られて「今日はやる気ないねぇ～。昨日で燃え尽きたって感じだよね。」といわれつつも（昨日は並行してほかの手術の患者さまも担当させていただいていたので。）なんとか一日が終わりました。本当に疲れたってきっとこんな感じ。本当にぐったり。あしたの日勤は平和でありますように…。

  2005/07/21

• 医療事故！！

  医療に携わる私たちの一番の恐怖が医療事故です。ほんのわずかなミス、気のゆるみが大事故につながります。（なんだか交通事故みたいですね。）毎日、小さな事故も起こさないようにと、日々、いろんな確認作業も行われています。内服ひとつでも必ず、一人目のひとが電子カルテで確認し、もうひとりが薬局からのラベルで確認し、三人目のひとが自分の情報と照らし合わせながら患者さまに薬を配ります。これでもあわせると結構時間がかかるものです。注射も、1つの注射をつめるのに、最低２人は確認します。朝から、晩まで、確認業務の多さは計り知れません。でも、ミスはそんな確認をすり抜けて起きてしまいます。とても悲しい事です。一番小児科に多いのはベッドからの転落です。小児科病棟をみたことのある方はご存知ですがベッドが高い柵に囲まれており、そこでみなさん過ごされています。しかし、なかなか柵があがっておらずに付き添いのご家族が一瞬、くしゃみをした隙にベッドから転落された子もいました。原因は私たちの管理ミスです。ベッド柵をあげる説明不足、ベッド柵があがっているかの確認不足。私たちは入院時のオリエンテーションで必ず、ベッド柵の話をします。実際にすぐ落ちてしまうので、乗り降りするとき以外は何があってもあげておいて下さい、と。そして、患者さまのお世話をしに行くときはもちろん、ほんのちょっとの用事でも患者さまのもとへ行った時には柵の確認をし、下がっていれば、「申し訳ないです。」と言いながら柵をあげさせて頂きます。でも、転落は時々起きる医療事故で、責任は私たちにあります。どうすれば減るのでしょうか。なぁんて、おしゃれな感じで書いて見ましたが。「あれだけ注意したのに、どうして、柵をあげておかないんだよ～」と発見時は心の中でつぶやいてしまうコイケでした。（発見すると、どこの病院でもあるのですが、事故がおきました、これからはこんな対策を立てて、改善していきます、みたいな書類を書かなければいけないのです。そろそろ、改善策のネタも尽きてしまいました。）(-_-;)

  2005/07/20

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