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カテゴリ:特定秘密保護法案
以下の日記は、「(3) TVジャーナリスト達「特定秘密保護法案」反対会見。弥勒菩薩ラエルは楽園主義の導入を提唱」の続きです。まだ、前の日記をお読みでない方は読んでない番号からお読みください。
(1) (2) (3) 2013年11月11日、TVジャーナリスト達が特定秘密保護法案に対する反対会見を開いた。 ●岸井: 今日ね、急がなければならないもう一つの理由は、これだけずさんな天下の悪法、もし我々の危惧が本物になればですよ。 そういうものであるだけに、私なんか常識的にね、「この法律が、そんな、通る筈がない」と、「当然この国会で廃案だろうな」と思っていたら、なんと「与野党修正協議のうえ、この国会で成立するかもしれない」という情報を聞いたもんだから、「それはウソでしょ!?いくらなんでも」ということが一番大きいきっかけですね。 「まさか」ですよね。 ●鳥越: あの、それから一つ付け加えますと、僕もこの間ビックリしたんですが、自民党の小池百合子さんがですね、首相の…、ま、新聞によって全部表現が違いますが、毎日新聞は、首相動静日日なんとか、だったんですね。首相の行動がですね、一応全部載っている訳ですね、新聞の2面の終わりぐらいのところに各新聞大体載っています。で、「これも秘密に当たる」みたいなことを小池さんがですね、国会のある場でおっしゃっているのを聞いて、本当に「アホじゃないか」と思いましたですね。(32:38) つまりもう、過去形ですよね。翌日の新聞ですから。 つまり、テロリストの、これは万が一ですけども、そんなことはあり得ませんが、テロリストのターゲットになり得ると。それは、予定が書いてあったらですね、それは、ま、一つの可能性としてあり得るんですけれど、過去の事をですね、書くのはね、どうして秘密に当たるのか?本当に笑止千万としか言いようがないんですが、そういう意識で自民党の今の議員がですね、この問題を取り扱っている事について、本当に…これはもう…どうしようもないなと、こんなものでは。 これについて野党側からもあまり異論も出ないという話ですね。危機感を感じざるを得ないという事が正直なところであります。 ほかにありますか?みなさん。無ければ一応質疑応答という事で皆さんからご質問をお受けいたします。 出来れば会社名を名乗ったうえで、誰に質問するかという事を御指名の上、質問していただければありがたいと思います。 何でも結構です、どうぞ。 ◆質疑応答 文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/Er2xv9ICpBc?t=33m36s 田原総一朗が、特定秘密保護法案に反対運動 マスコミをびびらせる狙い ●質問)田中●作: フリーのジャーナリストで田中●作と申します。よろしくおねがいいたします。 こうやって反対の声をあげる事は私はもちろん大賛成ですが、声をあげるのがこれ、遅きに失したのではないか?と思っています。 今マスコミのバッシングを浴びている無所属のある参議院議員は、9月ごろからこの危険性を訴えて全国行脚していました。 それで、新聞テレビの会社の幹部はですね、打ちこぞって安倍首相と会食している訳ですが、国民の多くはこれにですね、「何か取引をしているんじゃないか」と眉をひそめております。 で、それをですね批判できないみなさん達がですね、ここで「秘密保護法案反対だ」って言ったところで、やっぱり、この人達またなんか…、みなさん達がやっているという訳じゃないですよ。 そういうテレビ局の人が言ったからといって、やはりというメディア不信。 さっき田勢さんもおっしゃったメディア不信があって、今一つ説得力がないんじゃないかと思うんですが、 えー、質問は二つです。 ・遅きに失したのではないか? ・メディア自らが襟を正すべきではないか? この二つです、どなたでも結構です。しいて言えば皆さん答えて下さい。 ●回答)田原: 今月の朝まで生テレビはこの問題をまともに取り上げます。 まともに。ね。 だから、上が何を考えようと、朝まで生テレビはこれをまともに取り上げます。 ●回答)岸井: ま、今日は基本的に個人の参加で、どこに所属しているという事は無しという立場になっていますから、あえて言いませんけれども、ずっと取り上げてきていますよ、ずっと。 だから、ただあえて反省すると、さっき言ったように「まさか通るとは思わなかった」のが、「ひょっとしたら通るかもしれない」という、その感覚のずれはちょっとあるかもしれません。 ●回答)田原: ほぼ通ると思う。 大谷さんが詳しいと思うけれど、多分12月にね、会期を延長しますよ。野党は会期延長のところで妥協しますよ、たぶん。それで通る。 ●回答)大谷: そういう意味では遅きに失したという今のご質問を頂いたんですが、確かに遅きに失しているかもしれないんですが、ただね、「通るかもしれない」けど、「これは危ないぞ、危ないぞ、とんでもない法律だ」という事をですね、声を高く言っておけばですね、そう簡単に動けないと思うんですね。 これ実質的にやるのは公安警察ですよ。手を下すのは公安警察ですから、これが6年も7年も経って、「実はこういう事をやって、こいつはこんな取材をした」というときになったら、国民はそれに慣らされてきている訳ですよね。 「あいつはあんな取材をしやがって」、「とんでもない奴だ」と、「やられて当然だわな」と、いう形になる。 その時期を待っていると思うんですね。 だから私たちは通ろうと通らなかろうと、とにかくこの法律は危ないんだと言い続けてですね、残念ながら向こうに刀が渡ってしまったら、どうやってその刀を使わせないかと言う事のためにはですね、御批判の、確かに遅かった事はあるかもしれませんけれども、「使えないようにしていく」という努力をですね、間断なくやっていかなければいけない。 おそらく警察はですね、いきなり記者のみなさんを逮捕するという様な事はしないと思うんですね。何より彼らが欲しいのは家宅捜索ですから。みなさんのパソコンとか履歴とか、 「こいつは誰と会っているんだ?」 「なんでこんな記事が書けるんだ?」 なにも本人の身柄を押さえなくてもいいんですね。 家宅捜索っていうのは、今は「新幹線の切符よりも家宅捜索令状の方が取りやすい」と言われているんです。 まずはそれを頻繁に取ってですね、がんじがらめに我々の情報を取っていこうという流れが出てくると思うんですね。誰だって、岸井さんのパソコンみたい、田原さんのパソコンみたい、青木さんのパソコンを見たい、それだけで十分だっていう気があるわけですよ。 だから、危ないから抜かせないと、いう努力を引き続きやっていかないといけないと思うんですね。 ●質問)朝日新聞: 朝日新聞の川村です。 金平さんに伺いたいんですけれども、 先ほど2002年の例を持ち出されましたけれども、今回声明の下も、ま、意味があって黒塗りをされていると思うんですが、この声明の趣旨には賛成であると、だけども名前を今回は出したくないというキャスターの方は、複数に、あるいは少なくとも何人とか、今回はいらしたんでしょうか?それをちょっとお聞きしたいんです。 ●回答)金平: 「国家安全秘密上の理由からお答えできません」というふうに言うのは簡単なんですけどね、あの・・あのね、私は鳥越さんとかみなさんと相談しながら、声かけのお手伝いをボランティアでやったんですがね、2002年の時、さっき田原さんも言っていたように、1を除いた4から12までずっと並んで、みんな自由にものを言えた当時と今は…全くやっぱり状況が違っているというのを身にしみてわかりましたですね。 ・・・続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.14 19:38:40
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