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カテゴリ:作品紹介
眩暈堂開業まであと315日!
今日は大学時代の自分に影響を与えた一冊を紹介 御手洗潔のダンス さて今日は自分の好きな本の紹介。 御手洗潔のダンスですが「山高帽のイカロス」「ある騎士の物語」「舞踏病」「近況報告」の4編が入った短編集で、どの話も読み応えばっちりで楽しめます。 「山高帽のイカロス」では空を飛べると言い張っていた男がある朝電線に引っかかって死んでいた。彼は空を飛んでその間に電線に引っかかり死んでしまったのか、という素敵な謎だし、「ある騎士の物語」の誰もたどり着けるはずの無い場所で男は撃ち殺されていた、撃ち殺したのは神なのか?そんな昔の謎を見たりが解決します。「舞踏病」踊りだしてしまう老人の背後にある謎を御手洗がその名推理でズバッと解決します。 これらの話は当然謎解きの面白さを味あわせてくれますが、最後の「近況報告」は少し毛色が違い、御手洗潔という名探偵の趣味や考え方を書いていて面白い。 どんな紅茶の銘柄がすきかなんて紹介されている名探偵も少ないのではないだろうか。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 ご意見ご感想ありましたらぜひコメントを残していってください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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