日本、狭いようで広い・・・世界へ

　　この時期になると思い出すものがあります。
　それは、みずみずしい、その名も水ナスです。

　　これは以前書いた水菜と違って、
　どこでも見られるものではありません。

　　大阪でも南部の泉州という地域のみで
　生産されているものです。
　他の地域では出来ないとのこと。

　　これが生のまま切って、ぎゅうっと絞ると
　ほんとに水が滴り落ちるのです。
　　
　　よく見かけるナスより、丸みがあって大きく、
　ずんぐりしており
　あくも少なく、甘味があって生でも食べられます。
　写真で見せられないのが、残念！

　　生のまま切って塩で揉んで食べても美味しいのですが、
　一番は何といっても、糠漬け！
　これはなんともいえないほど、おいしい！

　　大阪でも泉州以外ではなかなかスーパーでは
　見かけないもので、あったら、ちょっと値段は高めですが
　2個、3個と買ってしまいます。


　　これこそ関東にないかなー、と思うのですが、
　このナス（泉州水ナスともいう）は他の地域で作ると
　水ナスにならないそうです。

　　その土地・気候が関係するそうです。
　ホント地域の特産物ですね。