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テーマ:本のある暮らし(3286)
カテゴリ:本
●読んだ本●
「顔のない狩人」アイリス・ジョハンセン著 池田真紀子=訳 二見文庫 ■あらすじ■(あらすじ) 「ボニーを殺したのはフレイザーではない、私だ」 ドンと名乗る男は、電話でイヴにそう告げた。 イブの愛娘ボニーは何年も前に殺害され、 遺体はまだ見つからない。 が、凶悪犯フレイザーが犯行を自供し、 死刑になった。 なのに、真犯人は別にいたのか? 動転するイヴは、 姿なき男ドンが仕掛けた 戦慄のゲームに否応なく巻き込まれていく! 『失われた顔』につづきイヴの活躍を描く娯楽巨編! ■感想■ 一人娘のボニーを フレイザーに殺された 複願像製造の専門家のイヴは 心の傷を癒すために 南太平洋の島にある 大富豪の友人の別荘で暮らしていたのだが、 そこへフレイザー事件の被害者と思われる 新たに発見された遺骸の複願を依頼しに ボニーの事件以来親友となった アトランタ市警の刑事ジョー・クインが迎えに来た。 このクインと、 イヴの友人のジョン・ローガンが イヴの取り合いをするいがみ合いが 私にはちょっと滑稽に見えて、 劇的な設定を狙い過ぎじゃないかと、 事あるごとに子供っぽいケンカをさせ 「どちらも大事な友人」と言うイヴに対して ちょっとうんざりした。 それ以外の謎解き部分は 結構楽しめた。 ボニーの亡骸を求めるイヴの執念や クインの行動力や 最後がハッピーエンドになっている事から 悲しみを少し緩和出来た。 途中の狙われる所や ラストでの詰めが少々乱暴な気がしたが、 50円で買った本にしては満足だ(`・ω・´) 去年読んだ本なのに 感想がずーーっと書けなくて あやふやな感想になってしまったーー( ̄_ ̄ i) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 12, 2010 06:00:23 PM
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