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テーマ:ミステリ小説(44)
カテゴリ:本
『闇に浮かぶ牛』P・J・トレイシー著 ―DEAD RUN-ミネアポリス警察署殺人課シリーズ ■P・J・トレイシー 母パトリシア・J・ラングトンと、 娘トレイシー・ランブレクトの母娘チームのペンネーム。 03年『Monkeewench』でデビューし、 バリー賞、アンソニー賞、カムシュー賞、 ミネソタ文学賞の新人賞を受賞、 一躍売れっ子作家の仲間入り。 現在、パトリシアはミネソタに、 トレイシーはカリフォルニアに住み、 好調な執筆コラボレーションを続けている。 (どちらも大変な美人でそっくりだ) ★ミネアポリスはミネソタ州の州都 ■あらすじ 異様な静けさに包まれた町に迷い込んだ3人の女たち―― グレースとアニーは天才サイバー集団「モンキーレンチ」メンバー、 シャロンはFBI心理捜査官――は、 そこで恐ろしい事実に気づく。 携帯電話さえ「圏外」のこの場所で、 命を狙われることになった3人の、 決死の脱走劇が始まった! 一方、彼女らを案じる男たちも捜索に出るが……。 大人気のミネアポリス警察署殺人課シリーズ! ■感想 これを読む前に読んだ『血の咆哮』もミネソタ州の話で、 五大湖のスペリオル湖西部の街サンダー・ベイに飛び、 去年読んだ「氷の闇を越えて」スティーヴ・ハミルトン著も スペリオル湖の東南岸だった。 続くねえ、スペリオル湖近辺物語。 と言ってもこの『闇に浮かぶ牛』は湖岸には至らないで、 スペリオル湖の南のミシガン湖の街、 グリーン・ベイに向かっていた3人の女性が道に迷って フォーコーナーズと言う小さな町(集落くらいの)で 脱走劇を経験するんだけど、 始まりのフォーコーナーズの出来事を読むと するする読めたので借りたのに、 主人公達が出て来たらすごく読みづらい文章になって 現在57ページで立ち止まってしまった。 アメリカは広くて、土地勘も全くないため グーグルマップを見ながら読んだりしている。 ミネアポリスからグリーン・ベイまでは200キロくらいかな。 フォーコーナーズと言う地名はすごく沢山ある。 どの辺か全く分からないけど、 森の多い湧き水の湖がある牧場が出て来る。 グリーン・ベイはウィスコンシン州。 ウィスコンシン州の州都はワシントン。 地理が全くダメなのでお勉強の良い機会です。 始めの牧歌的な文学作品みたいな日常が、 突然恐ろしい展開になり、脳が拒絶した。 受け入れられないままにモンキーレンチの登場となり 流れに乗れないぞーになってしまった。 ああ、恐ろしや恐ろしや。 いきなりの大量殺戮?大事故?に乗り切れず、 しかも主人公たちが出て来たら読みにくくなり、 途中あちこち拾い読みをしたものの 楽しくなくて断念した。 ――20220210ごろ断念―― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 2, 2022 12:18:57 AM
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