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碁盤を囲んで

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January 22, 2012
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テーマ:気になる本(113)
カテゴリ:

言葉は、使い方が難しい道具だ。

きっかけは、年が明けて、囲碁の日にみかけた、つぶやきだ。

 

>いい(キャッチ)コピ-というのは、商品やサ-ビスの宣伝をするだけでなく、

読んだ人に、ハッピ-やたのしさを提供してくれます。

(カシミア広場: http://idetomotaka.com/ )

 

言葉が受け手に浸透し、意識を変える、という企み。

これが、年末から読んでいた本と、共鳴した。

>広告表現は、商売のための表現です。 自己表現ではありません。

>表現力の差は、他者の思いを想い、想い至る力の差。

 

受け手に伝わって、受け手に変化が起こって、はじめて意味を持つ。

 

>会話を促す情報はあるか?

 

この問いは、碁会所のコピ- http://twitpic.com/83d2b1 

をつくるとき、ヒントになった。

また、週間363ボケをかました私を、一瞬でノックアウトしたのが、

 

>朝までにコピ-500本。

 

プロはまず量からして違うね。もっと早く読めば良かった一冊だ。

 

 

本書を読んで、意識を変えたら、すぐに書き始めなさい、といっている。

 

>人を変えるために書け

>読む人の立場で書いているか

>客観的に書かれた文章は使えない

 

 ↑ これは、 「瑠璃色の戯言」の記事に近い。

 http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20110105#p1

新書らしく、各項の見出しがよくできている。

ところどころ矛盾させたり、逆説的な表現が多く、

読者に引っかかり易くしている。

 

>まず、自分が驚け

>異論があるか?あればことごとく却下だ

>文章で自己表現はできない

>削る作業に自分が出る

>果たして言うほどの価値があるか

 

ゴチャゴチャやらずに筋良く、ということ。

『「やめること」から はじめなさい』(千田琢哉)に通じる。

後半では、ライブ感、身体感覚を力説、

書きながら新しい考えが湧いてくる状況が理想、と。

囲碁ボケハイに通じるかもしれない。

確かに、あの夏の終わりの一週間は、

http://plaza.rakuten.co.jp/zeniki/diary/200907160000/

以下の一節に通じる体験だった。

 

>踊りながら書け

 

 

 

>これから10万字を超える文字を費やして書こうとすることは、

実は4行で書き尽くせる。

 

冒頭の言葉は、それだけ言い聞かせても、分からない人が多い、ということ。

4行どころか、1行でいい。

 

>受け手が言って欲しいことを言ってあげるだけ。

 

武宮先生は、こう言っている。

 

>技術は修正できますが、発想が間違っていると、何をやってもダメですね。 

 

何を言うか、そして、如何に言うか。

 

 






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Last updated  January 24, 2012 07:21:29 PM
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