#341 小中学校団体戦1日目
管理人から雷が鳴る中、日本棋院へ駆けつけた。まず、階段で3階へ上り、小学生の部へ。主将に6段を擁する入船南小が神奈川に星を落としていてがっかり。鹿児島、名古屋に勝つも予選リーグ敗退。県予選3位通過の宮崎小は、1回戦で昨年負けた岩手とあたって残念ながら負けた。しかし、予選リーグで岡山からあげた勝利には胸を張っていい。県予選全勝優勝の市川小は、優勝を狙っている。そろいの水色のTシャツに、それぞれの名前の一文字をプリントした勝負服だ。「天」、「秀」、「健」の三人はよく戦い、沖縄には3-0、神奈川に2-1、名古屋に2-1と競り勝って枠抜けを決めた。完全に「お父さんモード」の三村九段も「よしよし」と何度もうなずいていた。小学生の部ベスト8は、三連覇を目指す藤沢兄妹の東京(市谷小)、神奈川(3校)、香川、熊本、大分、そして千葉の市川小である。つづいて、2階の中学生の部。県予選2位通過の富岡は神奈川に1-2でせり負けたが、リーグ2勝1敗は立派。県予選3位の渋谷幕張は、広島と石川に負けたが、大阪に勝って大喜び!全員が1年生で、来年以降も楽しみだ。昨年全国3位の印西西の原は徳島、愛知、長野を破り決勝トーナメントに進出。「道」、「龍」、「雅」とこちらの三人の名前も強そうだ。対局後、今日の碁を並べて検討している3人の前に現れたのは、完全に「千葉県出身棋士モード」の三村九段。「あしたもがんばってください!」と声をかけていた。中学の部ベスト8は東京(3校)、神奈川、茨城、埼玉、兵庫、そして千葉の印西西の原。わが千葉県は小中ともに1校ずつが2日目に勝ち残った。あすも激しい雷雨の予報がでているが、みんな優勝を目指して元気にがんばって欲しい。