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カテゴリ:共働き
お盆直前に、ネットで予約したとある海水浴客の多い民宿に泊まりました。
料理もおいしい、掃除も行き届いている。 なのに、私にとっては妙にくつろげない宿でした。 くつろげない原因は、 宿としての仕事を終わらせるかというのに集中していることによるものです。 夕飯の支度をしたら、さっさと配膳してしまいたい。 そして、食べ終わったら、さっさと回収し、後かたづけをしたい。 その思いがあまりにも強すぎました。 共働きをしていて、日々どたばたと追われるように食事の準備をしている身としては、 宿の人が、自分を日常に引き戻してしまうのです。 そこに食事が少ない。 民宿にしては、お値段も安くはなかったこともあって、不満が爆発してしまいました。 (食い物の恨みは恐ろしー) 後に、ネットに結構な苦言を書き込んでしまいました。 何度も訪れる場所ではない宿。 文句を言って改善してくれたからといって、自分には何のメリットもない。 宿が忙しいんだから仕方がないと思ってしまえば、 私が言ったことはわからないはず。 厳しいコメントをかかれた民宿からうらまれるだけかもしれない。 言わなくていいことを言ってしまったと、書いた後、非常に後悔しました。 お盆明けの残暑の中、体力も落ちていたのか、気分は落ち込みました。 今日、おそるおそる、宿の回答をみました。 宿側は、私の言わんとすることをしっかり分かったようでした。 おいしい料理、徹底した掃除ができる宿です。 もともと実力のある宿ともいえます。 だからこそ、分かったんだと思います。 少しほっとしました。 自分を逆の立場において考えてみると、 我が家にいらっしゃったお客様へのおもてなしの心構えに通じると思います。 高級なお茶やお菓子なんかがなくても、かっこいいインテリアじゃなくても、 お客様をお迎えする気持ちをもって、お越しいただかねばと思いました。 (引っ越して4ヶ月目。まだ誰もよんでいませんーーー) 人に文句を言うとき、自分を逆の立場に置き換えて、考えようと努力しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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