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2006.09.10
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カテゴリ:希死念慮
心が酷く沈んでいる。

真夜中に轟いていた雷鳴が、

今にも襲ってきそうな恐怖に駆られる。







希死念慮が、鎌首をもたげている。

私の首を切り落とさんばかりに、

苦しく重い真っ暗な闇を伴って

胸の辺りに棲み着いてしまった。







この事は、新薬を中止してから覚悟していた

ものでもある。食欲や酷い過食嘔吐が無くなった

代償として、『死んでしまえたら』という

想いが次から次へと襲ってくるのである。

けれども、飽くまで実行には移さないよう

踏み留まる。

折角得る事の出来た自分らしい感情や、

新しい方向へと歩み始めている自分を、

今ここで殺す訳にはいかぬ。







新薬を中止しても、まだ薬効は辛うじて

残っている。効能時間が長いからである。

昨日の晩から、今まで服用していた

鎮静効果の強いお薬に戻した。

私がお薬を溜め込む癖があるのを、

主治医はとっくに見破っているので、

次の診察日にお薬を組み立て直すまで、

それを服用するようにとの指示があったからである。







新薬を服用する事で、所謂軽躁状態になっていた。

落ち着かないが、どこまでも前向きに進んでいけると

信じて止まない自分がいた。

ところが今日の夜から、その足を

ふと止めざるを得なくなった。

疲れてしまったのである。

しんどくて、もう歩けないと悟ったのである。


けれども、今までの体験や想いは心にしっかりと

残っている。その経験と言うものを大切にして

それをどうやって

『これから生かして行けるのか』

と言う事が課題となる。







『希死念慮』

と一言で言うが、内包されている感情は

途轍もなく複雑で難解で、自分でも理解に苦しむ。



『何故突然死にたくなるのか』

『どうしてこんなにも全てが色褪せて見えるのか』

『何で生きなきゃいけないのか』

『生きていたって毎日過食嘔吐の繰り返しではないか』

『苦しみの連続、苦渋に満ちた毎日』

『生きている方が苦しかろう』




そのような想いが頭を去来する。

でも、新薬によって知り得た



『時には楽しいこともある』

『時には嬉しい事もある』

『寂しく心細く怒れる事はあっても、それが人間である』




と言うような体験は、忘れられない。

勿論目の前には、高く長く続く階段がそびえている。

周囲が全て強固でどこまでも高い壁になって

どうにも動けない事も出てくるであろう。

それらをどう打開するかが

これからの生き方である。






そんな時こそ主治医やカウンセラーの

『言葉による助け舟』

が存在している。だから生きていられる。

また、この場で温かい言葉をかけてくださる方々の

存在も大きい。

物凄く沈んでいても、勇気を与えられるようである。







見つめなければならないものは、

『虚無』だけではない。

『過去から自分が感じてきた事』も、もう一度体感し

見る事が大事である。

今まで自分が見てきて感じてきた事は全てが事実で

真実であるのには変わりが無いのであるから。

新薬を中断した事で、また後退してしまうかも知れない。

けれども、それが事実であり真実である事を念頭に置き、

またこれからの進退を、つぶさに感じ取れるようになりたい。





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Last updated  2006.09.10 21:11:36
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