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2007.07.27
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カテゴリ:大好きな女優さん
19時前、

無事家に

帰り着いた。

大阪での

目まぐるしい

2日間が

まるで嘘のように

現実は、始まった。







7月26日。

今までの怠惰な生活から

一変した時間を

過ごした。







空港で搭乗の手続きをしたり

手荷物を預けたりと

今まで他の誰かが

やってくれていた事を

全て自分でした。

想ったよりも大変で

時間を読み間違えて

飛行機には

ぎりぎりの時間に

乗り込んだ。







飛行機に乗ったのは

久し振りであった。

いつもは見上げている空に

私はいて、

地上を見下ろしている。

離陸時に身体へかかる

Gや浮遊感。

その後、綿飴のような

雲を向こう側の窓から見て

自分の左側にある

窓からは美しい

地上を見た。

いつもは

途轍もなく大きいと

感じているもの全てが

小さく見えた。

空から見た風景は、

柔らかさをもたらしてくれた。







大阪に着き、

道順等分からない事は駅員さんに

訊きながら

無事バスに乗ったり

地下鉄の電車に乗ったり

しながら

目的地近くの

駅へ到着した。

舞台が公演される

場所までは、親切にも

道標が沢山あって

迷う事はなかった。

けれども

物凄い暑さで

母と私はやがて

無言になり

険悪な空気が流れた。

しかし、宿泊所のロビーにて

涼をとったら

お互い気持ちも落ち着いて

今まで通りの2人になった。







私はその日、2時間しか

眠っていなくて

疲れていた所為もあった。

母が喉が渇き

お腹が空いたので

併設されているレストランで

共に食事をした。

母は生ビールと

その日のランチメニューを、

私は生ビールを注文した。

舞台の事で頭が一杯だから

「過食したい!食べたい!」

という気持ちにはならなかった。

母は小食なので、

私はサラダのレタスや

コンソメスープを

分けてもらった。

舞台を楽しむ為には

体力を残しておかねば

ならないので

少しだけれど

固形物の食べ物を

消化する事が出来た。

それが嬉しかった。


チェックインまでは

時間があったので、

後はドリンクバーの

紅茶やコーヒーを

飲みながら

母と2人、たくさん

お喋りをした。

他愛ない話から

私達兄弟が

子どもの頃の話まで・・・

それは凄く

温かな時間であった。







宿泊所にチェックインした後、

舞台開始時間までは

時間が余っていたので

母はお昼寝をして

私は読書をしていた。

最近の私では

考えられないほど

歩いたり階段を昇降したり

したのに、

「嗚呼、もうすぐ観○ありさに会えるんだ!」

と想うと

わくわくして

どんどん覚醒していった。

地元からの道程は

とても暑く

汗だくで気持ち悪かったので

シャワーを浴びた。

そして新たに

ばっちりとメイクをして

祖母と一緒に買った

洋服に着替え

舞台を観る姿勢を整えた。

東京など都会に住んでいたら

芸能人を見かけるのは

稀な事ではないかも知れないが、

田舎に住んでいる私にとって

憧れの彼女を

“自分の目で確認できる”

という事は

大変な事なのである。

鼓動は高鳴り

テンションも上がっていった。







舞台開始1時間前、

私はお腹が空いたので、

カフェで母と

サンドウィッチを

半分にして食べた。

“肉”である

ハムは食べられなかったけれど、

またも固形物を消化した・・・

というよりも

「美味しかった。今食べたものが

 私の力になるんだ!」

と素直に受け容れられた。







 
観劇する沢山の人々が

集まり始めて

辺りは騒がしくなった。

受付が始まる頃、

もう既に長い行列が

出来ていて

私と母は少し急ぎながら

列に並び

手続きをした。

そして私は

パンフレットを購入して

母と2人、席に着いた。

2階席のF列。

舞台からはかなり遠い。

「これじゃ、表情とか見えない!」

と不安に想った。

そして、その不安は的中した・・・。







今日は疲れているので

記述はここで留めたい。

続きは、明日

思いの限り記したい。

舞台は、兎に角

考えさせられる内容であった。

その場では初めての空気に

戸惑いながらも

笑ったり泣いたりしたが、

今想い出すと、

内容は私にとって

熟考せねばならない

ものだと感じられた。

ただ、何より

出発の日、起きられないのではないか

という懸念が吹き飛び

アグレッシブに動けた

自分が今でも不思議である。

それほど、

私は大好きな女優さんに対する

気持ちが強いのであろう。

今、生きているということ。

母と共に生きられているということ。

こころの底から感謝したい。





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Last updated  2007.07.27 21:22:53
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