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カテゴリ:特別な日
゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚神前式が、始まった。゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚ 新郎一族、新婦一族がそれぞれ一列になって、 その部屋へ入っていく。 厳かな雰囲気が、漂っていた。 私達の、列の先頭は姪っ子だった。 その後ろに母、私、弟・・・と並んで部屋に入った。 相手の家族と対面する形で座った。 その式での細やかな説明は省略する。 立ったり座ったり、頭を下げたり。 ただ、新郎新婦が声を合わせて誓いの言葉みたいなものを 読み上げる時、何が可笑しいのか 2人は笑い始めたのである。 厳かな雰囲気で誰かが笑い始めると、 何故かそれは伝染していく。 先ず、新郎のお母さんが噴き出して笑ってしまい、 私達も母を始めとして、くすくすと笑っていた。 きっと、斎主は「不謹慎な!」と憤っていたと想う。 しかし、厳かな場ほど、“笑い・可笑しさ”は どうした事か増幅するので、困る。 「笑ってはいけない!」 と言い聞かせば言い聞かせるほど、おかしくなってしまう。 親族達が、お神酒を飲む時がやってきた。 何故か、こども達にも注がれた。 姪っ子は、終始落ち着かないので、 注がれた途端、そのお神酒をぐいっと飲んでしまった。 「うげえっ!まずい!」 隣に居た母が止めようとした時には、 もう飲み干してしまっていたのである。 ほんの少量ではあったが、お酒なので 姪っ子はずっとそれからティッシュを 口に含んで顔を顰めていた。 また、その様子が可笑しくて 妹達やみんながクスクス笑っているのである。 もう、厳かな雰囲気はそこにはなく、 妹達らしい、楽しい式になっていた。 神前式の次は全員での写真撮影。そして披露宴という流れになっていた。 まだ幼い子どもが2~3人いたので、 写真撮影には少し時間がかかった。 けれども、昨日記したようにこの写真には 私達家族が全員写っている。 だから、絶対に後生大切にするし、 宝物になるであろうと感じている。 披露宴が行なわれる部屋に入ったら、想ったより人が多かった。 新郎側の招待客が多かったのである。 残念な事に、親族は末席である。 だから、妹達が遠く感じられた。 各々決められた席に座り、弟にはビデオ撮影を頼んだ。 私は専らデジカメでの撮影をするつもりだった。 けれども、料理が並べられ始めた頃から、私の意識がおかしくなった。 食べてしまったら、過食になって吐かねばならなくなる。 だから食べてはいけないという気持ちと、 今日は特別な日なのだから、比較的カロリーの低いものを 少しだけ、少しずつ食べるくらいなら大丈夫だろうという 想いが抗争してパニックになりかけた。 「私は、母に写真を撮れと言われている。ビデオを撮れと言われている。 度々席を立っていたら大事なシーンを逃してしまうから 食べられない。けれども、こんなにも美味しそうな食べ物を 目の前にして、果たして私は何も食べないでいられるのか」 逡巡したが、結局私は少し、美味しそうな一品を 口に運んだ。でも、そこで一旦、止められた。 やはり、今日は何よりも妹の事が大切だから。 食べて太ってしまっても、それは後日調整できるけれど、 今日という日はもうないのだから。 その想いが、勝った。 一応、デジカメとビデオカメラを両方担うのは無理だから ビデオカメラは弟に任せ、 私は場所を移動しながら妹達を沢山撮影した。 ゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚ まだ、身体が怠く、抑うつ感が酷い。 漫然と、過食と嘔吐を繰り返し そして疲れて横たわるという状態が続く。 無気力・無力感に覆われ、 また、母の怪我が少し悪化したので それも心配で堪らない。 無理をしないよう、過ごしたい。 続きは、調子の良いときに綴れたらと想う。 ゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.30 21:12:46
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