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カテゴリ:虚無
ブログ更新が、不定期になってしまった。 以前は、どんなに苦しくても辛くても 毎日書き綴らなければ 何か気持ち悪い感じがして 無理をしてでも更新していたのに、 今はもう、その感覚さえ、無い。 立秋を迎えて、暦の上では この暑さも残暑となった。 少しずつ秋へと近付いていくのだろうが、 照りつける太陽は容赦なく、眩し過ぎる。 だけど、その季節の強さを感じる感覚は 何処かへいってしまっている。 正直なところ、生きているだけで精一杯である。 生と死の境目を、ゆらゆらと漂っている状態である。 そんな私に、母はきつい言葉を放った。 先日、努力してダイエットをした人達が 特集されたTV番組を、 母と一緒に夕飯を食べながら観ている時、 私が食べている姿を見て言った。 「この人たちはこんなに頑張ってるのに。 あんたは病気を治すつもりが無いんやろ」 「毎日食べて、吐いて。吐くのも辛いんやろ? なんでやめようとしないの?」 「病気を治していかなきゃ。治さな何にも出来んよ」 これは、まだまだ生ぬるい言葉で、 もっときつい事も言われた。 私も一応、 「病気は“治すもの”ではなくて 共に生きて治るように考えていくものだ」 という旨の言葉を伝えたけれど、 ビールでかなり酔っていた母には、戯言のように聞こえたのだろう。 だから、治す気がないのだという言葉が出たのだと想う。 例えば、PTSDという病気。 私は摂食障害になる前から患っているが 先日、妹も患っている事が分かった。 症状は、解離やパニック発作、 フラッシュバックに苛まれるものが主である。 その症状に対して、果たして「治せ」と言えるだろうか。 解離したり、フラッシュバックしたりするのは辛いだろう、 だったら治せと、果たして言えるだろうか。 母は決して、そのような事を妹に言わない。 当たり前である。治そうと想っても、 解離やフラッシュバックを自分で止めようと想っても 出来ないのであるから。 摂食障害も、同じ事が言えるのではないだろうか。 私の場合は過食と嘔吐、そして拒食という 症状として出ていて、 それは目に見えて醜い行為と捉えられる事が多いし、 金銭面でも周囲に多大な負担をかける。 また、自分自身の身体もぼろぼろになっている。 そういった、負の部分が強調されるから、 また、食欲はコントロールできるという先入観もあるから、 「どうにかしろ」ときつく言えるのだろう。 母自身も、過食と嘔吐をしていた時期があったのに、 もう忘れてしまったようである。 摂食障害も、PTSDと同じく病気なのだから、 解離やフラッシュバックを治せと言われて 治せないように、 また、他の例としては 風邪を引いて熱が上がったり咳が出たりするのを 今すぐ治せと言われても出来ないように、 無理なものは無理であり、 治癒を急かされるほど、 「私は生きていては駄目なのだ」 という想いが物凄いスピードで膨らみ始めるのである。 毎日感じている、不安。 祖父の事、妹の事、姪っ子の事、そして母の事。 不安が膨張し続け、それが張り裂けると、 恐怖になる事を、知った。 恐怖を毎日感じていると、生きているだけで疲れる。 精神的にも、身体的にも、 何かが物凄い勢いで消耗していき、 私は日々、衰弱していく。 火曜日の電話診察で、主治医は この私が抱いている恐怖を見抜き、 また、その恐怖が私を死へと向かわせている事も分かって頂けた。 毎日、私は自分に問うている。 「今日は生きていてもいいのか。 それとも今日こそ死んだほうがいいのか。」 その上に様々な、不安を超越した“恐怖”が こころの中で限りなく膨らんでいく。 最後に笑ったのは、いつだったのかさえ想い出せない。 解離を起こす頻度も高くなった。 常に、自分が何者なのか分からなくて、 ゆらゆらと揺れていて、 こうして言葉を綴っている自分が 一体何なのかさえ、漠然としている。 主治医は仰った。 「あなたは解離したり、リストカットしたりする事で どうにか現実と折り合いをつけているのかもしれない。 その方法が無ければ、もしかしたら もっと重篤な精神病になっているかもしれない。」 尤もだと感じた。 疲れてしまった。どうしようもないほどに。 心細いとき、苦しいとき、辛いとき。 どんな場合も、独りで解決しなければならない。 少し身体の力を抜いて寄りかかったり、 頼ったり出来る人は、身近には居ない。 どこにも居ない、現実の世界。 3歳の頃から、母からの躾と称した打擲が酷くなり、 そこで私は解離する術を覚えた。 それが病気ならば、治せといわれても、 自分ひとりの力ではどうしたら良いのか分からない。 兎に角、疲れてしまった。 また、もう少し余力が溜まった時、 ブログを更新できたらと考える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.08 04:15:38
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