芥川賞
書くことが思いつかなかったので最近読んだ本でも書いておこう。「八月の路上に捨てる 」 伊藤たかみ【第135回芥川賞受賞作】暑い夏の一日。僕は30歳の誕生日を目前に離婚しようとしていた。愛していながらなぜずれてしまったのか。現代の若者の生活を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を明るく軽やかに描く芥川賞受賞作。他一篇収録。*紹介文よりコピペ以前TVで紹介されていたのと、芥川受賞作というものに単純に興味を持ったので読んでみた。一人の人を愛して結婚する。それがいつしか気持ちはすれ違い離婚へ。結婚から離婚までの微妙な心境の変化や、気持ちのすれ違いの様子が痛いほどわかるような気がした。わかっているけどどうしようもできない。人って複雑な生き物だ。「きいろいゾウ」 西加奈子この本は友達が貸してくれた本なので礼儀として読んでみた。これまた恋愛小説だけど恋愛ものが好きというわけではありません。この本はただ単純に人を愛すことの素晴らしさを書いている。一人の人を愛するって素晴らしい。でもその人がどこか遠くへ行ってしまうような不安って拭いきれないもの。それでも一人の人を愛していたいね。やっぱり人って複雑で難しい。