２００６年のベストセラー。
メキシコにいる時に１回読んで、アメリカに来て今回が２回目。
藤原正彦
国家の品格
新潮新書
国家の品格
アメリカで仕事をしてアメリカで子育てをして・・・
日本人としてのアイデンティティについて考えさせられる。
アメリカ人と議論をすると絶対に負ける。
それはアメリカ人の論理が正しいから。
ただし、筆者が書いているように論理の出発点がどこかが非常に重要であり、論理の出発点が違うのに議論しても結局平行線。最後は英語でいちいち説明するのが面倒になり、「お好きにどうぞ」が結論。
また、アメリカ人は相手を論破することに夢中になり、実のある解決策は見つからず、何にも進まないし、何も解決しない。
アメリカ人のバカさかげと日本人の素晴らしさが再認識できる。
特に海外で暮らす日本人に勇気を与えるいい本だと思う。
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