ジェフのジュニア育成コーチの池上正氏が書いた本。
サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法
著者: 池上正
出版社: 小学館
発行年月: 2008年01月
目次
1 肯定する―「だからダメなんだよ!」抽象的な言葉で叱ってばかりいませんか?
2 上達する―「悔しくないのか!」負け始めると怒っていませんか?
3 楽しませる―「サッカーを最優先しろ!」子どもに押しつけてはいませんか?
4 気づかせる―「ちゃんと話を聞きなさい!」いつも世話を焼いていませんか?
5 考えさせる―「右へパス!」「そこでシュートだ!」試合の間中、子どもを煽っていませんか?
6 進化する―「今までこうやってきたんだから」古い概念のまま立ち止まっていませんか?
7 夢を持たせる―「プロになりたいんだよな?」子どもより先に自分の望みを語っていませんか?
8 余裕を持たせる―「勝ちたいという気持ちが足らなかった」敗戦を精神論で片付けていませんか?
9 自立させる―「失くすと困るから」電車の切符を大人が持ってあげていませんか?
10 和をつくる―能力別にチーム分けするのがよいと思い込んでいませんか?
11 問いかける―「何やってんだ!」大量リードされたら怒鳴ってませんか?
サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法
サッカー指導の技術的なノウハウよりも子供のやる気・能力を引き出す方法が書かれています。
指導するコーチに対するアドバイスのみならず、父母の子育てに共通した「子の力を引き出す」為にしてはいけない事、するべき事が具体的に書かれており、自分自身もハッとさせられる事が多く、とても為になりました。
サッカー以外のスポーツの指導者はもちろん、一般の保護者にもとても読みやすく説明されており、小学生の子育てに参考になる一冊です。
子育てに関わっている人には、一度読んで欲しい本です。
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