自称「一流営業マン」の、日々のつぶやき

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  お父さん

  業務終了間際、上司の携帯が突然美しいメロディーを奏でました。相手は、得意先の部長さん。「今から名古屋行くけど、暇かい～？」17：30に電話くれといて、「今から暇かい～」とは流石です。色々とこなすべき業務はありましたが、「全然OKでーす！」と、2つ返事。上司と3人で、世界の山ちゃんで一杯やってきました。この部長さんには、もう10年来お世話になっており、我が営業所の「超キーマン」です。重要なお得意さんではあるけれど、「どうすれば会社は成長するのか、どうすれば日本経済は活性化するのか」なんて話を熱く語って下さる、まるで我社の「親父」的な存在の人。小難しい机上の勉強も大事ですが、こういう「頑固親父」気質のお父さんが、これまでの日本の成長を支えて来たのだろうとつくづく思いました。会社の垣根を超えて、日本の将来を憂える「お父さん」のような部長さんに、一歩でも近づけるよう頑張りたいなぁと思いました。

  2005年10月04日

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• 表裏一体

  細かい気配りが出来る。これって所謂「良い営業マン」に必要な能力の一つです。反面、ちょっと気を遣い過ぎて、自分の意見を主張出来ない事もある。最近、その駆け引きの難しさを改めて痛感しております。どこまで自分達の主張を通すのか、情報提供を求めるのか、要求を突っぱねるかetc…　注文をもらうためには、出来得る限りお客様の要望に沿った対応をしていきたい。但し、こちらもビジネスですから何でもかんでも要求を呑む、という訳にはいきません。その、押すか引くかの判断がまだまだ出来ていないなぁと感じます。自分の場合、どうしても「ここまで言うと、お客さん怒るだろうなぁ」という気持ちが先にたって、伝えるべき要望事項等をしっかりと伝えきれていないと思います。もっと経験を積んだ、百戦錬磨の営業なら、打ち合わせの席に座ったとたんに瞬時にその空気を察知してしまうのかなぁ。営業って、色々な場面で、教科書なんかでは到底教えられない能力を求められる事が多いですよね。もっともっと経験を積んで、肌で全てを感じ取る事が出来る位の営業マンになりたいものです。　

  2005年09月29日

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• 腹を決める。

  今日、工場からやっとこさ「納期回答」をもらい、お客様の生産に間に合うように、部品を供給出来る態勢が整いました。まだ予断を許さない状況ですが、とりあえず一安心です。部長やそれ以上の役職にいる人間が、現状を乗り切るための戦略を明確に出せず、「要求に対する充足率を、一率80％で凌げ」なんて言っている中、「べらんめぇ」の係長がやってくれました！供給が滞ると本当にまずいメーカー、ある程度なら融通がきくメーカー、こちらがコントロール出来るメーカーを色分けし、自分の腹一つで商品の供給配分を決定してくれたのです。もちろん、各方面から「こっちにも分けてくれー！」と、悲鳴にもにた要求はあるはずで、並大抵の覚悟ではなかったと思います。しかし、本当に会社にとってメリットのある戦略は何か？を真剣に考え、英断を下してくれたその姿に頭が下がりました。どこにでも良い顔をしていては、結局共倒れで会社としては大きな損失をこうむります。逆に、直近で見れば損をしているように見えても、しっかりと「選択と集中」をして顧客の絞込みをする事により、利益を生み出すことが出来るのです。弱者を切り捨てろ、という理論ではありません。お互いに成長をしていける会社を選択し、全力を傾けて協力関係を築いて行く事が重要なんだと言う事です。決断、断行、腹を決めて実行するのって難しいですけど、各自がそういった気概を持って仕事をしていけば、もっと組織が強く、そして活発化するのではないかと思います。

  2005年09月28日

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• 仕事のルーティン化

  今日は一日在社だったので、さくさくと事務処理をこなす時間がありました。入社当時は9：00～17：45までの時間が長くて長くて、苦痛で仕方なかったのに、今では業務処理に時間が足りない程に感じます。ふと、一体何にそんなに時間がかかるのか、ぼーっと考えてみました。すると、結構単純な事に以外と時間を費やしている事に気がつきました。例えば、・メールの処理、検索・工場や各営業所の内線番号を探す・問題解決のための担当者、担当部署を探す・交通費の清算（これ、結構ためてしまうんです…）本当に単純な例を挙げましたが、結構こういった事に費やす時間ってばかにならないんですよね。しかも、単純だから逆にメモをしたり、覚えようとしない。その場きりで忘れてしまい、また次回同じ事を調べる羽目になる。非効率的です。という事で、仕事の効率を上げるため、自分はこれらの業務を全て「ルーティン化」するように心がけてます。型を作ってしまえば、後はそれを引っ張り出してその型に当て込むだけです。例えば、Aという不具合が発生したら、○工場の×さんへ現品を送る。これがルーティン化されていれば、わざわざ不具合が発生する度に誰が担当で、住所はどこで、なんて調べる必要はなくなります。PCに登録してある担当者名、工場、送り先をコピペして、はい完了。特に事務的な作業においては、ルーティン化は仕事を効率的に進める上で、非常に役に立つのではないかと思います。

  2005年09月27日

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• 史上最低の作戦

  連休の後の仕事始めはきついですねぇ。あるある探検隊の西川君みたいになってました（ ￣Д￣）/さて、最近の好景気の風に乗り、我々電子部品業界も大分活気付いてきております。各社ともに、受注が能力を上回り、あちらこちらで納期問題が発生しそうな気配ぷんぷんです。こういう時こそ、上層部のマネジメント能力に期待したい所。一体どんな素晴らしい作戦で、この逼迫した状況を乗り切るのか。定期値下げをしない、もしくは最低限の値下げですますのか？選択と集中で、顧客を絞り込むのか？はたまた設備投資をかけて増産に踏み切るのか？いやいや、そんなものではありません。我社の経営陣が考えに考え抜いて出した戦略が、「上手く泳げ」？・・・・・・・・・英語で言うと、「swim well！」ってとこでしょうか。いやぁ、びっくりしました。きっと考え過ぎて頭が変になってしまったんでしょう。そう思いたい…でないと本当に泳いじゃうよ、営業所で！こんな指示しか出ないもんだから、現場はもうパニック。言った者勝ち、獲った者勝ち。行き当たりばったりで、戦略も何もあったもんじゃない。組織としての方向性、目標がはっきりしていて、皆が一丸となってそこに向かっていけるかどうかが、「強い会社」として生き残れるかどうかのポイントになると思います。それがない組織は、単なる「人間の集まり」、で終わってしまうのではないでしょうか。こんな作戦じゃ、無駄に体力減らして自滅しそうで不安です。

  2005年09月20日

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• 人を動かす

  某カーネギーさんの本の題名、パクリました（汗）本日は久しぶりに「プチッ」と来て、工場の人間に気合を入れてやりました。以前から要求してきた依頼事項に対し、期限は守れない、的が外れている、すぐ言い訳するetc。全く情けない…組織には色々な人間がいますから、チームとして一緒に仕事をしたり、要望通りに仕事をこなしてもらうのは本当に大変ですよね。いつも怒っていれば良いわけでもなく、また媚びるわけでもなく。相手が誰であれ、いつまでに何をしなけらばならないのか、を明確に伝えなければいけません。仕事ですからね。どうすれば快く依頼事項を引き受けて、自分の望む通りのアウトプットを引き出すことが出来るのか？そんな魔法は存在しませんけど、自分はある言葉を常に意識するように心掛けています。「物腰は柔らかく、意思は強固に」もう何回読んだかわからない、チェスターフィールド氏の「我が息子よ、君はどう生きるか」という本に書かれていた言葉です。（これもパクリかい！？）ストレートに要求だけ伝えては角が立ちますから、例えば労いの言葉、感謝の言葉で、「こうして欲しい」という要求をオブラートでくるんでしまう。簡単に言うと、こういう事でしょうか。それでも駄目なら、気合を一発、しかないのかなぁ…下手に、但し媚びずに、強固な意志を持ち相手を動かす。こんな交渉、説得が出来るプロになりたいですね。

  2005年09月15日

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• ホウレンソウ

  ポパイじゃないです、はい。ホウレンソウ、どれ位前からある言葉なのでしょうか？報告　連絡　相談で「報・連・相」。入社当時は、何気なく上司に「報連相」してましたが、最近このホウレンソウの効果を再認識するようになりました。ホウレンソウするためには、情報を簡潔にまとめ、事実（状態）、それに対し要求されている事項、問題点、対応策等を、明確にする必要があります。ホウレンソウを積み重ねる事で、自然と情報処理、情報加工能力が身につくのではないでしょうか。良い「報・連・相」が出来る人は、良い仕事が出来る人だと言っても過言でないと思います。必ずしも上司に対するホウレンソウではなく、自分自身にホウレンソウしてみても結構おもしろく、能力UPにも役立つのでは？

  2005年09月14日

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• 軸がぶれてます・・・

  今日は「ガイアの夜明け」を興奮しながら観てました。テーマは、製造業における「技術の伝承」。2007年に、いわゆる「団塊の世代」が大量に定年を控えており、各企業が、彼らの持っている「匠の技術」をどう引き継いでいくか、頭を悩ませているようです。例えば日本が世界に誇る造船業。船体のあの微妙な括れは、機械ではなく人間の手で一枚ずつ曲げられているんです！！（マジなんですっ！涙が出そうになりました）所が、高齢化が進み、造船の「命」とも言えるこの技術を持っている技術者の定年も間近。さらに、一番の問題は何と言っても、引き継ぐべき若い人が入ってこない！今回特集されていた造船所では、26歳の若者が孤軍奮闘、「自分が技術を引き継いでいく」と力強く語っており、当面の問題は回避出来たようですが。（この若者の言葉に、2回目の涙腺決壊の危機…）製造業と言うのは、国を根底から支える「国力」の源であるし、日本が持つその卓越した技術は何としても継承する必要があると思います。また一方で、製造業から脱皮し、金融やサービスで今後は新しい日本を作るんだ！という考えもあります。どうも最近、自分の中での物事の「価値判断」が、あっちにふらふら、こっちにふらふらとぶれている様な気がします。まぁ、自分の意見がスパッと出てこないのは、勉強不足だと言う事の裏返しなんでしょうけど…本を読んで、心に栄養を与えないと駄目ですね。

  2005年09月13日

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• 渋谷で働く社長の・・・

  読みました！「渋谷で働く社長の告白」長野からの帰り道、特急「しなの」の中で、2時間で一気に読破です。久しぶりに血がたぎりました。凄いエネルギーです！株価が暴落、会社を売却しようと決意した時の心境などを綴った章では、涙が出てきました。経営って「命懸け」なんですね。まだ読まれていない方、良かったらご一読ください。今後参考にしたいな、と思ったのは、まずは既成事実を作ってしまう事。その後で、その「既成事実」を実現出来るように頑張るという姿勢。心の持ち方にせよ、物的な事にせよ、です。この本の中では、例えばオフィス選びがそうですね。家賃は予算を大きく超えているのに、社長は敢えて大きくて綺麗なオフィスを選択します。まずは働く「環境」に投資する。そうする事で、その「環境」、つまり大きくて綺麗なオフィスに見合うだけの組織が育つと睨んでの事でしょうね。環境にせよ、心の持ち方にせよ、自分で自分の成長を止めないようにしたいですね。

  2005年09月01日

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• 勝ち過ぎず、負けず

  何年かぶりに夏風邪を引いてしまいました…大分回復してきましたが、とにかく喉の痛みがひどくて大変でした。今年の流行でしょうか？夏の終わりから秋にかけてが、一番体を壊しやすいそうです。みなさんも体調管理には気をつけて下さい。さて、本日のタイトル「勝ち過ぎず、負けず」本日は我が社の副社長と得意先を訪問してきました。その際に印象に残った言葉です。我々の業界は、大体3社～4社がお客様に「シェア」を割り当てられ、注文を頂いてます。営業ですから、どうしてもNO１になりたいし、取れるだけの注文を取りたい、取り尽くしたい！と突っ走ってしまいます。でも、高いシェアを頂くためには、やはり相応のコストを提示しなければならない。過度な値下げは会社の体力を疲弊させます。また、シェアを取られた同業ももちろん躍起になって、それ以上に競争力のある値段を提示してくるでしょう。こうなるともう泥試合、どちらかが倒れるまで価格合戦は止まりません。市場価格もへったくれもあったもんじゃないですね。結果として、あまりに高すぎるシェアというのは会社にとって必ずしもプラスであるとは言えないのかと。トータルで考えて、絶対に勝たなければいけない所、落としても問題ない所、そういったポイントをきちんと抑えて物を売る事が出来る能力も、今後身に付けていきたいと思います。

  2005年08月31日

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• 本日も不具合報告

  本日も不具合の解析報告。お客様の工程で、「部品を上手く実装できない」という不具合が頻発しているとの事。現品を解析した所、・部品自体は特性、外観ともに問題なし。要するに、「規格を満たしている商品」である。・お客様の使用条件を確認した所、その不具合が発生しやすい条件（部品にとっては若干不利）で使用されていることが判明。・工程では、パーセンテージオーダーで不具合が発生している。（この業界ではｐｐｍオーダーで問題視されるので、かなりの数字）お客様としては、当然部品側での対策を期待しています。しかし、部品は良品。今回の様なケースの落とし所としては、何とかお客様に使用条件を変更して頂けるように働きかける事です。こういう時の解析報告書は、一番気を遣います。「部品は規格内です。以上」→論外でしょう。「部品は規格内です。使用条件の変更を云々」→部品は悪くない、そちらの使用条件が悪い！と言っているような物で、やはり気分を悪くするでしょう。相手に問題がある時に、いきなりそこを指摘してしまっては、聞いてくれる話にも耳を貸さなくなります。まずは自分たちの問題点を徹底的に解析する。次に、部品として出来るあらゆる対策の可能性を探る。お客様の条件が、多少部品に対して不利である、という事実に関してはその後です。大事なのは、「自分達も解決に向けてあらゆる対応をさせてもらう」という意思を見せる事。結果として、今回は思い描いていたストーリー通りに打ち合わせが進み、「お客様の条件の変更」を受けて頂ける事になりました。また、対応に非常に満足して頂けたようで、不具合報告にも関わらず御礼の言葉を頂くことも出来ました。このお客様は金額規模も小さく、多少の不具合では殆どのメーカーが足を運ばず、また、まともに回答も寄越さないようです。売り上げ金額や効率をあげることも確かに重要ですが、規模の大小に関わらず、お客様に喜ばれる丁寧な営業対応を続けていきたいものです。

  2005年08月24日

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• 第一関門突破

  今日は、7月末に発生した不具合対策の進捗報告。ここで「NG」を食らうと、もう半年から1年は納入再開の目処が立ちません。流石に、もう朝から緊張しっ放し。2005年で最も重要な打ち合わせになりました。1時間半の打ち合わせ後、無事　　　「合格」！お客様の求めていた対策とは違う対策を選択したため、最悪「門前払い」を食らうかと思ってましたが、本当に良かった（´Д｀）お客様の求めていた対策と、自分たちが選択した対策のメリット、デメリットの比較、対策品の検証データの量、懸念される2次不具合の有無確認といった、裏づけデータを抜け目なく準備出来た事が、良い結果につながったようです。対策品のサンプルも受け取ってもらう事が出来、まずは第一関門突破。後は、お客様の実機での評価で問題がなければ、10月以降で納入再開です。問題おきませんように！

  2005年08月23日

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• やりたい事？

  本日は帰宅早々に爆睡してしまったので、またまた得意の「まとめて更新」。久しぶりに、同業の先輩と飲んできました。7月に半導体商社から半導体メーカーへ転職したばかり。いわゆる、「ヘッドハント」されたみたいですね。年収は1.5倍程、いきなり「セールスマネージャー」の肩書きがついててびっくりしました（汗）外資系メーカーって、転職すると年収UP、役職UPが結構当たり前みたいですね（違っていたらすいません）。善し悪しはあるみたいですが、やはり環境を変えた事で新鮮な気持ちで仕事に取り組んでいるようです。転職、最近自分の頭を悩ます言葉です。キャリアアップ、収入アップ（魅、魅力的だ…）、新鮮な環境、自分を成長させるには良いことなのかもしれません。でも、今は肝心の「やりたい事」が何なのか、自分でもイマイチよくわからない。「7年間社会人やってきて何を！？」と怒られそうですが、正直、本当に「これだっ！」とのめり込むような「やりたい事」には出会ってないのです。今の会社も、収入はそこそこ良い方、責任のある仕事も任されていると思います。「じゃー何に不満があるんだ！」と言われると、これまた曖昧ですが、「熱くなれるものがない」という事でしょうか。「じゃぁお前が熱くなれるものはなんだ？」と聞かれると、「わからない・・・・」。まるで禅問答ですね。という訳で、やりたい事（目的）がはっきりしないままでの転職は避けて、自分の内なる声によーく耳を傾ける事から始めようと思います。見つかると良いなぁ、熱くなれる事！！

  2005年08月19日

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• 営業力って（２）

  本日は、営業力に関する続きのお話です。（人に好かれる、の続きではないです。）今日、技術の部長さんと電話で会話をする機会があって、その方が、こんな事を仰ってました。「結局、小難しい理論を並べても良い商品は出来ないし、注文が取れる訳じゃないんだよねぇ」最近、わが社にも多いみたいです。朝から晩までパワーポイントで一生懸命「資料」作って、色使いや配置にばかりこだわる人。やけにマーケティング用語を駆使する人、差異分析に異様にこだわる人、すぐ、「費用対効果」って口にする人！確かに、間違いではないのかもしれません。でも、これらは「ツール」であって「目的」ではない。（メールの項でも書きましたが。）本当に大事なのは、やはりお客に通って、市場動向、需要、今求められているもの、そういった「生の声」を敏感に感じ取り、形にしていく力。肌で感じて、本当にお客様が求めるものを提供出来る力。一言で言うと、何でしょう、感受性？でしょうか。ただあるものを購入してもらうのであれば、自動販売機で十分、人間はいりません。我々は機械ではなく、人に物を買って頂くんです。デジタル全盛の時代ですが、逆に「足繁く通う」というアナログ、営業の基本中の基本をもう一度見つめなおす必要があるかもしれません。

  2005年08月17日

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• 営業力って？

  一般的に、「営業力が高い」というと、皆さん何を思い浮かべるのでしょうか？「注文を取れる」、「コミュニケーション能力が高い」、「情報収集力が高い」、「人に好かれる」などなど。どれも営業マンに必要な素地、能力ですね。しかし、「これだ！」と万人に分かるような、営業力の高さを表す数字って、現実には存在しないんですよね。特に、営業マンにとって必要不可欠な「人に好かれる」なんていう素地、能力？なんて、とてもデジタルに表現出来るものじゃない。「あなたの、人に好かれる能力は53点です」なんて診断結果出たら、へこみますねぇ…好かれなくても注文は取れるかもしれませんが、やっぱり好かれる人の方が、断然注文取れる確立があがりますよね。一体何が決め手になって、人の「好き・嫌い」って決まるのでしょうか。生まれつき？そんな哀しい事はないでしょう。でも、やっぱりありますよね。「この人は何か、感じが良い」とか、「うわ、なんか苦手なタイプだなぁ」など、会った瞬間で、イメージを決めてしまう何かが。自分がイメージする「感じが良い人」、というのは、自分の頭の「引き出し」を開け広げに広げて、一方的に自分の話しばかりをしない人。そっと相手の頭の引き出しを開けられて、相手の土俵で上手く会話を展開出来る人、でしょうか。正直言って、未だに結論には至っておりませんが…今後、つたない経験からではありますが、営業に必要な能力や、スキルアップに関する内容を、シリーズのような形で記していけたらなぁと思います。今回は、記念すべき「第1回」になるのかな？まぁ自分の結論が出てないので、今回のはカウントしません！

  2005年08月12日

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• 会社っていうものは・・・

  うーん、花金ということで、少々飲み過ぎました。やっぱり、夏はビール最高うぃー！さて、気分を入れ替えまして、本日はお仕事のお話。我が社の、4－6月の1Q短信が発表となりました。結果は、見事に赤字です。営業利益、経常利益、当期純利益が全て「赤字」です。営業利益は赤かなぁとイメージしておりましたが、まさか経常まで赤とは・・・だいぶショックが大きいですね。それでも、会社は何事もなかったように回り続けます。潰れるなんて、あり得ない、そんなのはドラマの世界の話だ、と言った具合に。でも、現実はそんなに甘くない！一説では、もってあと2年だなんて噂も・・・周りの人からすれば、「大企業なんだから」、「資本金が一杯あるんだから」と映るかもしれません。でもそれは、人間で言えば「体が大きいんだから」、「栄養採っているんだから」なんて言われているのと一緒です。体が大きかろうが、栄養きちんと採っていようが、人間死ぬ時は皆死ぬのです。企業もしかり。舵取りを任された人間、それを支えるボードメンバー、管理職、担当、それらの人間が判断を誤れば、会社はいとも簡単に潰れます。器はとってももろいんです。よく、「俺なんかが抜けても会社は回るんだー」と言うせりふを耳にします。いやいやとても、一人抜けた程度で、それだけで組織、会社って脆くも崩れるのです。会社ってのは結局、やっぱりそこで働く「人間」で左右されるものだなぁとつくづく思います。会社という器に甘えず、流されず、「自称一流営業マン」として、この危難を乗り越えられるよう戦っていきたいと思います。

  2005年08月05日

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• メールってやつは・・・

  暑かったですねぇ～、いや本当に！車の室外温度表示「36℃」になってましたよ・・・36度って、そりゃ人間の平熱ですからー！そんなうだる猛暑の中、一流営業マンは午前中に肉体労働をこなし、午後はお客様と打ち合わせ。合間に颯爽とメールをさばく。19：00頃会社に戻り、PCを立ち上げると、さばいたはずのメールがまた増殖。また颯爽とめーるをさばく。と、さばいている間にまたメール。今日は「海猿」だから早く帰りたいのに・・・結局会社を出たのは22：00前。「海猿」見れず（涙）最近は、当たり前ですけど何でもかんでもメールでやり取りする世の中になりました。これ、処理するだけでもえらい時間を取られるのに、重要な案件では処理→状況把握→判断までしなきゃならない。結構な労力です。中には、1日数十件～数百件程度のメールが届き、処理しきれずにパンクしている人も多いのではないでしょうか？これって、IT化がもたらした１つの弊害でもあるのかなと思います（弊害って言いすぎだけど）。目的は、メールを打つ事じゃない。あくまでも、一つの情報伝達手段なのです。PCとにらめっこして、メールしてるとそれだけで「仕事した～」という気になってしまいますよね。簡単な内容なら電話で済ます。メールはフォルダを幾つも作成して分類。処理したものは即「デリートっ！」。重要な情報は、もちろんフォルダで保管。「メール打っても埋もれるな」、で日々気をつけております。皆さんはどんな管理をされているのでしょうか？面白い、役に立つ情報がありましたら、是非参考にしたいですね。

  2005年08月02日

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• 日本縦断

  案の定、帰宅が火曜日になってしまいました・・・案外広いんですねぇ、日本って（広いというか長い！）。実家の茨城→群馬県→名古屋の大移動でした。本日は、金曜日に発生したトラブルの解決策を模索すべく、急遽群馬県へ出張してきました。とりあえず、心配していた「何が何でもすぐ納入再開だぁーっ！」っと言う危険な強硬論を抑える事は出来ました。最も頭を悩ませたのは、その先の「解決策」です。・お客様は、現在こちらが提示している対策に加えて、プラスαを　要求している。・そのプラスαの効果は非常に高いが、導入するにはかなりの時間（約半年）、コストがかかり、ビジネスがなりたたない（赤字です）。・プラスαまではいかないが、現行の設備で導入でき、なおかつコストも　ほとんどかからない対策βを検討。但し、プラスαほどの信頼性があるか　どうかは今後の検証が必要。諸刃の剣というのでしょうか。プラスαの対策を講じれば、確かに殆ど100％と言える対策になります。しかし、半年という時間をお客様は待ってくれるのか（多分寝てしまいますよね・・・）、また、費用対効果で考えるとあきらかに赤字です。採算とれません。散々悩みましたが、自称一流営業マンの出した結論は、下記の通りです。【対策βを採用】条件としては、・プラスαがベストだ、と思い込んでいるお客様を納得させるだけの　裏づけデータの取得。・想定される不具合項目を全て洗い出し、穴のない状態へ持っていく。・信頼性確認のために、数千個レベルでの試験投入。などなどです。どちらに転んでも、50％ってところでしょうか。正直不安ですけど、対策βの効果を信じて解決に導きます。話は変わって、打ち合わせ後東京駅に到着。すでに20：00を回ってましたが、大学時代の友人と落ち合って、一杯引っ掛けてきました。IT関連企業で「ばりばり」に活躍しているビジネスマンです。主にお互いの仕事の話、人生論、たまに暴走して「日本国家論」にまで話が発展する時もあります。会う度に、色々と刺激をもらえる良き友人です。こういう尊敬できる友人を持つという事は、本当に幸せな事ですね。明日から（あ、本日か）また、気合入れて出直します！

  2005年08月01日

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