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2008.04.09
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ついに恐れていたことが起きた。

タイ・パンガー県バンムアンにある津波復興住宅街で、お坊さんがバタフライナイフを持つ少年を見かけたのだそうだ。しかも、どうも「カツアゲ」をしていたようなのです。
このお坊さんは、タイには17年住んでいるのですが、このような光景を見たのは初めてだったのだそうです。

大きな災害のあった地域は、大きなお金が入って、すごい勢いで復興していくのですが。
復興への支援が一段落した頃に、経済的な問題が発生することがある。
復興バブルの崩壊で給料が下がったり、職を失ったりするんですよね。

それと、復興って一種のお祭りモードというのがあるのですが。そのお祭りモードが解除されたとたんに、壊れたものや弱いものがあらわになってくる。
さらに、お祭り疲れのようなものがあり。やることをやった後、倒れてしまうとか、心の病になってしまう人がいる。

阪神大震災の時も、震災から3年目あたりに復興バブルがはじけ、工事現場にいるガードマンの手取り給料が半減(場合によっては1/3)したという話を聞いていますし。
家を建て替えたとたんに倒れたり、亡くなった方も身近にもいます。

それだけに、津波から3年たった津波被災地に、似たような事が起こるのでは・・・と思っていたことが、現実になりつつある。

日本で、わたしがツナミクラフトを年間1000万円売ったとしても、この経済的な問題は解決しないのだが。
なんとかできないのか・・・と悪あがきしたい気持ちです。





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最終更新日  2008.04.09 21:58:17
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