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カテゴリ:出産、子育て
Valentine Cameron Prinsep ( 1838-1904) 1.不老不死 人間の寿命は120歳位だと言われている。 1961年に、アメリカの科学者ヘイフリックにより 胎児の細胞を培養した結果、細胞分裂は50回くらいで 停止してしまう事が発見された。 高齢者の細胞を使うと10回位で停止し、細胞は死んでしまう。 この結果、人間の細胞は50回位分裂すると死亡することになる。 これが、「ヘイフリックの限界」と呼ばれる発見である。 この限界点は、生物によって異なる。細胞の限界点が大きい程 長生きをすることになる。 この分裂回数を決定するのは染色体の先端にある「テロメア」 という遺伝子の一部であることがわかった。 細胞分裂を繰り返す度にテロメアは短くなり、 一定以上短くなると染色体の働きがなくなり、細胞は自動的に死んでしまう。 テロメアは、寿命を決める時計となっているのある。 しかし、クロ-ン牛を作り出したとき、 老いた細胞の核を別の卵細胞の中に入れると、老いた核が リセットされ、若返ったのである。 テロメアが2倍以上長くなったのである いずれこの技術が、寿命の延命化に寄与するだろう。 秦の始皇帝の「不老不死」の可能性がでてきたのである。 2.長寿なハエと短命なハエの遺伝子は異なる。 長寿ハエからは、活性酸素を無害化する働きを持った遺伝子があり、 短命ハエには、この遺伝子がない。 活性酸素は、細胞膜や色々な酵素、DNAを破壊する。 このダメ-ジの蓄積が老化を引き起こすとされている。 これが定説である。 ハエの活性酸素を無害化する遺伝子を利用する研究には、 老化をなくす現実性がある。 3.ところで、割礼で切り取られた赤ちゃんの包皮を培養して いるベンチャ-企業の場合、切手1枚分の包皮で、直径8センチの 円盤状の皮膚が、最大で20万枚再生できる技術を有している。 このバイオ皮膚は、生きているから患者本人の皮膚の再生を促す 物質を分泌する。傷の快復が早く、治った後は自然に剥離するので 傷跡も残らないのである。 アメリカ人の赤ちゃん割礼は、多くの人の役に立っている。 「ユダヤ教よ、ありがとう。」多くの人が感謝している。 つづく http://www.blogmura.com/ ブログ村ランキング・ランクin! アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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