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カテゴリ:出産、子育て
El Greco (1541-1614)作 1.心が傷つくと、脳がきずつく。 阪神大震災や地下鉄サリン事件などにより 心が傷つくと、悪夢を見たり、音に敏感になったり、 睡眠がとれなくなったりする。 心的外傷後ストレス障害と呼ばれる病気である。 この患者の脳を調べた結果、学習や記憶、情緒などをつかさどる 脳の海馬と呼ばれる部分の体積が、平均8パ-セントも少なくなっていた。 児童期に虐待を受けた患者の場合は、健康人より 12パ-セントも少ないことがわかったのである。 ストレスを受けると、ホルモンの働きで心拍数や呼吸数があがったり、 筋肉が緊張したりすると海馬周辺にはストレスホルモンが放出される。 放出が長く続くと神経細胞が破壊され、海馬が縮んでしまうのである。 2.日本人の6人から7人に1人は、鬱病を経験すると言われている。 鬱病患者の前頭葉のブドウ糖の取り込み量は、 健康な人の4分の3に低下している。 ブドウ糖は、脳のエネルギ-源と言われているが、 エネルギ-が不足すると、脳の活動も低下する。 前頭葉は感情や運動、記憶などをつかさどる部分である。 鬱病が治ると、前頭葉のブドウ糖取り込み量は、正常に戻る。 日本人は、遺伝的にセロトニンという脳内の神経伝達物質が 白人に比して少ない。セロトニンは、心を高揚させる 神経伝達物質である。セロトニンが少ないと鬱病になりやすいのである。 日本人は遺伝的に、白人に比べるとストレスに弱く、 不安を感じやすい国民性を有しているといえる。 3.感覚を完全に遮断すると神秘体験をすることが可能である。 感覚を完全に遮断する空間に1時間ほどいるだけで、 多くの人が幻覚を見ることが可能になる。 脳が過去の記憶などをもとに、現実感を作ろうとして 幻覚を作り出すからである。 この神秘体験にセロトニンが作用しているらしい。 恍惚感を作り出すのもセロトニンの働きによる。 バッハ、モ-ツアルト、ベ-ト-ベンなどの音楽は、 セロトニンが作り出したのかもしれない。 4.ところで、米国では死んだペットのクロ-ンビジネスが始まっている。 電話1本をかけると細胞を採取するための機材が送られてくる。 依頼者はペットの細胞を採取して業者に送り返すと、 クロ-ンペットが作られる。 1匹10万円から20万円が相場である。 日本でも、間違いなくヒットすると思うが、 貴方ならどうする。 http://www.blogmura.com/ ブログ村ランキング・ランクin! アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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