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カテゴリ:出産、子育て
悔悛するマグダラのマリア Penance of Mary Magdalene El Greco (1541-1614) 1. 男も潜在的には、子育ての本能を持っている。 しかし、男には、赤子が自分の子であるという自信がない。 そのため、どうしても子育てに遠慮がちになってしまう。 但し次の条件の時は、子供の面倒をみる。 A.その未成熟な子を以前から知っている。 B.近くにいる幼児が緊急の助けを求めている・ C.幼児の母親と関係したことがある。 C.が最も重要である。 2.もともと、霊長類のメスの大半は、一定期間の間にできるだけ 多くのオスと性的関係を持つとように進化してきた。 オスは、自分の父性を確認する方法がない。 これが、オスの「子育て本能」に「待った」をかけるのである。 3.他にも理由がある。 赤子は、母親を求めるのであって、父親を求めない。 赤子の泣き声の実験がある。 1つは、赤子が腹を空かして泣いている声 1つは、割礼をして泣き叫んでいる声 母親・父親にこの鳴き声を聞かせて、ホルモンのレベルを測定した。 本物の苦痛に対しては、男・女とも同じくらい敏捷に反応した。 しかし、「あれがほしい」といっているだけで「助けて」と言っていないときは、 母親の反応が大きかったのである。 母親は父親にくらべて、幼児の欲求に敏感である。 だから、段々と赤子は母親を好むようになり、 結果として、男は赤子の世話を、母親に任せてしまう。 しかし、子育てをする本能は男にもある。 「去勢されたオスのにわとりは、上手に卵を抱えるのである。」 4.男は、経済性よりも見栄を重視する。 A.167組のイギリス人カップルの買い物習慣を調べた調査結果 男の73パ-セントの割合で妻とは違うブランドを選び、 妻よりも10パ-セント高い消費財を購入した。 B.インド、ガテマラ、ガ-ナなどの発展途上国の 経済調査でわかったこと。 家庭内の子供の栄養摂取レベルは、父親の収入とは比例しない。 子供の栄養摂取量が増えるのは、女性の収入が増えた時である。 子供が腹を空かせていても、オヤジは、 スナックに寄ってから帰ることが多いのである。 C.米国保険社会福祉省の数字によると、多くの男は養育費の支払よりも 自動車の支払を優先させるのである。 5.女性は、人にたよる方法でストレスに対処する傾向が男性より強い。 父親の場合は、同僚、上司と衝突した日に帰宅すると、いつもより 子供の相手をしなかった。 しかし、女性の場合は、むしろ子供の世話をいつもより多くする。 子供が赤子であれば、乳を飲ませるとオキシトシンが放出され ストレスが解消されるのである。 子育て中の母親は、男性の協力を願っているが、 男は、子育てよりも他の事に熱中してしまう。 結局、最も頼りになる存在は、女の母親ということになる。 先日の報道によると、第2子を作る家庭は、男がよく家事の手伝いをする 家庭だそうだ。 つづく http://ec.blogmura.com/in/011738.html ブログ村ランキング・ランクin! アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 13, 2006 07:52:40 AM
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