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カテゴリ:出産、子育て
Franz von Stuck (German, 1863-1928) 作 1.見知らぬ人への恐怖は、進化の過程で幼児が獲得した性質である。 生後6ヶ月にならないうちは、子供は誰に対しても笑顔を見せる。 しかし、6ヶ月を過ぎると、子供は知らない人間が「視覚的に迫ってくる」 と、動揺して、警戒態勢になる。脈が速くなり、泣き出すこともある。 発達心理学者によると、生後6ヶ月から1年の幼児にとっては、 最も恐怖させるのが知らない人間である。 その相手が背が高かったり、男性であったり、ひげを生やしていると とくに怖がるのである。 この恐怖感は生まれつき備わっている先入観によるものである。 親がどのように説得しても、この恐怖感をとりのぞくことができない。 恐らく、知らない男が、幼児を殺すことが多かった。 このことが、幼児の心を進化させ、 恐怖心を感じさせるようにしたのである。 2. 赤子が太っている本当の理由 水中起源説 アザラシなどの海洋ほ乳類が、皮下脂肪を多く蓄えているのと同じように 人間の祖先は、水中で長時間過ごせるよ進化したとする説 裸の新生児のための断熱材説 サバンナに移動してきた人類は、夜の寒さすから赤ん坊を守るために 断熱材の役目を脂肪が果たしているとする説。 保険証書説 母親の乳がなくなったときこの脂肪による保険が役に立つとする説。 大脳の発達のための脂肪説 人間のみが巨大に脳が発達する。そのためにあらかじめ 脳用の食料が蓄えられているとする説 自己宣伝説 太った新生児は。それだけ生命力が強い。つまり、新生児の脂肪は自己の 生存を助けるだけではなく、自分の命を奪うかもしれない母親に対して 自分が、いかに可愛く、健やかに育つ事を宣伝しているという説。 太っている新生児は、母親に愛らしく感じさせる。 この愛らしさがなければ、母親は、赤子を抱き上げないかもしれない。 兄弟は多い。未熟な赤子を育てるほど母親には、ゆとりがない。 チンパンジ-や他の霊長類ほど、人間の母親は当てにはできないとなると、 人科の胎児は、母親が自分を育てるようにし向けるプレッシャ-にさらされている。 3. 早産の新生児は、全体の6,7パ-セントであるが 虐待を受けた受けた子の20から30パ-セントが 早産の子である。 親に未熟児で生まれた子と月満ちて生まれた子のビデオを見せた結果 未熟児の子の方に生理的興奮を示すが、あまり可愛いと思わないという。 脂肪がいかに大切か、赤子の可愛らしさと関係しているかの 証拠である。自己宣伝説が最も納得できるのだが・・・。 つづく http://ec.blogmura.com/in/011738.html ブログ村ランキング・ランクin! アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 27, 2006 07:10:56 AM
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